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公開番号
2025098553
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023214768
出願日
2023-12-20
発明の名称
電動車両の制御装置
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B60W
10/06 20060101AFI20250625BHJP(車両一般)
要約
【課題】加速時のショックを回避可能な電動車両の制御装置を提供すること。
【解決手段】電動車両の制御装置は、エンジンと、エンジンの動力を変換して得られる電力を蓄える電池と、電池の電力を用いて、駆動輪を走行させる駆動力を供給する駆動モータと、を備える電動車両の制御装置であって駆動要求トルクに基づく駆動要求電力が閾値を上回ったときにエンジンを始動させる始動制御部と、エンジンの非動作時においてエンジンの回転数が下降している場合に、回転数の下降量が所定以上である場合には、閾値を下げる閾値設定部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンと、
前記エンジンの動力を変換して得られる電力を蓄える電池と、
前記電池の電力を用いて、駆動輪を走行させる駆動力を供給する駆動モータと、を備える電動車両の制御装置であって、
駆動要求トルクに基づく駆動要求電力が閾値を上回ったときに前記エンジンを始動させる始動制御部と、
前記エンジンの非動作時において前記エンジンの回転数が下降している場合に、前記回転数の下降量が所定以上である場合には、前記閾値を下げる閾値設定部と、
を備える、
電動車両の制御装置。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
前記閾値の下げ量は、
前記エンジンの回転数の前記下降量が前記所定以上である場合の前記エンジンの出力に相当する、
請求項1に記載の電動車両の制御装置。
【請求項3】
前記エンジンの前記出力は、
前記エンジンの回転数の前記下降量が前記所定以上である場合の前記エンジンの前記回転数と、前記エンジンの固有のイナーシャトルクと、に基づいて算出される、
請求項2に記載の電動車両の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
シリーズ方式のハイブリッドシステムには、例えば、エンジンと、エンジンの動力で発電する発電モータと、走行のための駆動力を発生する駆動モータと、駆動モータなどに供給される電力を蓄える電池と、が含まれる。
【0003】
このようなシステムが搭載されたハイブリッド車両は、EV(Electric Vehicle)走行と、HV(Hybrid Vehicle)走行と、のいずれかによって走行する。EV走行では、発電モータによる発電を行わずに、電池に蓄えられた電力のみによって走行する。また、HV走行では、エンジンの動力によって発電モータにより発電された電力と、電池から供給される電力と、の両方によって走行する。
【0004】
例えばEV走行時にハイブリッド車両が加速され、駆動モータに要求される電力が電池最大放電量を上回ると、エンジンが始動され、HV走行に切り替わる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特願2023-021966号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、エンジンを始動させるときには、発電モータにおいて所定量の電力が必要となる。そのため、駆動モータに要求される電力が電池最大放電量を上回るときにエンジンが始動されると、発電モータに電力が供給された結果、駆動モータに供給される電力が制限されることがある。これによりショックが発生することがある。
【0007】
本発明の目的は、加速時のショックを回避することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記の目的を達成するため、本発明にかかる電動車両の制御装置は、エンジンと、前記エンジンの動力を変換して得られる電力を蓄える電池と、前記電池の電力を用いて、駆動輪を走行させる駆動力を供給する駆動モータと、を備える電動車両の制御装置であって、駆動要求トルクに基づく駆動要求電力が閾値を上回ったときに前記エンジンを始動させる始動制御部と、前記エンジンの非動作時において前記エンジンの回転数が下降している場合に、前記回転数の下降量が所定以上である場合には、前記閾値を下げる閾値設定部と、を備える。
【0009】
このように、エンジンの回転数の下降量が所定以上である場合にエンジンを始動させるための閾値を下げることで、エンジン始動のタイミングを早めることができる。これにより、駆動モータに対する電力の供給が制限されないため、加速時のショックを回避することができる。
【0010】
また、前記閾値の下げ量は、前記エンジンの回転数の前記下降量が前記所定以上である場合の前記エンジンの出力に相当する。また、前記エンジンの前記出力は、前記エンジンの回転数の前記下降量が前記所定以上である場合の前記エンジンの前記回転数と、前記エンジンの固有のイナーシャトルクと、に基づいて算出される。
(【0011】以降は省略されています)
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