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10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025100845
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2025071070,2021005789
出願日2025-04-23,2021-01-18
発明の名称画像処理装置及びプログラム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類A61B 6/00 20240101AFI20250626BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】疾患の重症度や進行具合などを医師が容易にかつ客観的に把握できるようにする。
【解決手段】画像処理装置3の制御部31によれば、被写体に対して放射線の動態撮影を行うことにより得られた複数のフレーム画像からなる動態画像を取得し、動態画像における計測対象が指定されると、動態画像の複数のフレーム画像のうち少なくとも二以上のフレーム画像における計測対象の形状に関する情報を計測し、計測した二以上の計測対象の形状に関する情報を表示部34に表示する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
被写体に対して放射線の動態撮影を行うことにより得られた複数のフレーム画像からなる動態画像を取得する取得部と、
前記複数のフレーム画像のうち少なくとも二以上のフレーム画像における計測対象の形状に関する情報を計測する計測部と、
前記計測部により計測された結果を出力する出力部と、
を備える画像処理装置。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記出力部は、前記計測対象の形状に関する情報の時間変化を出力する請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記出力部は、前記計測対象の形状に関する情報を前記被写体の動作角度に対応付けて出力する請求項1又は2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記計測対象は、骨又は関節である請求項1~3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記計測対象の形状に関する情報は、当該形状を表す長さ、面積、角度の少なくともいずれかを含む請求項1~4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記計測対象の形状に関する情報は、前記複数のフレーム画像の第一のフレーム画像における前記計測対象の形状に関する情報と、第二のフレーム画像における前記計測対象の形状に関する情報の差分の情報を含む請求項1~5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記計測対象の形状に関する情報に基づいて、前記計測対象に異常があるか否かを判断する判断部と、
前記判断部により異常があると判断された場合に、その旨を通知する通知部を備える請求項1~6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記判断部は、さらに、前記異常が生じた時間又は前記異常が生じたときの前記被写体の動作角度を特定し、
前記通知部は、さらに、前記異常が生じた時間又は前記異常が生じたときの前記被写体の動作角度を通知する請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記計測対象は、椎骨であり、
前記計測対象の形状に関する情報は、前記椎骨における椎体の前縁と後縁の長さ、前記椎体の面積、前記椎体の上辺と下辺がなす角度、の少なくともいずれかを含む請求項1~8のいずれか一項に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記動態画像は、前記被写体を後屈位から前屈位に変化させながら前記被写体を動態撮影した画像であり、
前記出力部は、さらに、前記被写体の前屈位と後屈位における前記計測対象の形状に関する情報の比率を出力する請求項9に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
骨や関節などの診断を行う際、現状では徒手検査、放射線静止画撮影(単純X線撮影、ストレスX線撮影)を用いることがほとんどである。しかしながら、徒手検査は、評価者の主観的な判断に依存する為、評価の再現性が乏しい。また、放射線静止画撮影では、骨や関節の実際のずれのタイミングやずれ速度などがわからない為、痛みの原因分析や重症度の把握が困難である。
【0003】
また、大病院などでは、透視装置を用いて、荷重撮影(関節に荷重をかけた状態(例えば、階段を上り下りする動きなど)の撮影)を行い、その時の膝関節の動きを目視観察するケースもある。しかし、定量的に解析が行われているわけではなく、客観性に乏しい。また、透視装置の予約が取りづらいことや、医師の立ち合いが必要で手軽に撮影を実施できないこと、透視装置ではポジショニングがしづらく立位での撮影に時間を要するなどの理由から、実運用に適していないという問題もある。
【0004】
また、例えば、特許文献1には、下肢透視画像から膝関節の大腿骨及び脛骨の骨軸を自動抽出し、大腿脛骨外側角(FTA)を自動算出する手法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5397873号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1においては、下肢透視画像から大腿脛骨外側角(FTA)を自動算出する手法が記載されているのみである。
ところで、例えば、骨の圧迫骨折などの疾患の重症度や進行具合などを見たいという要望がある。しかしながら、医師が容易にかつ客観的に把握する手法が提案されていない。
【0007】
本発明の課題は、疾患の重症度や進行具合などを医師が容易にかつ客観的に把握できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係る画像処理装置は、
被写体に対して放射線の動態撮影を行うことにより得られた複数のフレーム画像からなる動態画像を取得する取得部と、
前記複数のフレーム画像のうち少なくとも二以上のフレーム画像における計測対象の形状に関する情報を計測する計測部と、
前記計測部により計測された結果を出力する出力部と、
を備える。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記出力部は、前記計測対象の形状に関する情報の時間変化を出力する。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記出力部は、前記計測対象の形状に関する情報を前記被写体の動作角度に対応付けて出力する。
(【0011】以降は省略されています)

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