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公開番号
2025100995
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-04
出願番号
2025072074,2023007918
出願日
2025-04-24,2023-01-23
発明の名称
社会的インパクト提示システム、情報処理装置および情報処理方法
出願人
インパクトサークル株式会社
代理人
個人
主分類
G06Q
40/06 20120101AFI20250627BHJP(計算;計数)
要約
【課題】資金提供者からの資金提供を受けた資金提供対象者が行う事業によって生み出される社会的インパクトを可視化した資金提供者向けのレポートを適切な内容で作成することができるようにする。
【解決手段】資金提供対象者が行う事業によって生み出される社会的インパクトの可視化に資するインパクト関連情報を取得するインパクト関連情報取得部11と、投資家の属性情報である投資家属性を投資家端末10’から取得する投資家属性取得部21と、取得したインパクト関連情報を用いて、投資家属性に応じて特定される内容を含むレポートを作成するレポート作成部15と、作成したレポートを投資家端末10’に提示するレポート提示部16とを備え、投資家属性に応じた内容のレポートを作成することにより、社会的インパクトを可視化した投資家向けのレポートを適切な内容で作成することができるようにする。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
資金提供者からの資金提供を受けた資金提供対象者が行う事業によって生み出される社会的インパクトの可視化に資するインパクト関連情報を取得するインパクト関連情報取得部と、
上記資金提供者の属性情報である資金提供者属性を取得する資金提供者属性取得部と、
入力情報項目およびレイアウトの少なくとも一方があらかじめ規定された複数のレポートフォーマットをそれぞれの識別情報と共に記憶するフォーマット記憶部と、
上記資金提供者属性取得部により取得された上記資金提供者属性に基づいて特定されるレポートフォーマットを上記フォーマット記憶部から取得するフォーマット取得部と、
上記インパクト関連情報取得部により取得された上記インパクト関連情報を用いて、上記資金提供者属性取得部により取得された上記資金提供者属性に応じて上記フォーマット取得部により取得された上記レポートフォーマットで規定される内容を含むレポートを作成するレポート作成部と、
上記レポート作成部により作成されたレポートを上記資金提供者に提示するレポート提示部とを備えた
ことを特徴とする社会的インパクト提示システム。
続きを表示(約 2,400 文字)
【請求項2】
上記資金提供対象者の属性情報である資金提供対象者属性を取得する資金提供対象者属性取得部と、
上記資金提供者属性に対して上記資金提供対象者属性が所定のマッチング条件に合致する資金提供対象者を抽出し、抽出した資金提供対象者を資金提供候補者として上記資金提供者に提示するマッチング部とを更に備え、
上記レポート作成部は、上記インパクト関連情報取得部により取得された上記インパクト関連情報を用いて、上記資金提供候補者の中から上記資金提供者により選択された資金提供対象者により行われた事業によって生み出される社会的インパクトの内容を含むレポートを作成する
ことを特徴とする請求項1に記載の社会的インパクト提示システム。
【請求項3】
上記資金提供者属性および上記資金提供対象者属性はデモグラフィック属性を含み、
上記マッチング部は、上記資金提供者のデモグラフィック属性に対して上記資金提供対象者のデモグラフィック属性が同一または類似するというマッチング条件に合致する資金提供対象者を抽出する
ことを特徴とする請求項2に記載の社会的インパクト提示システム。
【請求項4】
上記資金提供者属性は、上記資金提供者の興味・関心事項を示す情報を含み、
上記資金提供対象者属性は、上記資金提供対象者が行う事業に関する事業属性情報を含み、
上記マッチング部は、上記資金提供者の上記興味・関心事項に対して上記資金提供対象者の上記事業属性情報に含まれる事項が同一または類似するというマッチング条件に合致する資金提供対象者を抽出する
ことを特徴とする請求項2に記載の社会的インパクト提示システム。
【請求項5】
上記資金提供対象者ごとに上記資金提供対象者属性を記録して管理するためのデータベースにおいて、上記資金提供者により選択された資金提供対象者に対して投資実行フラグを付与する情報管理部と、
上記資金提供者属性と複数の上記資金提供対象者属性との各組み合わせを機械学習済みのモデルにそれぞれ入力し、当該モデルから複数の資金提供対象者属性に対応する投資実行確率を取得する投資実行確率取得部とを備え、
上記モデルは、上記資金提供者属性、上記資金提供対象者属性および上記投資実行フラグを学習用データとして用いた機械学習処理により生成されており、
上記マッチング部は、上記投資実行確率取得部により取得された上記複数の投資実行確率のうち上記所定のマッチング条件に合致する投資実行確率に対応する上記資金提供対象者属性を有する資金提供対象者を抽出する
ことを特徴とする請求項2~4の何れか1項に記載の社会的インパクト提示システム。
【請求項6】
上記資金提供者属性は、個人投資家か機関投資家かを識別する情報を含み、
上記フォーマット取得部は、上記資金提供者属性取得部により取得された上記資金提供者属性に基づいて、上記個人投資家が重視するものとして想定される入力情報項目もしくはレイアウトを含むレポートフォーマットまたは上記機関投資家が重視するものとして想定される入力情報項目もしくはレイアウトを含むレポートフォーマットの何れかを上記フォーマット記憶部から取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の社会的インパクト提示システム。
【請求項7】
上記資金提供者属性は、上記個人投資家であることを示す情報を含む場合には上記個人投資家の興味・関心事項を示す情報を更に含み、
上記フォーマット取得部は、上記資金提供者属性取得部により取得された上記資金提供者属性に基づいて、上記個人投資家の興味・関心事項に関する入力情報項目もしくはレイアウトを含むレポートフォーマットを上記フォーマット記憶部から取得する
ことを特徴とする請求項6に記載の社会的インパクト提示システム。
【請求項8】
上記資金提供者属性は、上記個人投資家であることを示す情報を含む場合には上記個人投資家のパーソナリティを示す情報を更に含み、
上記フォーマット取得部は、上記資金提供者属性取得部により取得された上記資金提供者属性に基づいて、上記パーソナリティに応じてあらかじめ規定された入力情報項目もしくはレイアウトを含むレポートフォーマットを上記フォーマット記憶部から取得する
ことを特徴とする請求項6に記載の社会的インパクト提示システム。
【請求項9】
上記資金提供者属性は、上記資金提供者が上記機関投資家であることを示す情報を含む場合には、上記機関投資家が金融機関か投資専業か事業会社かを識別する情報を更に含み、
上記フォーマット取得部は、上記資金提供者属性取得部により取得された上記資金提供者属性に基づいて、上記機関投資家に関するレポートフォーマットを取得する場合、上記金融機関、上記投資専業または上記事業会社の何れかに対してあらかじめ関連付けられたレポートフォーマットを上記フォーマット記憶部から取得する
ことを特徴とする請求項6に記載の社会的インパクト提示システム。
【請求項10】
上記資金提供者属性は、上記資金提供者が上記金融機関であることを示す情報を含む場合には、上記金融機関の顧客層がインパクト投資家か否かを識別する情報を更に含み、
上記フォーマット取得部は、上記資金提供者属性取得部により取得された上記資金提供者属性に基づいて、上記金融機関に関するレポートフォーマットを取得する場合、上記金融機関の顧客層がインパクト投資家であるか否かに応じてあらかじめ関連付けられたレポートフォーマットを上記フォーマット記憶部から取得する
ことを特徴とする請求項9に記載の社会的インパクト提示システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、社会的インパクト提示システム、情報処理装置および情報処理方法に関し、特に、投資家などの資金提供者からの資金を受けた資金提供対象者が行う事業によって生み出される社会的インパクトを可視化するシステムに用いて好適なものである。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
2015年国連サミットにおいて「持続可能な開発のための国際目標(SDGs)」が提唱されて以来、より公益的で長期持続な事業に対する注目が高まっている。また近年では、インパクト投資と呼ばれる投資活動も注目を集めている。インパクト投資とは、経済的リターンを得ることだけでなく、事業や活動を通じて社会的または環境的な成果である社会的インパクトを同時に生み出すことも意図する投資行動である。このような背景の下、投資家による投資に対応して事業の担い手の活動が生み出す社会的インパクトを可視化することによって、社会にとって有益な事業への投資を加速させる仕組みの構築が求められている。
【0003】
これに対し、事業の社会的インパクトを少ない労力で評価して可視化することを目的とした技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載の事業評価装置では、事業理論作成プログラムが事業の種類に応じてデータベースから抽出した情報に基づいて事業理論テンプレートを生成し、ユーザがこの事業理論テンプレートで設定されている指標を用いて事業の結果・成果を入力する。そして、社会的インパクト評価プログラムが当該入力された事業の結果・成果を定量的、定性的な形式に変換することによって事業の社会的インパクトの評価結果を生成する。また、レポート作成プログラムがレポートテンプレートを生成し、ユーザがこのレポートテンプレートを用いて、上記のように生成された事業の社会的インパクトの評価結果を入力して事業に関するインパクトレポートを作成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-77772号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1の記載によれば、当該特許文献1に記載の技術を用いることにより、様々な事業の社会的インパクト評価に要する人的・時間的負担を減らすことが可能であり、また、様々な事業の社会的インパクト評価の標準的な手法と評価基準を提供することが可能とされる。しかしながら、特許文献1には、レポートの受取者(政府や許認可団体)、事業の実施者、事業の受益者、事業の評価者、評価者の支援者(伴走者)などに向けた各種のレポート様式に従ってレポートを作成することは開示されているものの、インパクト投資を行った投資家に向けたレポートを適切に作成することについては開示されていない。
【0006】
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、投資家などの資金提供者からの資金提供を受けた資金提供対象者が行う事業によって生み出される社会的インパクトを可視化した資金提供者向けのレポートを適切な内容で作成することができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した課題を解決するために、本発明では、資金提供者からの資金提供を受けた資金提供対象者が行う事業によって生み出される社会的インパクトの可視化に資するインパクト関連情報を取得するとともに、資金提供者の属性情報である資金提供者属性を取得し、当該取得したインパクト関連情報を用いて、資金提供者属性に応じて特定される内容を含むレポートを作成し、作成したレポートを資金提供者に提示するようにしている。
【発明の効果】
【0008】
上記のように構成した本発明によれば、資金提供者属性に応じた内容のレポートが作成されるので、社会的インパクトを可視化した資金提供者向けのレポートを適切な内容で作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態による社会的インパクト提示システムの全体構成例を示す図である。
第1の実施形態によるインパクト管理サーバの機能構成例を示すブロック図である。
定量的インパクトの予定量の一例を模式的に示す図である。
定量的インパクトの予定量および実績量を累積値として可視化した情報の一例を示す図である。
レポート作成部により作成されるレポートの一例を示す図である。
第1の実施形態によるインパクト管理サーバの動作例を示すフローチャートである。
第2の実施形態による社会的インパクト提示システムの全体構成例を示す図である。
第2の実施形態によるインパクト管理サーバの機能構成例を示すブロック図である。
第2の実施形態によるインパクト管理サーバの動作例を示すフローチャートである。
第3の実施形態による社会的インパクト提示システムの全体構成例を示す図である。
第3の実施形態によるインパクト管理サーバの機能構成例を示すブロック図である。
複数のレポートフォーマットの一例を示す図である。
第3の実施形態によるインパクト管理サーバの動作例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1の実施形態による社会的インパクト提示システムの全体構成例を示す図である。図1に示すように、本実施形態の社会的インパクト提示システムは、投資家端末10、投資対象者端末20A、運用管理者端末20B、組合管理者端末20C、情報収集サーバ30、投資管理サーバ40およびインパクト管理サーバ100を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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