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公開番号2025103230
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023220459
出願日2023-12-27
発明の名称支柱設置方法及び仮設治具
出願人しろくま電力株式会社
代理人個人,個人
主分類E02D 27/12 20060101AFI20250702BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】簡易構造物では、設置工事も簡易に行うことができる支柱設置方法及び仮設治具を提供する。
【解決手段】上部構造体を支持する支柱部と地盤とを一体化する基礎部材を設置溝に設置する支柱設置方法であって、基礎部材に対して仮設治具を取り付けて仮基礎部材を組み立てる組立工程と、設置溝に、仮設治具を係合させて、仮基礎部材を仮設置する仮設置工程と、仮設置工程の後、基礎部材が備える杭支持部に対して杭を挿通し地盤に対して打ち込む杭打ち込み工程と、杭打ち込み工程の後、基礎部材から仮設治具を取り外す取外し工程と、取外し工程の後、基礎部材と支柱部とを接続する柱接続工程と、柱接続工程の後、設置溝を埋め戻す埋戻し工程と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
上部構造体を支持する支柱部と地盤とを一体化する基礎部材を設置溝に設置する支柱設置方法であって、
前記基礎部材に対して仮設治具を取り付けて仮基礎部材を組み立てる組立工程と、
前記設置溝に対して、前記仮設治具を係合させて、前記仮基礎部材を仮設置する仮設置工程と、
前記仮設置工程の後、前記基礎部材が備える杭支持部に対して杭を挿通し地盤に対して打ち込む杭打ち込み工程と、
前記杭打ち込み工程の後、前記基礎部材から前記仮設治具を取り外す取外し工程と、
前記基礎部材と前記支柱部とを接続する柱接続工程と、
前記取外し工程の後、前記設置溝を埋め戻す埋戻し工程と、
を備える支柱設置方法。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記仮設置工程と前記杭打ち込み工程との間において、前記基礎部材の姿勢を調整する調整工程を更に備える、
請求項1に記載の支柱設置方法。
【請求項3】
前記仮設治具は、前記基礎部材に取り付けられたとき、縦方向と直交する平面であって、前記基礎部材の姿勢を測定する測定器が取り付けられる設置面を備え、
前記調整工程において、前記設置面に設置された前記測定器を用いて、前記基礎部材の姿勢を調整する
請求項2に記載の支柱設置方法。
【請求項4】
前記基礎部材は、縦方向に延びる複数の縦部材と、前記縦部材を繋ぐ横部材と、を備え、
前記組立工程において、前記仮設治具は、前記縦部材の上端に取り付けられる
請求項1又は2に記載の支柱設置方法。
【請求項5】
前記杭支持部は、前記杭が前記支柱部の立設方向である縦方向に対して傾き、かつ互いに異なる方向に延びるように支持し、
前記杭打ち込み工程において、前記杭支持部に対して杭を挿通し地盤に対して打ち込む
請求項1に記載の支柱設置方法。
【請求項6】
前記埋戻し工程において、地盤改良材を添加した埋戻し土で前記設置溝の埋戻しを行う
請求項1に記載の支柱設置方法。
【請求項7】
請求項1に記載の支柱設置方法で使用する前記仮設治具であって、
前記設置溝に支持される係合部を備える仮設治具。
【請求項8】
前記基礎部材に取り付けられたとき、縦方向と直交する平面であって、前記基礎部材の姿勢を測定する測定器が取り付けられる設置面を備える
請求項7に記載の仮設治具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、簡易構造の建築物等に適用される支柱設置方法及び仮設治具に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1のように、自動車のためのカーポートがある。カーポートは、屋根構造部と、支柱部と、を備えた簡易構造の車庫である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-125252号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
カーポートのような簡易構造物では、設置工事も簡易であることが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための支柱設置方法は、上部構造体を支持する支柱部と地盤とを一体化する基礎部材を設置溝に設置する支柱設置方法であって、前記基礎部材に対して仮設治具を取り付けて仮基礎部材を組み立てる組立工程と、前記設置溝に対して、前記仮設治具を係合させて、前記仮基礎部材を仮設置する仮設置工程と、前記仮設置工程の後、前記基礎部材が備える杭支持部に対して杭を挿通し地盤に対して打ち込む杭打ち込み工程と、前記杭打ち込み工程の後、前記基礎部材から前記仮設治具を取り外す取外し工程と、前記基礎部材と前記支柱部とを接続する柱接続工程と、前記取外し工程の後、前記設置溝を埋め戻す埋戻し工程と、を備える。
【0006】
また、以上のように構成される支柱設置方法で使用する仮設治具であって、設置溝に支持される係合部を備える仮設治具である。このような仮設治具は、前記基礎部材に取り付けられたとき、縦方向と直交する平面であって、前記基礎部材の姿勢を測定する測定器が取り付けられる設置面を備えるように構成してもよい。
【0007】
上記構成によれば、基礎部材を設置溝に設置するにあたって、基礎部材には、仮設治具が取り付けられ、仮設治具を設置溝に仮設置するようにしたので、基礎部材の設置作業が容易なものとなる。
【0008】
上記支柱設置方法において、前記仮設置工程と前記杭打ち込み工程との間には、前記基礎部材の姿勢を調整する調整工程を更に備えるように構成してもよい。上記構成によれば、仮設治具を、杭を打ち込む前に、基礎部材を水平に設置するための傾き調整に利用することができる。すなわち、仮設治具の傾きを調整することで、仮設治具と一体的な基礎部材の傾きを調整することができる。仮設治具は、設置溝の開口付近に仮設されるものであるから、傾き調整作業も容易なものとなる。
【0009】
上記支柱設置方法において、前記仮設治具は、前記基礎部材に取り付けられたとき、縦方向と直交する平面であって、前記基礎部材の姿勢を測定する測定器が取り付けられる設置面を備え、前記調整工程において、前記設置面に設置された前記測定器を用いて、前記基礎部材の姿勢を調整するように構成してもよい。上記構成によれば、仮設治具は、設置面に、水平器、水準器等の測定器を設置して、調整工程を行うことができる。
【0010】
上記支柱設置方法において、前記基礎部材は、縦方向に延びる複数の縦部材と、前記縦部材を繋ぐ横部材と、を備え、前記組立工程において、前記仮設治具は、前記縦部材の上端に取り付けられるように構成してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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