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公開番号2025098348
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023214419
出願日2023-12-20
発明の名称運転診断システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類G08G 1/00 20060101AFI20250625BHJP(信号)
要約【課題】更新の頻度が高い情報を扱うサーバの適正化を図る。
【解決手段】運転診断システム1は、車両からの検出値の情報を蓄積するデータベース4と、データベース4からの情報に基づいて運転診断を行う診断部51及び当該運転診断の情報を集計して送信する集計データ送信部52を有する運転診断装置5Aと、第2の診断部である月間レコメンド診断部61及び第2の集計データ送信部である月間レコメンド集計部62並びに月間レコメンド送信部63を有するユーザインタフェース部6Aとを備える。運転診断装置5Aは、診断サーバ5に属する。ユーザインタフェース部6Aは、ユーザインタフェースサーバ6に属すると共に、第2の診断部における一定期間レコメンドに関する診断及び第2の集計データ送信部における一定期間レコメンドに関する情報の集計と送信とを行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の走行、操舵及び制動の少なくとも一つに基づいて変化する物理量又は所定の操作部材が操作されることにより変化する物理量である検出値を用いて演算された運転診断結果を生成する運転診断システムであって、
前記車両からの前記検出値の情報を蓄積するデータベースと、
前記データベースからの情報に基づいて運転診断を行う診断部及び当該運転診断の情報を集計して送信する集計データ送信部を有する運転診断装置と、
第2の診断部及び第2の集計データ送信部を有し、且つ前記運転診断装置からの情報を受けるユーザインタフェース部とを備え、
前記運転診断装置は診断サーバに属しており、
前記ユーザインタフェース部は、ユーザインタフェースサーバに属していると共に、前記第2の診断部における一定期間レコメンドに関する診断及び前記第2の集計データ送信部における前記一定期間レコメンドに関する情報の集計と送信とを行うことを特徴とする運転診断システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は運転診断システムに係る。特に、本発明は、運転診断システムの構成の改良に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両を運転する運転者の運転操作を診断し、その診断結果を当該運転者が所有する携帯端末に通知するようにした運転診断システムが知られている。例えば特許文献1には、車両の運転操作に関する診断結果を生成する診断結果生成部と、前記診断結果を記録し、インターネットを介して接続可能なデータベース部とを備えた運転診断システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-138728号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、本発明の発明者らは、この種の運転診断システムに関し、運転診断の機能及びユーザインタフェースの機能それぞれの更新(プログラムや各種パラメータの更新等)をスピーディに行うことに鑑み、これら機能を物理的に別のサーバによって実現することについて考察を行った。
【0005】
このように各機能を別のサーバによって実現する場合、ユーザの統計データから診断のための閾値やロジックを変更することが好ましい場合がある(マーケティング上の理由で変更することが好ましい場合もある)が、この閾値やロジックの変更(更新)の頻度は、急加速や急減速といったある程度閾値がFixしているものに比べて高いことから、この更新の頻度が高い情報を扱うサーバの選択には改良の余地があった。
【0006】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、更新の頻度が高い情報を扱うサーバの適正化を図ることができる運転診断システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記の目的を達成するための本発明の解決手段は、車両の走行、操舵及び制動の少なくとも一つに基づいて変化する物理量又は所定の操作部材が操作されることにより変化する物理量である検出値を用いて演算された運転診断結果を生成する運転診断システムを前提とする。そして、この運転診断システムは、前記車両からの前記検出値の情報を蓄積するデータベースと、前記データベースからの情報に基づいて運転診断を行う診断部及び当該運転診断の情報を集計して送信する集計データ送信部を有する運転診断装置と、第2の診断部及び第2の集計データ送信部を有し、且つ前記運転診断装置からの情報を受けるユーザインタフェース部とを備え、前記運転診断装置は診断サーバに属しており、前記ユーザインタフェース部は、ユーザインタフェースサーバに属していると共に、前記第2の診断部における一定期間レコメンドに関する診断及び前記第2の集計データ送信部における前記一定期間レコメンドに関する情報の集計と送信とを行うことを特徴とする。
【0008】
この特定事項により、第2の診断部による一定期間レコメンドに関する診断に利用される情報である更新頻度が比較的高い情報の処理をユーザインタフェース部において実施することにより、この情報の処理を運転診断装置において実施させる場合に比べて、システム全体としての更新処理を迅速に行うことが可能になる。
【発明の効果】
【0009】
本発明では、診断部及び集計データ送信部を有する運転診断装置を診断サーバに属させ、ユーザインタフェース部をユーザインタフェースサーバに属させると共に、ユーザインタフェース部の第2の診断部による一定期間レコメンドに関する診断及び第2の集計データ送信部における前記一定期間レコメンドに関する情報の集計と送信とを行うようにしている。これにより、更新処理を迅速に行うことが可能になり、更新の頻度が高い情報を扱うサーバの適正化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る運転診断システム、車両及び携帯端末の概略構成を示す図である。
実施形態に係る情報の送受信動作を説明するためのシーケンス図である。
ユーザインタフェース部における情報処理手順を示すフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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