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公開番号
2025101039
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023217592
出願日
2023-12-25
発明の名称
車両後部構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
B60R
5/04 20060101AFI20250630BHJP(車両一般)
要約
【課題】バッテリの後方に配置された支持部材が後突により前方へ押し出された場合に支持部材のバッテリへの干渉を避けつつ、デッキボードの上に搭載した荷物により加わる荷重に対する支持部材の剛性を確保する。
【解決手段】車両後部のラゲージルームの床を構成するデッキボード1の下に配置されたバッテリ3と、バッテリ3の後方に配置されて車両幅方向に延びるリアクロスメンバ4と、リアクロスメンバ4の後方に配置されてデッキボード1を支持する支持部材5と、を備え、支持部材5は、複数の縦壁51aと複数の横壁51bが格子状に交差するリブ51を前側に備え、リブ51は、後突により支持部材5がリアクロスメンバ4の後面へ接触する位置まで前方に押し出された場合でもバッテリ3と干渉しないように、バッテリ3の後方に配置されている部分の前端とバッテリ3の後端との間に前後方向の距離が確保されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両後部のラゲージルームの床を構成するデッキボードの下に配置されたバッテリと、
前記バッテリの後方に配置されて車両幅方向に延びるリアクロスメンバと、
前記リアクロスメンバの後方に配置されて前記デッキボードを支持する支持部材と、を備え、
前記支持部材は、上下方向かつ前後方向に延びる複数の縦壁と車両幅方向かつ前後方向に延びる複数の横壁が格子状に交差するリブを前側に備え、
前記リブは、後突により前記支持部材が前記リアクロスメンバの後面へ接触する位置まで前方に押し出された場合でも前記バッテリと干渉しないように、前記バッテリの後方に配置されている部分の前端と前記バッテリの後端との間に前後方向の距離が確保されていることを特徴とする車両後部構造。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両後部構造であって、
前記リブは、前記バッテリの後方に配置されている部分の前端が前記バッテリの後方に配置されていない部分の前端より後方に配置されるように形成されていることを特徴とする車両後部構造。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の車両後部構造であって、
前記支持部材の一部が前記リアクロスメンバの上面に当接することによって、前記支持部材が前記リアクロスメンバに支持されていることを特徴とする車両後部構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両後部のラゲージルームの床を構成するデッキボードの下にバッテリが配置された車両後部構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両後部のラゲージルームの床を構成するデッキボードの下にバッテリが配置された車両後部構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-051885号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両後部のラゲージルームの床を構成するデッキボードの下にバッテリが搭載された車両では、デッキボードの後端部を支持する支持部材をバッテリの後方に配置している。しかし、後突により支持部材が前方へ押し出された場合、支持部材がバッテリへ衝突して、バッテリを移動させたり損傷させたりしてしまう可能性がある。このような支持部材のバッテリへの干渉を避けるためには、支持部材の前後方向の厚さを縮小する必要がある。しかし、支持部材の前後方向の厚さを車両幅方向全域に渡って縮小すると、デッキボードの上に載置した荷物により加わる荷重に対する支持部材の剛性が低下してしまう。
【0005】
そこで、本発明は、バッテリの後方に配置された支持部材が後突により前方へ押し出された場合に支持部材のバッテリへの干渉を避けつつ、デッキボードの上に載置した荷物により加わる荷重に対する支持部材の剛性を確保できる車両後部構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る車両後部構造は、車両後部のラゲージルームの床を構成するデッキボードの下に配置されたバッテリと、前記バッテリの後方に配置されて車両幅方向に延びるリアクロスメンバと、前記リアクロスメンバの後方に配置されて前記デッキボードを支持する支持部材と、を備え、前記支持部材は、上下方向かつ前後方向に延びる複数の縦壁と車両幅方向かつ前後方向に延びる複数の横壁が格子状に交差するリブを前側に備え、前記リブは、後突により前記支持部材が前記リアクロスメンバの後面へ接触する位置まで前方に押し出された場合でも前記バッテリと干渉しないように、前記バッテリの後方に配置されている部分の前端と前記バッテリの後端との間に前後方向の距離が確保されていることを特徴とする。
【0007】
本発明に係る車両後部構造の一態様において、前記リブは、前記バッテリの後方に配置されている部分の前端が前記バッテリの後方に配置されていない部分の前端より後方に配置されるように形成されていてもよい。
【0008】
本発明に係る車両後部構造の一態様において、前記支持部材の一部が前記リアクロスメンバの上面に当接することによって、前記支持部材が前記リアクロスメンバに支持されていてもよい。
【0009】
この態様によれば、デッキボードの上に載置した荷物により加わる荷重に対して支持部材を前方へ倒れ込ませないように支える性能を向上することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、バッテリの後方に配置された支持部材が後突により前方へ押し出された場合に支持部材のバッテリへの干渉を避けつつ、デッキボードの上に載置した荷物により加わる荷重に対する支持部材の剛性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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