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公開番号
2025099171
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023215614
出願日
2023-12-21
発明の名称
部品製造方法および部品保持構造
出願人
日本フイルコン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C09J
7/38 20180101AFI20250626BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】エッチング処理によって支持シート上に形成された部品を変形を抑えて簡便に剥がす技術を提供する。
【解決手段】部品製造方法は、部品材料シート14に支持シートを貼合するステップと、部品材料シート14にレジスト材を貼合またはレジストを印刷するステップと、部品材料シート14に対してエッチング処理を実行して、部品材料シート14から部品16を支持シートの上に形成するステップと、支持シートよりも粘着力が高い粘着シート12を部品16に貼合して、支持シートおよび粘着シート12の間に部品16を挟むステップと、支持シートを剥がして、粘着シート12に転移された部品16を得るステップと、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
部品材料シートに支持シートを貼合するステップと、
前記部品材料シートにレジスト材を貼合またはレジストを印刷するステップと、
前記部品材料シートに対してエッチング処理を実行して、前記部品材料シートから部品を前記支持シートの上に形成するステップと、
前記支持シートよりも粘着力が高い粘着シートを前記部品に貼合して、前記支持シートおよび前記粘着シートの間に前記部品を挟むステップと、
前記支持シートを剥がして、前記粘着シートに転移された前記部品を得るステップと、を含むことを特徴とする部品製造方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記部品を得るステップの後、前記粘着シートを加熱、紫外線照射、冷却または電圧印加し、前記部品から前記粘着シートを剥がすステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の部品製造方法。
【請求項3】
前記支持シートは、リワーク性を有する粘着層が塗工されたシートまたは離型処理を施されたシートであり、
前記部品材料シートの厚さは、1mm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の部品製造方法。
【請求項4】
前記エッチング処理を実行するステップにおいて、前記部品材料シートから複数の前記部品が前記支持シートに粘着された状態で形成され、
複数の前記部品が、前記粘着シートに貼合された状態で出荷可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の部品製造方法。
【請求項5】
前記エッチング処理を実行するステップにおいて、前記部品材料シートから複数の前記部品が前記支持シートに粘着された状態で形成され、
前記部品を前記粘着シートに転移した後に、前記粘着シートに加熱、紫外線照射、冷却または電圧印加をして前記部品を前記粘着シートから離れさせて出荷可能な状態にするステップをさらに含むことを特徴とする請求項1または2に記載の部品製造方法。
【請求項6】
前記粘着シートに加熱、紫外線照射、冷却または電圧印加をする前の前記粘着シートの粘着力は、前記支持シートの粘着力の2倍以上であることを特徴とする請求項2に記載の部品製造方法。
【請求項7】
支持シートに貼合された部品材料シートからエッチング処理によって形成された部品と、
前記部品に貼合して前記部品を前記支持シートから転移させる粘着シートと、を備え、
前記粘着シートは、加熱、紫外線照射、冷却または電圧印加の処理によって粘着力が低下することを特徴とする部品保持構造。
【請求項8】
前記粘着シートは、加熱、紫外線照射、冷却または電圧印加の処理によって粘着力が5分の1以下に低下することを特徴とする請求項7に記載の部品保持構造。
【請求項9】
前記粘着シートの面直方向に沿った前記部品の断面において、前記粘着シートに接触する第1辺は、前記第1辺の対面に位置して前記支持シートに接触していた第2辺の長さ以下であることを特徴とする請求項7または8に記載の部品保持構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エッチング処理によって部品を製造する方法およびその部品を保持する構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電子部品を酸性またはアルカリ性の薬液を用いてエッチング処理する際に、電子部品を保護するための保護シートとして用いられる熱剥離型粘着シートが開示されている。熱剥離型粘着シートは、第1の粘着剤層と、基材と、第2の粘着剤層とをこの順に備える。第1の粘着剤層は、加熱により膨張または発泡するため、粘着力が低下する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-155919号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
部品材料シートを支持シートに貼合してエッチング処理を実行する場合に、支持シートのエッチング処理に対する耐性を十分にすると、剥離性が低下するおそれがある。
【0005】
本発明の目的は、エッチング処理によって支持シート上に形成された部品を変形を抑えて簡便に剥がす技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の部品製造方法は、部品材料シートに支持シートを貼合するステップと、部品材料シートにレジスト材を貼合またはレジストを印刷するステップと、部品材料シートに対してエッチング処理を実行して、部品材料シートから部品を支持シートの上に形成するステップと、支持シートよりも粘着力が高い粘着シートを部品に貼合して、支持シートおよび粘着シートの間に部品を挟むステップと、支持シートを剥がして、粘着シートに転移された部品を得るステップと、を含む。
【0007】
本発明の別の態様は、部品保持構造である。この部品保持構造は、支持シートに貼合された部品材料シートからエッチング処理によって形成された部品と、部品に貼合して部品を支持シートから転移させる粘着シートと、を備える。粘着シートは、加熱、紫外線照射、冷却または電圧印加の処理によって粘着力が低下する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、エッチング処理によって支持シート上に形成された部品を変形を抑えて簡便に剥がす技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例の部品保持構造の平面図である。
図1に示す部品保持構造の部分拡大図である。
部品保持構造の製造方法について説明する図である。
図4(a)は、部品保持構造の拡大図であり、図4(b)は、図4(a)に示す部品保持構造の線分A-A断面図である。
図5(a)は、実施例の部品保持構造の拡大断面図であり、図5(b)は、第1変形例の部品保持構造の拡大断面図である。
第2変型例の部品保持構造の平面図である。
第3変型例の部品保持構造の平面図である。
第4変型例の部品保持構造の平面図である。
第5変型例の部品保持構造の平面図である。
第6変型例の部品保持構造の平面図である。
第7変型例の部品保持構造の平面図である。
第8変型例の部品保持構造の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は、実施例の部品保持構造10の平面図である。また、図2は、図1に示す部品保持構造10の部分拡大図である。部品保持構造10は、粘着シート12および部品材料シート14によって構成される。部品材料シート14には、エッチング処理によって形成された部品16と、部品16以外の残余物18とが含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
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