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公開番号
2025100308
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2024111855
出願日
2024-07-11
発明の名称
クロスドメインテスト用のテストベンチを管理するためのシステムおよび方法
出願人
ウーブン・バイ・トヨタ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
11/36 20060101AFI20250626BHJP(計算;計数)
要約
【課題】組み込みシステムのソフトウェアをテストするクロスドメインテスト用のテストベンチのプロビジョニングおよび/または利用を容易にするためのシステム、方法、およびデバイスを提供する。
【解決手段】実施形態によれば、方法は、少なくとも1つのプロセッサによって実装され得、ソフトウェアに関連付けられたテストベンチ設定を取得することと、テストベンチ設定に関連付けられた複数のテストアーティファクトの情報を取得することと、複数のテストアーティファクトに基づいて、クロスドメインテストに関連付けられたテストベンチを生成することと、を含み得、組み込みシステムのソフトウェアが、車載電子制御ユニット(ECU)を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
システムの少なくとも1つのプロセッサによって実装される、組み込みシステムのソフトウェアをテストするクロスドメインテスト用のテストベンチを管理するための方法であって、
前記ソフトウェアに関連付けられたテストベンチ設定を取得することと、
前記テストベンチ設定に関連付けられた複数のテストアーティファクトの情報を取得することと、
前記複数のテストアーティファクトに基づいて、前記クロスドメインテストに関連付けられたテストベンチを生成することと、
を含み、
前記組み込みシステムの前記ソフトウェアが、車載電子制御ユニット(ECU)を含む、
方法。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記テストベンチ設定を取得することは、
テストベンチを定義する1つまたは複数の入力をユーザから受信することと、
利用可能なテストアーティファクトの情報を含むコンポーネントカタログを取得することと、
1つまたは複数の入力に基づき、前記利用可能なテストアーティファクトの中から、前記ユーザが定義したテストベンチに関連付けられた1つまたは複数のテストアーティファクトを決定することと、
決定された1つまたは複数のテストアーティファクトに基づいて、テストベンチ設定を構築することと、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記複数のテストアーティファクトは、少なくとも1つのソフトウェアコンポーネント、少なくとも1つのハードウェアコンポーネント、またはそれらの組み合わせを含む、
請求項1又は請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記複数のテストアーティファクトの少なくとも一部は、地理的に異なる場所に導入される、
請求項1又は請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記少なくとも1つのソフトウェアコンポーネントは、少なくとも1つの仮想ECU、少なくとも1つのエミュレートされたECU、または車両関連モデルを含み、
前記少なくとも1つのハードウェアコンポーネントは、少なくとも1つの物理ECUを含む、
請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記テストベンチに基づいて、前記少なくとも1つのソフトウェアコンポーネントを導入することと、
前記テストベンチに基づいて、前記少なくとも1つのハードウェアコンポーネントを確保することと、
前記少なくとも1つのソフトウェアコンポーネントおよび前記少なくとも1つのハードウェアコンポーネントに基づいて、仮想車両モデルを作成することと、
をさらに含む、請求項3に記載の方法。
【請求項7】
前記少なくとも1つのソフトウェアコンポーネントを導入することは、
前記テストベンチに基づいて、前記少なくとも1つのソフトウェアコンポーネントを導入するための少なくとも1つのリソース要件を決定することと、
前記システムに通信可能に結合された複数のノードの中から、前記少なくとも1つのリソース要件を満たす少なくとも1つのノードを決定することと、
決定された少なくとも1つのノードに少なくとも1つのソフトウェアコンポーネントを導入することと、
を含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記少なくとも1つのハードウェアコンポーネントを確保することは、
前記テストベンチに基づいて、少なくとも1つのハードウェアリソース要件を決定することと、
前記システムに通信可能に結合された複数のハードウェアコンポーネントの中から、前記少なくとも1つのハードウェアリソース要件を満たす前記少なくとも1つのハードウェアコンポーネントを決定することと、
前記少なくとも1つのハードウェアコンポーネントを確保することと、
を含む、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記仮想車両モデルを作成することは、
前記テストベンチに基づいて、少なくとも1つのソフトウェアコンポーネントと少なくとも1つのハードウェアコンポーネントとの間の関係を決定することと、
前記決定された関係に基づいて、少なくとも1つのソフトウェアコンポーネントを少なくとも1つのハードウェアコンポーネントに接続することと、
を含む、請求項6に記載の方法。
【請求項10】
前記仮想車両モデルに基づいて、前記クロスドメインテスト用のテストリグを生成することをさらに含む、
請求項6に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の例示的な実施形態と一致するシステムおよび方法は、テストベンチ管理に関し、より詳細には、クロスドメインテスト用の1つまたは複数のテストベンチのプロビジョニング(provisioning)および利用を容易にするためのシステムおよび方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ソフトウェアテストにおけるテストベンチは、コンパイルまたは利用されるときに、所望の条件、環境、または設定においてテストが実行されることを可能にする、一連のツール、手順、機能構成、備品などの情報またはパラメータを指し得る。
【0003】
いくつかの状況では、テストベンチは、とりわけ、ソフトウェアが導入され、テストされる実際の環境をシミュレートする仮想環境を提供するために必要とされるハードウェアリソースおよび/またはソフトウェアリソースなど、様々なテスト要件を提供または定義することができる。
【0004】
ソフトウェアテスト用のテストベンチで使用されるリソースは、ソフトウェアが適切に機能するためにソフトウェアが対話することができるハードウェアコンポーネント上の要件など、ハードウェアリソース上の要件を含むことができる。例えば、車両組み込みシステムにおいては、ハードウェアリソースは、ターゲットECU(例えば、テスト中のECU)が相互動作する1つまたは複数の物理的な電子制御ユニット(ECU)、関連するデータまたは情報がホストされる1つまたは複数のサーバ、および/または同様のものを含むことができる。ハードウェアリソースに加えて、ソフトウェアテスト用のテストベンチは、ソフトウェアリソースに関する要件も含むことができる。例えば、車両組み込みシステムにおいて、ソフトウェアリソースは、ターゲットECUが相互動作する1つまたは複数の仮想化されたまたはエミュレートされたECU、テストを実行するための1つまたは複数のオペレーティングシステム、および/または同様のものを含むことができる。
【0005】
端的に言えば、テストベンチとソフトウェアテストにおけるリソースとの関係は、テストベンチが、テストを実行して様々な条件下でソフトウェアの性能を評価するために必要なリソースを提供または定義することである。ソフトウェアが導入される実際の環境または条件をシミュレートすることによって、テストベンチは、ソフトウェアが実際の本番環境に導入される前に、ソフトウェアのあらゆる問題または欠陥を識別して対処すること、ソフトウェアの設計の健全性の正確さを検証することなどに役立つ。これは、ソフトウェアが信頼性を有し、良好に機能し、要件を満たすことを保証するのに役立つ。
【0006】
この点に関して、テストに必要なリソースは、テストされるソフトウェアの性質および特定のテスト要件に依存する。例えば、テストされるソフトウェアが特定のオペレーティングシステムまたは特定のハードウェア構成を必要とする場合、テストベンチは、ソフトウェアを効果的にテストするために、前記リソースの情報を含むことを要求される。さらに、テストベンチは、単一レベルテスト、複数レベルテストなど、実行される特定のタイプのテストに対応するように設計される必要がある。一例として、ソフトウェア・イン・ザ・ループ(SIL)テスト環境に関連するテストベンチは、ハードウェア・イン・ザ・ループ(HIL)テスト環境に関連するテストベンチとは異なっていてもよい。
【0007】
上記を考慮すると、テストベンチは、効率的かつ効果的なテストを確実にするために、注意深く設定されかつ設計されることが要求される。それにもかかわらず、以下に記載されるように、関連する車両関連ソフトウェアをテストするためのテストベンチのプロビジョニングおよび利用は制限されており、非効率的かつ非効果的である。
【0008】
まず、従来技術において、ソフトウェアコンポーネントのテストが特定のハードウェアコンポーネント(例えば、特定の物理的なECUなど)を含むときは常に、ユーザは、特定のハードウェアコンポーネントが導入されている特定のテスト施設を訪問し、ソフトウェアコンポーネントを前記ハードウェアコンポーネントに結合し、それに応じてテストベンチを設定し、その後にテストを実行することを要求される。したがって、ユーザは、テストベンチにアクセスできるようになる前に、特定のテスト施設に実際に移動する必要があるので、テストベンチにアクセスし、利用することは、時間がかかる。
【0009】
さらに、テスト施設に導入されるハードウェアは限定され、特定のタイプまたはバリアント(variant)に制限されるので、可能な並行テストの数は少なく、現場でのテストベンチの構築または設定は困難であり、特定の派生車種(vehicle variant)のために構築されたテストベンチは、他の派生車種のために利用することができない。
【0010】
例えば、テスト施設のハードウェアリソースは物理的に固定されており、テストが進行中であるときは常に、ブラックボックス方式で導入される(例えば、テスト施設を利用するユーザは、テスト施設内のリソースの(全てではないとしても)大部分を確保することができる)ので、複数のユーザがテスト施設を同時に利用することは、過度に困難(不可能ではないとしても)であり、また、ユーザがテスト施設で同時に複数のてストを実行することは、(不可能ではないとしても)困難である。したがって、ユーザが実行すべき複数のテストを有するとき、および/または複数のユーザがテスト施設を利用したいときは常に、ジョブ衝突の問題が発生する可能性があり、ユーザは交代で行う必要がある(待機リストに予約を入れるなど)。しかしながら、これは、テストを著しく遅らせ、最終的にソフトウェア(例えば、ECUなど)の開発を遅らせることになる。さらに、ユーザ間の配置および調整やテストは、手動で管理されており、これは、非効率であり、ユーザにとって負担となる。
(【0011】以降は省略されています)
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