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公開番号
2025100928
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2025073289,2023567975
出願日
2025-04-25,2022-05-04
発明の名称
PET放射性トレーサーを作製するための方法および材料
出願人
セルサイト テクノロジーズ インコーポレイテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C07H
19/16 20060101AFI20250626BHJP(有機化学)
要約
【課題】PET放射性トレーサーを作製するための方法および材料を提供すること。
【解決手段】本開示の実施形態は、陽電子放出断層撮影イメージング用の放射性トレーサーを作製するのに有用な化合物を含む組成物、ならびにこれらの組成物を作製および使用するための方法を提供する。本開示はまた、標識化合物に対する前駆体化合物および/または中間体(例えば、前駆体1または前駆体3)を含むパッケージされた組成物、ならびに標識化合物を作製するための使用説明書および使用方法(例えば、それらの使用に関する書面による使用説明書)を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
明細書中に記載の発明。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願への相互参照
本出願は、米国特許法第120条に基づいて、同時係属中および同一の譲受人に譲渡された、2021年5月7日に出願された、発明の名称「METHODS AND MATERIALS FOR MAKING PET RADIOTRACERS」の米国特許出願第17/314,366号(この出願は参照により本明細書に組み込まれている)の利益を主張する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
背景
本開示は、一般に、陽電子放出断層撮影(PET)を行うための組成物および方法と、より詳細には、PETイメージング技術に有用な
18
FベースのPETトレーサーの開発および使用のための組成物および方法に関する。
18
Fベースのトレーサーの長い物理的半減期(109分)は、現場でのサイクロトロンの必要性なしに臨床研究を可能にするので、非常に望ましい。さらに、現代のPETカメラ技術を用いる場合、放射能濃度の定量的測定は、高度な時間サンプリングおよび良好な統計精度で行うことができる。
【0003】
PETイメージング技術に有用な
18
FベースのPETトレーサーを作製するために設計されたさらなる組成物および方法が当技術分野で必要である。陽電子放出断層撮影法に有用な
18
F標識トレーサーを作製するための新しい効率的な方法および材料の開発は、当業者に、臨床現象の範囲を調べるより大きな機会をもたらす。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
概要
本明細書で開示された発明は、いくつかの実施形態を有する。本発明の実施形態は、例えば、一般式:
JPEG
2025100928000001.jpg
72
79
(式中、PGは保護基を含み、LGは脱離基を含む)を有する化合物を含む物質の組成物を含む。通常、本発明のこのような実施形態では、保護基に結合した窒素原子は、「N(PG)
2
」によって表されるように2個の保護基に結合している。代替的に、この窒素原子は、水素原子および「NHPG」によって表されるように1個の保護基に結合している。本発明の例示的な実施形態では、組成物は、前駆体1または前駆体3:
JPEG
2025100928000002.jpg
117
76
(式中、
t
Buは、tert-ブチルオキシカルボニルアルコール保護基を含み、Bocは、tert-ブチルオキシカルボニルアミン保護基を含み、THPは、テトラヒドロピラニルアルコール保護基を含み、EOEは、エトキシエチルアルコール保護基を含み、Tfは、トリフレート脱離基を含む)のうちの少なくとも一方を含む。
【0005】
本発明の組成物は、いくつかの配合物を含んでいてもよい。例えば、本発明の一部の実施形態では、上記の一般式を有する化合物(例えば、前駆体1および/または前駆体3)は、溶媒中に配置されない。本発明の他の実施形態では、化合物は溶媒、例えば、アセトニトリル、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、tert-アミルアルコール(tertamyl alcohol)、テトラヒドロフラン、ジオキサン、およびスルホンのうちの少
なくとも1つを含むものの中に配置される。本発明のある特定の実施形態では、組成物は、化合物から本質的になる。本発明の一部の実施形態では、組成物は、溶媒中に配置された化合物から本質的になる。
【0006】
本発明のある特定の実施形態では、組成物はさらに、
18
F、
131
I、
125
I、
124
I、
123
I、
121
I、
77
Br、および
75
Brからなる群から選択される同位体を含む。本発明の一部の実施形態では、組成物は、アセトニトリルなどの溶媒、および追加の化合物、例えばK
2
CO
3
、Na
2
CO
3
、シュウ酸カリウム、または重炭酸テトラエチルアンモニウムのうちの少なくとも1つを含む。本発明のある特定の実施形態では、組成物は、HCl、HF、HBr、HI、または酢酸のうちの少なくとも1つなどの酸を含む。本発明のある特定の実施形態では、組成物は、
18
F AraG:
JPEG
2025100928000003.jpg
65
46
を含む。
【0007】
本発明の他の実施形態は、PETプローブ組成物を作製する方法であって、前記方法が、同位体(Ist)を含む化合物と一般式:
JPEG
2025100928000004.jpg
73
83
を有する化合物とを反応させることを含み、前記反応は、PGおよびLG部分を除去し、同位体を化合物に結合させ、それによってPETプローブ組成物が作製される、方法を含む。通常、化合物は、前駆体1または前駆体3であり、この反応で作製されたPETプローブは、
18
F AraG:
JPEG
2025100928000005.jpg
51
41
を含む。
【0008】
本発明の他の目的、特徴および利点は、以下の詳細な説明から当業者に明らかになるであろう。しかしながら、詳細な説明および具体例は、本発明の一部の実施形態を示しているが、例示的なものであり、限定的なものではないことは理解されたい。本発明の範囲内の多くの変更および修正を、その趣旨から逸脱することなく行うことができ、本発明はこのような修正を全て含む。
【0009】
本開示のさらなる態様は、添付図を併せて考慮すると、後述の、その種々の実施形態の詳細な説明を検討することにより、より容易に理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1A~1Cは、本発明の前駆体化合物を調製するための例示的な方法の概略図を示す。図1Aは、化合物6を調製するための例示的な手順を示す概略図を提供し、これは前駆体1および前駆体3の両方を作製するための共通の出発点/化合物である。図1Bは、化合物6から前駆体1を作製するための例示的な手順を示す概略図を提供する。図1Cは、化合物6から前駆体3を作製するための例示的な手順を示す概略図を提供する。
同上。
同上。
(【0011】以降は省略されています)
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