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公開番号2025100115
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023217238
出願日2023-12-22
発明の名称空気圧演算装置
出願人株式会社アサヒエンタープライズ,個人,個人,個人
代理人個人,弁理士法人i.PARTNERS特許事務所
主分類G05D 16/10 20060101AFI20250626BHJP(制御;調整)
要約【課題】プッシュプル特性をもつ空気圧出力を発生させる。
【解決手段】供給圧力が入力されてプッシュ圧力を出力するプッシュポート321と、プル圧力を出力するプルポート331と、大気圧が導入される第1大気圧室111及び第2大気圧室112、プッシュポートと第1大気圧室とを連通させる第1分岐ポート322と、プルポートと第2大気圧室とを連通させる第2分岐ポート332と、第1分岐ポートの第1開口を閉塞可能に第1大気圧室内に設けられる第1圧力プレート121と、第2分岐ポート122の第2開口332Fを閉塞可能に第2大気圧室内に設けられ、第1圧力プレートが第1開口を閉塞する方向に移動され、第2開口を開放する方向に移動するよう第1圧力プレートと連結される第2圧力プレートと、第2開口を閉塞させる第2圧力プレートを付勢する付勢部材23と、付勢力に抗するように入力圧力を第1圧力プレートに掛ける圧力室とを備えた。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
入力圧力に比例するプッシュ圧力と、入力圧力に反比例するプル圧力とを出力する空気圧演算装置であって、
供給圧力が入力されるとともに前記プッシュ圧力を出力するエアの流路であるプッシュポートと、
前記供給圧力が入力されるとともに前記プル圧力を出力するエアの流路であるプルポートと、
大気圧が導入される第1大気圧室及び第2大気圧室と、
前記プッシュポートから分岐して該プッシュポートと前記第1大気圧室とを連通させるエアの流路である第1分岐ポートと、
前記プルポートから分岐して該プルポートと前記第2大気圧室とを連通させるエアの流路である第2分岐ポートと、
前記第1分岐ポートの前記第1大気圧室側の第1開口を閉塞可能に前記第1大気圧室内に設けられる第1圧力プレートと、
前記第2分岐ポートの前記第2大気圧室側の第2開口を閉塞可能に前記第2大気圧室内に設けられ、前記第1圧力プレートが前記第1開口を閉塞する方向に移動されると、前記第2開口を開放する方向に移動するように前記第1圧力プレートと連結される第2圧力プレートと、
前記第2開口を閉塞させるように前記第2圧力プレートを付勢する付勢部材と、
前記付勢部材による付勢力に抗するように前記入力圧力を前記第1圧力プレートに掛けるように設けられた圧力室と
を備える空気圧演算装置。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記プッシュポートと前記プルポートには、同一の供給圧力孔から前記供給圧力が入力されることを特徴とする請求項1に記載の空気圧演算装置。
【請求項3】
前記プッシュポートには、第1供給圧力孔から前記供給圧力が入力され、前記プルポートには、第2供給圧力孔から前記供給圧力が入力されることを特徴とする請求項1に記載の空気圧演算装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、入力圧力に比例するプッシュ圧力と、入力圧力に反比例するプル圧力とを出力する技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、2つの電空変換器を用いて、電気入力によるプッシュプル特性をもつ空気圧出力を発生させることが可能であるが、極めて高コストであり、また、完全な反転特性を得るためには煩雑な調整が必要となる。
【0003】
なお、本願発明者による空気圧を用いた技術として、圧力フランジを有するシリンダ本体と、シリンダ本体を収容する収容室を有するボディと、シリンダ本体の後端に取り付けられて収容室に第一圧力室を形成する第一ダイアフラムと、シリンダ本体の前端に取り付けられて収容室に第二圧力室を形成する第二ダイアフラムと、ボディに形成されて第二圧力室に連通し、圧力フランジに臨んでフラッパとして機能する開口部を有するノズルとを備え、第一圧力室と第二圧力室に圧縮空気を供給して、それぞれの内圧が均衡する位置に前記シリンダ本体を移動させる、ことを特徴とするアクチュエータ、が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-35748号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
より低コストでプッシュプル特性をもつ空気圧出力を発生させること、がひとつの課題である。
【0006】
本発明の実施形態は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、より低コストでプッシュプル特性をもつ空気圧出力を発生させる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するため、入力圧力に比例するプッシュ圧力と、入力圧力に反比例するプル圧力とを出力する空気圧演算装置であって、供給圧力が入力されるとともに前記プッシュ圧力を出力するエアの流路であるプッシュポートと、前記供給圧力が入力されるとともに前記プル圧力を出力するエアの流路であるプルポートと、大気圧が導入される第1大気圧室及び第2大気圧室と、前記プッシュポートから分岐して該プッシュポートと前記第1大気圧室とを連通させるエアの流路である第1分岐ポートと、前記プルポートから分岐して該プルポートと前記第2大気圧室とを連通させるエアの流路である第2分岐ポートと、前記第1分岐ポートの前記第1大気圧室側の第1開口を閉塞可能に前記第1大気圧室内に設けられる第1圧力プレートと、前記第2分岐ポートの前記第2大気圧室側の第2開口を閉塞可能に前記第2大気圧室内に設けられ、前記第1圧力プレートが前記第1開口を閉塞する方向に移動されると、前記第2開口を開放する方向に移動するように前記第1圧力プレートと連結される第2圧力プレートと、前記第2開口を閉塞させるように前記第2圧力プレートを付勢する付勢部材と、前記付勢部材による付勢力に抗するように前記入力圧力を前記第1圧力プレートに掛けるように設けられた圧力室とを備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明の実施形態によれば、より低コストでプッシュプル特性をもつ空気圧出力を発生させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る空気圧演算装置の構成を示す平面図である。
実施形態に係る空気圧演算装置の構成を示す正面図である。
図1のA-A線断面図である。
実施形態に係る空気圧演算装置の空気圧回路図である。
プッシュ入力がゼロである空気圧演算装置を示す概略図である。
プッシュ入力がプッシュ出力と同等である空気圧演算装置を示す概略図である。
プッシュ入力が最大である空気圧演算装置を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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