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公開番号2025100996
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-04
出願番号2025073349,2024023142
出願日2025-04-25,2024-02-19
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人HRソリューションズ株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 10/1053 20230101AFI20250627BHJP(計算;計数)
要約【課題】採用担当者が不在であっても求職者からの応募に対応可能とし、必要な人材を確保できる。
【解決手段】管理サーバ1のCPU11では、記憶制御部32が、面接調整情報を記憶する制御と、面接シナリオ情報を記憶する制御とを行い、面接シナリオ実施部33が、求職者に対する想定質問の提示を行い、想定質問に対する求職者による回答を取得して面接シナリオを実施し、面接調整決定部34が、面接シナリオ情報及び求職者による回答に基づいて、求人者及び求職者の面接に関する調整を行うか否かを決定し、面接調整情報を用いた面接の調整のための内容を含み又は含まない情報を、求職者及び求人者に対する出力情報として出力する制御を実行して、求職者による回答の内容を含む情報を、求人者に対する出力情報として出力する制御を実行する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
求人者及び求職者の面接の調整のための面接調整情報を記憶する制御を実行する面接調整情報記憶制御手段と、
前記求人者により想定される前記面接のシナリオを、想定質問、当該想定質問に対する想定回答、及び求職者による回答に基づいて出力される出力情報を決定する出力条件を少なくとも含む面接シナリオ情報を記憶する制御を実行する面接シナリオ情報記憶制御手段と、
1以上の前記面接シナリオ情報に基づいて、前記求職者に対する前記想定質問の提示を行い、前記想定質問に対する前記求職者による回答を取得して面接シナリオを実施する面接シナリオ実施手段と、
前記面接シナリオ情報及び前記求職者による前記回答に基づいて、前記求人者及び前記求職者の面接に関する調整を行うか否かの決定をする面接調整決定手段と、
前記面接に関する調整を行うと決定された場合、前記面接調整情報を用いた面接の調整のための内容を含み、
前記面接に関する調整を行わないと決定された場合、前記面接調整情報を用いた面接の調整のための内容を含まない
情報を、前記求職者及び前記求人者に対する前記出力情報として出力する制御を実行し、前記求職者による前記回答の内容を含む情報を、前記求人者に対する前記出力情報として出力する制御を実行する出力制御手段と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記面接シナリオ情報記憶制御手段は、n(nは2以上の整数値)の前記想定質問及び前記想定回答を含む前記面接シナリオ情報を記憶する制御を実行し、
前記面接シナリオ実施手段により、前記想定質問の提示及び前記回答の取得を複数回行い、
前記面接調整決定手段は、前記面接シナリオ実施手段によりi回目(iは、1以上かつn未満の整数値)の前記回答の取得が行われた状態において、更なる面接に関する調整を行わない決定をした場合、前記面接シナリオ実施手段により(i+1)回目の想定質問を提示させるか否かを異ならせる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記出力制御手段は、前記面接シナリオ情報及び前記求職者による前記回答に基づいて、前記求人者及び前記求職者の面接に関する調整を行うか否かの決定を少なくとも含む前記求職者の選考状態に関する情報を、前記求職者に対する前記出力情報として出力する制御を実行する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記面接シナリオ情報記憶制御手段は、複数の前記選考状態の候補を、前記出力条件と紐づけて記憶する制御を実行し、
前記出力制御手段は、前記面接シナリオ情報及び前記求職者による前記回答に基づいて、前記複数の選考状態の候補のうち何れかに該当するかを決定し、前記求職者が該当する選考状態の情報を、前記求職者に対する前記出力情報として出力する制御を実行する、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記求職者の選考状態に応じた前記求人者が当該求職者に対して行うべき対応に関する求人者対応情報を記憶する制御を実行する求人者対応情報記憶制御手段、
をさらに備え、
前記出力制御手段は、更に前記求人者対応情報を含む情報を前記求人者に対する前記出力情報として出力する制御を実行する、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記面接シナリオ実施手段は、1回目からi回目の前記回答の少なくとも一部に基づいて、(i+1)回目に提示させる前記想定質問を異ならせる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記面接シナリオ実施手段により実施された面接シナリオにおける、想定質問、及び当該想定質問に対する求職者からの回答を、面接シナリオ実施情報として記憶する制御を実行する面接シナリオ実施情報記憶制御手段と、
前記面接シナリオ実施情報に基づいて、前記求職者が面接シナリオの途中で回答を中止した想定質問を特定する質問特定手段と、
をさらに備え、
前記出力制御手段は、前記質問特定手段により特定された前記想定質問を、前記求人者に出力する制御を実行する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
対象求職者に対して面接シナリオ実施手段により実施された面接シナリオにおける、想定質問、当該想定質問に対する求職者からの回答、及び決定された選考状態を、当該対象求職者に関連付けて面接シナリオ実施結果情報として記憶する制御を実行する面接シナリオ実施結果情報記憶制御手段と、
記憶された前記面接シナリオ実施結果情報に基づいて想定質問を評価する評価手段と、
前記評価手段による評価に基づいて、新たな想定質問を生成又は想定質問の修正を行う質問生成手段と、
をさらに備える請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項9】
求人おいて不適切とされる条件に関する不適切求人条件情報を記憶する制御を実行する不適切求人条件情報記憶制御手段と、
前記面接シナリオ情報及び前記不適切求人条件情報に基づいて、前記想定質問が前記条件に該当するか否かを判定する質問適否判定手段と、
をさらに備え、
前記出力制御手段は、前記想定質問が前記条件に合致する場合、前記想定質問が不適切とされるものである旨を前記求人者に出力する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記面接シナリオ情報記憶制御手段は、求人者により設定された複数の募集種別、及び複数の前記面接シナリオを夫々紐づけて記憶する制御を実行し、
前記面接シナリオ実施手段は、前記求職者により希望された前記募集種別に基づいて、前記複数の面接シナリオのうちいずれの面接シナリオに基づくかを異ならせる、
請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
公共職業安定所等に設置された情報端末が、求職者の求職条件に基づいて、求人企業が登録した求人条件と一致するか否かを判定し、一致した場合には、面接予約の選択を可能とする画面を表示する技術が知られている(特許文献1)。このような技術では、面接予約が選択されると、自動発信部を介して求人企業の採用担当者へ自動発信され、求職者は電話器を介して求人企業の採用担当者と通話することができる。また、就職希望者に対して質問を提供し、その質問に対する回答結果を分析してランク付けし、特定ランク内にある就職希望者に対して採用通知を行う技術が知られている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-63726号公報
特開2021-357180号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術は、求職者が公共職業安定所等に行く必要があり、自分の都合の良い時間帯で求人企業を検索することができない。また、求人条件と一致した場合でも、求職者と求人企業の採用担当者とが電話により面接日時を調整する必要がある。コンビニエンスストアや飲食店などでは、人手不足の影響もあり、常に求職者からの応募を受け付けている。しかしながら、採用担当者が応募に対応できる時間は限られており、必ずしも求職者のニーズに即したものとなっていない。また、求職者は、複数の求人に応募していることも多く、他社への採用が決まってしまうことも少なくない。また、求職条件を含む求職情報は多様であるため、特許文献2の技術のように共通の質問が提供される場合には、入力項目が増えてしまい、途中で入力をあきらめる求職者も少なくない。
このように、求人企業にとっては、求職者の採用を進めたい一方、応対や面接日程の調整等のコストの負担が大きくなっていた。さらに言えば、求職者にとっては、応募すること自体がハードルとなることもあった。
【0005】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、求人者や求職者にとって採用活動における利便性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様は、求人者及び求職者の面接の調整のための面接調整情報を記憶する制御を実行する面接調整情報記憶制御手段と、前記求人者により想定される前記面接のシナリオを、想定質問、当該想定質問に対する想定回答、及び求職者による回答に基づいて出力される出力情報を決定する出力条件を少なくとも含む面接シナリオ情報を記憶する制御を実行する面接シナリオ情報記憶制御手段と、1以上の前記面接シナリオ情報に基づいて、前記求職者に対する前記想定質問の提示を行い、前記想定質問に対する前記求職者による回答を取得して面接シナリオを実施する面接シナリオ実施手段と、前記面接シナリオ情報及び前記求職者による前記回答に基づいて、前記求人者及び前記求職者の面接に関する調整を行うか否かの決定をする面接調整決定手段と、前記面接に関する調整を行うと決定された場合、前記面接調整情報を用いた面接の調整のための内容を含み、前記面接に関する調整を行わないと決定された場合、前記面接調整情報を用いた面接の調整のための内容を含まない情報を、前記求職者及び前記求人者に対する前記出力情報として出力する制御を実行し、前記求職者による前記回答の内容を含む情報を、前記求人者に対する前記出力情報として出力する制御を実行する出力制御手段と、を備える情報処理装置である。
【0007】
本発明の一態様の上記情報処理システムに対応する情報処理方法、及びプログラムも、本発明の一態様の情報処理システムに対応する情報処理方法、及びプログラムとして提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、求人者や求職者にとって採用活動における利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。
本実施形態に係る管理サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
管理サーバ、求人者端末、及び求職者端末における機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
管理サーバの処理の一例を示すフローチャートである。
図1の情報処理システムが適用されるサービスの概要を示す図である。
求人者が面接シナリオ情報を入力する際に求人者端末に表示される画面の具体例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本実施形態について、図面を用いて説明する。
<情報処理システム>
図1は、本実施形態に係る情報処理システムSの全体構成の一例を示す図である。
情報処理システムSは、管理サーバ1と、求人者端末2と、求職者端末3-1乃至3-m(mは1以上の整数値)とがネットワークNを介して接続されることで構成される。ネットワークNは、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、VPN(Vertual Private Network)等である。なお、求職者端末3-1乃至3-mの各々を個別に説明する必要がない場合、これらをまとめて「求職者端末3」と呼ぶ。
(【0011】以降は省略されています)

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