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公開番号
2025100069
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217161
出願日
2023-12-22
発明の名称
炭素材含有スラリーの製造方法、及び深層地盤改良方法
出願人
五洋建設株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
E02D
3/12 20060101AFI20250626BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】炭素材が分離することを防ぐようにして原位置に供給できる炭素材含有スラリーの新たな製造方法。
【解決手段】炭素材含有スラリーの製造方法は、炭素材に水を含浸させる工程と、前記水が含浸した炭素材と、硬化材とを含む、炭素材含有スラリーを得る工程とを含んでいる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
炭素材に水を含浸させる工程と、
前記水が含浸した炭素材と、硬化材とを含む、炭素材含有スラリーを得る工程とを含む、炭素材含有スラリーの製造方法。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記炭素材に水を含浸させる工程の前に、前記炭素材を粉砕し、目開き5mmの篩を通過した前記炭素材の粉体に前記水を含浸させる、請求項1に記載の炭素材含有スラリーの製造方法。
【請求項3】
前記炭素材に水を含浸させる工程の前に、前記炭素材を粉砕し、目開き2mmの篩を通過した前記炭素材の粉体に前記水を含浸させる、請求項1に記載の炭素材含有スラリーの製造方法。
【請求項4】
前記炭素材に水を含浸させる工程を、加圧条件下で行なう、請求項1に記載の炭素材含有スラリーの製造方法。
【請求項5】
前記水を含浸させた前記炭素材の密度は、1.02g/cm
3
~1.30g/cm
3
である、請求項1に記載の炭素材含有スラリーの製造方法。
【請求項6】
前記炭素材に水を含浸させる工程の後に、沈降した炭素材の沈降物を水中から回収し、
前記炭素材含有スラリーを得る工程では、当該沈降物と前記硬化材と水とを混合して、前記炭素材含有スラリーを得る、請求項1に記載の炭素材含有スラリーの製造方法。
【請求項7】
前記炭素材含有スラリーを得る工程では、前記水が含浸した炭素材の分散水と、前記硬化材とを混合して、前記炭素材含有スラリーを得る、請求項1に記載の炭素材含有スラリーの製造方法。
【請求項8】
請求項1~7の何れか1項に記載の炭素材含有スラリーの製造方法を行なうことで製造した前記炭素材含有スラリーをポンプで深層地盤に圧送する工程を含み、
前記深層地盤に前記炭素材含有スラリーを混合することで、前記深層地盤を改良する、深層地盤改良方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、炭素材含有スラリーの製造方法、及び深層地盤改良方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、軟弱土と粒状材とが含まれ、圧密非排水下においてせん断力が作用するもとで、ひずみ硬化の挙動を示す地盤材料と、当該地盤材料を用いた地盤改良方法が記載されている。
【0003】
特許文献2及び特許文献3には、複数本の柱状体の上に補強用網状体を敷設し、前記補強用網状体の上に土砂と固化材に添加材又は添加剤のいずれか一方又は双方を更に加えて混合して固化することにより浅層改良土層を敷設し、前記浅層改良土層の上に道路舗装を構築する、道路の構築工法が記載されており、添加材又は添加剤として籾殻又は発泡ビーズを用いることが記載されている。
【0004】
特許文献4には、セメント系固化材と籾殻等の脱穀廃棄物が混合してある、軽量セメント系固化材が記載されており、特許文献5には、原位置土砂にセメント系固化材を混合してなる地盤改良材において、籾殻等の脱殻廃棄物が混入させることが記載されている。
【0005】
特許文献6には、酸化マグネシウム100重量部に、10~100重量%の酸性固化助剤を混合せしめた土壌中性固化剤と、吸水剤とを併用することで改良土とし、不良地盤又は軟弱地盤に処理対象土に注入する地盤改良工法と、吸水剤として活性炭を用いることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2018-184823号公報
特開2003-239276号公報
特開平10-317307号公報
特開平7-330406号公報
特開平7-180138号公報
特開2002-206090号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
二酸化炭素の排出量ゼロを目指す脱炭素社会に向けた取り組みは盛んであり、建設業界においても二酸化炭素排出量の削減が求められている。地球温暖化に対する脱炭素への取り組みの1つとしてカーボンニュートラルが挙げられる。カーボンニュートラルは、二酸化炭素の排出量と吸収量とを相殺することで、二酸化炭素の排出量の“実質ゼロ”を目指す取り組みである。
【0008】
よって、硬化材スラリーの製造、及び地盤改良方法においても、二酸化炭素の排出量を“実質ゼロ”に近づけるために、二酸化炭素を吸収している材料を使用して固定化することにより、二酸化炭素の吸収量を増やすことができる工程を組み込むことが求められている。
【0009】
しかしながら、上述の特許文献1~5は、炭素材を含有するスラリーの製造、及び深層地盤改良方法について何ら開示していない。
【0010】
また、上述の特許文献6は、炭素材を含有するスラリーを深層地盤に供給するときにおける課題について何ら開示していない。
(【0011】以降は省略されています)
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