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公開番号
2025100197
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217395
出願日
2023-12-22
発明の名称
ホイールキャップ
出願人
株式会社東海理化電機製作所
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60B
7/08 20060101AFI20250626BHJP(車両一般)
要約
【課題】車輪の回転や走行風に伴うホイールキャップの不要な変位を抑制する。
【解決手段】ホイールキャップ10は、ホイールキャップ本体14を備えている。また、ホイールキャップ10は、ホイールキャップ本体14からホイール12側へ向けて突出し、ホイール12側に設けられた挿入部24に係合されることでホイール12に係止される第1係合部34を備えている。また、ホイールキャップ10は、ホイールキャップ本体14において第1係合部34が設けられた部位とは異なる部位からホイール12側へ向けて突出し、ホイール12側に設けられた第2スポーク22Bに係合されることでホイールキャップ本体14のホイール12に対する変位を制限する第2係合部36を備えている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
ホイールキャップ本体と、
前記ホイールキャップ本体からホイール側へ向けて突出し、前記ホイール側に設けられた第1被係合部に係合されることで前記ホイールに係止される第1係合部と、
前記ホイールキャップ本体において前記第1係合部が設けられた部位とは異なる部位から前記ホイール側へ向けて突出し、前記ホイール側に設けられた第2被係合部に係合されることで前記第1係合部とは異なる方向への前記ホイールキャップ本体の前記ホイールに対する変位を制限する第2係合部と、
を備えたホイールキャップ。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記第1係合部と前記第1被係合部とが前記ホイールの回転軸方向に係合されることで、前記ホイールキャップ本体が前記ホイール側へ向けて付勢され、
前記第2係合部は、前記第2被係合部に前記ホイールの回転周方向から係合する請求項1に記載のホイールキャップ。
【請求項3】
前記第1係合部は、前記第1被係合部の一部に当接した状態で前記ホイールキャップ本体の前記ホイールとは反対側への変位を制限する主爪部を有しており、
前記第2係合部は、前記ホイールキャップ本体が前記ホイールの回転軸方向に変位した際に前記第2被係合部の一部に当接して前記ホイールキャップ本体の前記ホイールとは反対側への変位を制限する補助爪部を有しており、
前記補助爪部が前記第2被係合部の一部に当接する前に前記主爪部が前記第1被係合部から外れるように、前記第2係合部の形状及び寸法が設定されている請求項1又は請求項2に記載のホイールキャップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ホイールキャップに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、ホイールに取付けられるホイールキャップが開示されている。この文献に記載されたホイールキャップは、ホイールキャップ側に設けられた係合部がホイール側に設けられた取付孔に挿入されることでホイールに取付けられるようになっている。ここで、係合部は、一対の係合脚を備えている。一方の係合脚は、挿入方向に対して第1角度で取付孔の周縁部に当接する第1係合脚となっている。また、他方の係合脚は、挿入方向に対して第1角度より大きい第2角度で取付孔の周縁部に当接して第1係合脚を取付孔の周縁部側へ向けて付勢する第2係合脚となっている。これにより、ホイールに対するホイールキャップのガタつきが抑制されている。
【0003】
ところで、車輪の回転や走行風に伴うホイールキャップのバタつき等の不要な変位を抑制できることが望ましいが、上記文献に記載された構成にはこの点で改善の余地がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-075763号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、車輪の回転や走行風に伴うホイールキャップの不要な変位を抑制することができるホイールキャップを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係るホイールキャップは、ホイールキャップ本体と、前記ホイールキャップ本体からホイール側へ向けて突出し、前記ホイール側に設けられた第1被係合部に係合されることで前記ホイールに係止される第1係合部と、前記ホイールキャップ本体において前記第1係合部が設けられた部位とは異なる部位から前記ホイール側へ向けて突出し、前記ホイール側に設けられた第2被係合部に係合されることで前記第1係合部とは異なる方向への前記ホイールキャップ本体の前記ホイールに対する変位を制限する第2係合部と、を備えている。
【0007】
第2の態様に係るホイールキャップは、第1の態様のホイールキャップにおいて、前記第1係合部と前記第1被係合部とが前記ホイールの回転軸方向に係合されることで、前記ホイールキャップ本体が前記ホイール側へ向けて付勢され、前記第2係合部は、前記第2被係合部に前記ホイールの回転周方向から係合する。
【0008】
第3の態様に係るホイールキャップは、第1の態様又は第2の態様のホイールキャップにおいて、前記第1係合部は、前記第1被係合部の一部に当接した状態で前記ホイールキャップ本体の前記ホイールとは反対側への変位を制限する主爪部を有しており、前記第2係合部は、前記ホイールキャップ本体が前記ホイールの回転軸方向に変位した際に前記第2被係合部の一部に当接して前記ホイールキャップ本体の前記ホイールとは反対側への変位を制限する補助爪部を有しており、前記補助爪部が前記第2被係合部の一部に当接する前に前記主爪部が前記第1被係合部から外れるように、前記第2係合部の形状及び寸法が設定されている。
【発明の効果】
【0009】
第1の態様に係るホイールキャップは、ホイールキャップ本体と、ホイールキャップ本体からホイール側へ向けて突出する第1係合部と、ホイールキャップ本体において第1係合部が設けられた部位とは異なる部位からホイール側へ向けて突出する第2係合部と、を備えている。第1係合部は、ホイール側に設けられた第1被係合部に係合されることでホイールに係止される。また、第2係合部は、ホイール側に設けられた第2被係合部に係合されることで第1係合部とは異なる方向へのホイールキャップ本体のホイールに対する変位を制限する。この構成では、ホイールキャップ本体において第1係合部が設けられた部位とは異なる部位である第2係合部が設けられた部位の不要な変位を抑制することができる。
【0010】
第2の態様に係るホイールキャップでは、第1係合部と第1被係合部とがホイールの回転軸方向に係合されることにより、ホイールキャップ本体をホイール側へ向けて付勢することができる。また、第2係合部が第2被係合部にホイールの回転周方向から係合することで、ホイールキャップ本体において第2係合部が設けられた部位の不要な変位を抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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