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10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025098203
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2025053699,2023075237
出願日2025-03-27,2020-12-18
発明の名称画像処理装置、画像処理装置の作動方法、画像処理装置の作動プログラム
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類H04N 5/93 20060101AFI20250624BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ユーザの画像に対して相対的に望ましい画像を優先的に提示する画像処理装置、画像処理装置の作動方法、画像処理装置の作動プログラムを提供する。
【解決手段】方法は、複数のユーザのうちの1人である第1ユーザの第1撮影装置の性能に関する第1性能評価値を取得し、複数のユーザのうちの、第1ユーザとは異なる第2ユーザの第2撮影装置の性能に関する第2性能評価値を取得し、複数のユーザで限定的に共有される共有画像の中から、第1性能評価値以上の第2性能評価値を有する第2撮影装置に対応する第2ユーザの画像を特定し、特定した画像である特定画像の第1ユーザに対する提示優先度を、他の共有画像よりも高く設定する。
【選択図】図25
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも1つのプロセッサを備え、
前記プロセッサは、
複数の撮影装置のうちの1台である第1撮影装置の性能に関する第1性能評価値を取得し、
前記複数の撮影装置のうちの、前記第1撮影装置とは異なる第2撮影装置の性能に関する第2性能評価値を取得し、
前記複数の撮影装置で共有される共有画像の中から、前記第1性能評価値以上の前記第2性能評価値を有する前記第2撮影装置に対応する画像を特定し、
特定した前記画像である特定画像の提示優先度を、他の前記共有画像よりも高く設定する、
画像処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記共有画像は、前記提示優先度に応じて並べ替えて提示される請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、
複数枚の前記共有画像のそれぞれの属性情報に基づいて、前記共有画像を複数の属性グループに分類し、
前記共有画像は、前記属性グループ毎に提示される請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記属性情報は、前記共有画像の被写体、および前記共有画像の撮影日時のうちの少なくともいずれかである請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、
前記特定画像に対応付けられた前記第2撮影装置の撮影条件を提示する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記プロセッサは、
前記第1撮影装置に関する第1装置情報に基づいて前記第1性能評価値を導出し、
前記第2撮影装置に関する第2装置情報に基づいて前記第2性能評価値を導出する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、
前記特定画像に対応付けられた前記第2装置情報を提示する請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記プロセッサは、
前記第2装置情報が前記第1装置情報と一致または類似する前記第2撮影装置に関連付けられた前記特定画像の前記提示優先度を、他の前記特定画像よりも高く設定する請求項6または請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記第1装置情報および前記第2装置情報は、前記第1撮影装置および前記第2撮影装置の性能を表す複数の評価項目を有し、
前記プロセッサは、
複数の前記評価項目のそれぞれについて前記第1撮影装置および前記第2撮影装置の性能を評価して、複数の前記評価項目を総合した前記第1性能評価値および前記第2性能評価値を導出する請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記プロセッサは、
前記共有画像に対応するシーンに応じて、前記評価項目、および前記評価項目に対する評価基準のうちの少なくともいずれかを変更して、前記第1性能評価値および前記第2性能評価値を導出する請求項9に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、画像処理装置、画像処理装置の作動方法、画像処理装置の作動プログラムに関する。
続きを表示(約 3,600 文字)【背景技術】
【0002】
最近、例えば運動会、パーティー、結婚式、発表会、コンサート、スポーツの試合といった、共通するイベントに参加した複数のユーザで構成されるユーザグループ内で、撮影した画像を共有するサービスが行われている。具体的には、各ユーザがネットワーク上の画像配信サーバに画像を送信し、ユーザグループに対してアクセス権限を与えて、送信した画像の閲覧、写真プリント等を許可する、というサービスである。
【0003】
こうした画像共有サービスにおいては、複数のユーザが送信した大量の画像の中から、ユーザが望む画像をユーザの手を煩わさずに提示したい、という要望があった。こうした要望に対して、例えば特開2014-182651号公報には、以下のような技術が記載されている。
【0004】
すなわち、特開2014-182651号公報に記載の技術では、画像を撮影した撮影装置の操作情報に基づいて、イベント内でユーザが重視する期間(以下、重視期間という)を特定している。そして、重視期間において他のユーザが撮影した画像を、お勧め画像として提示している。重視期間には、ユーザがシャッタ操作を高頻度で行っている期間、ユーザがシャッタ操作を高頻度で行っているが、撮影が失敗した等の理由により、画像配信サーバに画像を送信していない期間等が例示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特開2014-182651号公報に記載の技術によれば、ユーザは、他のユーザが撮影した画像のうちで、自分が望むであろうお勧め画像を、手間を掛けることなく得ることができる。しかしながら、ユーザに提示されるお勧め画像の中には、自分の撮影装置で撮影して普段見慣れた画像よりも、画質が見劣りする画像が含まれている可能性があり、必ずしも自分が望む画像だけとは限らなかった。このため、よりユーザの画像に対して相対的に望ましい画像を優先的に提示する技術が模索されていた。
【0006】
本開示の技術は、よりユーザの画像に対して相対的に望ましい画像を優先的に提示することが可能な画像処理装置、画像処理装置の作動方法、画像処理装置の作動プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本開示の画像処理装置は、少なくとも1つのプロセッサを備え、プロセッサは、複数のユーザのうちの1人である第1ユーザの第1撮影装置の性能に関する第1性能評価値を取得し、複数のユーザのうちの、第1ユーザとは異なる第2ユーザの第2撮影装置の性能に関する第2性能評価値を取得し、複数のユーザで限定的に共有される共有画像の中から、第1性能評価値以上の第2性能評価値を有する第2撮影装置に対応する第2ユーザの画像を特定し、特定した画像である特定画像の第1ユーザに対する提示優先度を、他の共有画像よりも高く設定する。
【0008】
本開示の画像処理装置の作動方法は、複数のユーザのうちの1人である第1ユーザの第1撮影装置の性能に関する第1性能評価値を取得する第1取得ステップと、複数のユーザ
のうちの、第1ユーザとは異なる第2ユーザの第2撮影装置の性能に関する第2性能評価値を取得する第2取得ステップと、複数のユーザで限定的に共有される共有画像の中から、第1性能評価値以上の第2性能評価値を有する第2撮影装置に対応する第2ユーザの画像を特定する特定ステップと、特定した画像である特定画像の第1ユーザに対する提示優先度を、他の共有画像よりも高く設定する設定ステップと、をプロセッサが実行する。
【0009】
本開示の画像処理装置の作動プログラムは、複数のユーザのうちの1人である第1ユーザの第1撮影装置の性能に関する第1性能評価値を取得する第1取得部と、複数のユーザのうちの、第1ユーザとは異なる第2ユーザの第2撮影装置の性能に関する第2性能評価値を取得する第2取得部と、複数のユーザで限定的に共有される共有画像の中から、第1性能評価値以上の第2性能評価値を有する第2撮影装置に対応する第2ユーザの画像を特定する特定部と、特定した画像である特定画像の第1ユーザに対する提示優先度を、他の共有画像よりも高く設定する設定部として、プロセッサを機能させる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
画像配信サーバと、画像配信サーバに接続される各種装置とを示す図である。
画像DBの内部を示す図である。
共有フォルダの成り立ちを説明するための図である。
画像ファイルを示す図である。
画像基本情報を示す図である。
撮影条件を示す図である。
本体情報を示す図である。
レンズ情報を示す図である。
画像配信サーバとユーザ端末との間で送受信される情報を示す図である。
画像配信サーバとユーザ端末との間で送受信される情報を示す図である。
画像配信サーバおよびユーザ端末を構成するコンピュータを示すブロック図である。
画像配信サーバのCPUの処理部を示すブロック図である。
分類部により実行される分類処理の説明図である。
評価値導出部により実行される評価値導出処理の説明図である。
特定部により実行される特定処理の説明図である。
設定部により実行される設定処理の説明図である。
図13~図16で示した一連の処理をまとめた図である。
お勧め画像情報の内容を示す図である。
ユーザ端末のCPUの処理部を示すブロック図である。
画像表示画面を示す図である。
お勧め画像表示画面を示す図である。
特定画像と第2装置情報が表示されたお勧め画像表示画面を示す図である。
特定画像と撮影条件が表示されたお勧め画像表示画面を示す図である。
画像配信サーバの処理手順を示すフローチャートである。
画像配信サーバの処理手順を示すフローチャートである。
共有フォルダ内の画像を複数の被写体グループに分類し、被写体グループ毎に画像を提示する態様を示す図である。
図26で示した態様におけるお勧め画像表示画面を示す図である。
共有フォルダ内の画像を複数の時間帯グループに分類し、時間帯グループ毎に画像を提示する態様を示す図である。
図28で示した態様におけるお勧め画像表示画面を示す図である。
第2装置情報が第1装置情報と一致または類似する第2撮影装置に対応する第2ユーザの特定画像の提示優先度を、他の特定画像よりも高く設定する第3実施形態を示す図である。
第4実施形態の本体情報を示す図である。
第4実施形態のレンズ情報を示す図である。
第1本体情報から項目別性能評価値と本体用係数との積の総和を算出する様子を示す図である。
第1レンズ情報から項目別性能評価値とレンズ用係数との積の総和を算出する様子を示す図である。
共有フォルダの画像に対応するシーンに応じて、本体用係数、レンズ用係数を変更する態様を示す図であり、図35Aは、シーンがスポーツであった場合、図35Bは、シーンが暗所であった場合、図35Cは、シーンが風景であった場合をそれぞれ示す。
共有フォルダの画像に対応するシーンに応じて、評価項目を変更する態様を示す図である。
第1ユーザの個人フォルダに格納された画像に対応付けられた第1撮影装置の第1装置情報に基づいて、第1性能評価値を導出する態様を示す図である。
第2ユーザの個人フォルダに格納された画像に対応付けられた第2撮影装置の第2装置情報に基づいて、第2性能評価値を導出する態様を示す図である。
複数種類の第1撮影装置の中から、予め定められた第1選定条件を満たす第1種類の第1撮影装置を選定する態様を示す図である。
複数種類の第2撮影装置の中から、予め定められた第2選定条件を満たす第2種類の第2撮影装置を選定する態様を示す図である。
第6実施形態において画像配信サーバとユーザ端末との間で送受信される情報を示す図である。
第1ユーザの撮影技能に関する第1撮影技能評価値、および第2ユーザの撮影技能に関する第2撮影技能評価値も加味して提示優先度を設定する様子を示す図である。
お勧め画像である旨と提示優先度とを表すマークを、特定画像に付加する例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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