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公開番号
2025095373
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211324
出願日
2023-12-14
発明の名称
工作機械
出願人
ニデックオーケーケー株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
,
個人
主分類
B23B
19/00 20060101AFI20250619BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】ねじ軸の下方にスペースを確保し易い工作機械を提供する
【解決手段】工作機械は、上下方向に延びるコラムと、コラムの下端部よりも上方に離れた位置でコラムに固定される軸受と、軸受により回転可能に支持され、軸受よりも下方に延びるねじ軸と、ねじ軸に螺合するナットと、ねじ軸が挿通される挿通部を有し、前記ナットに固定される主軸ヘッドと、ねじ軸を回転させる駆動力を発生するモータとを備える。ねじ軸は、ナットよりも下方において挿通部とコラムの両方に直接支持されない。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上下方向に延びるコラムと、
前記コラムの下端部よりも上方に離れた位置で前記コラムに固定される軸受と、
前記軸受により回転可能に支持され、前記軸受よりも下方に延びるねじ軸と、
前記ねじ軸に螺合するナットと、
前記ねじ軸が挿通される挿通部を有し、前記ナットに固定される主軸ヘッドと、
前記ねじ軸を回転させる駆動力を発生するモータと、
を備え、
前記ねじ軸は、前記ナットよりも下方において前記挿通部と前記コラムの両方に直接支持されない、工作機械。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記コラムに固定され、前記上下方向に交差する第一方向に前記ねじ軸から離れて位置し、前記上下方向に延びるレールと、
前記主軸ヘッドに固定され、前記レール上を移動可能なブロックと
を更に備える、請求項1に記載の工作機械。
【請求項3】
前記第一方向に互いに離れた2本の前記レールと、
2本の前記レール上を移動可能な複数の前記ブロックと
を更に備える、請求項2に記載の工作機械。
【請求項4】
前記主軸ヘッドは、工具を回転させる主軸を有し、
前記上下方向及び前記第一方向に交差する第二方向において、前記ねじ軸は、前記ブロック又は前記レールよりも前記主軸の近くに位置する、請求項2又は請求項3に記載の工作機械。
【請求項5】
前記主軸ヘッドが前記上下方向において最も上方に位置する状態で、前記ねじ軸の下端部が前記主軸ヘッドの下端部よりも上方にある、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の工作機械。
【請求項6】
前記上下方向において、前記挿通部の下端部は、前記主軸ヘッドの下端部と同じ位置にあるか、前記主軸ヘッドの下端部よりも上方にある、請求項5に記載の工作機械。
【請求項7】
ワークが載置されるテーブルと、
前記テーブルを、前記ねじ軸の下方を含む範囲内で移動させる移動機構と
を更に備える、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の工作機械。
【請求項8】
前記主軸ヘッドは、工具を回転させる主軸を有し、
前記モータは、前記ねじ軸の上方に位置する、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の工作機械。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、工作機械に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
工作機械の例示として、NC工作機械がある。NC工作機械は、加工テーブルと、主軸ヘッドに取り付けられた工具を回転させる主軸モータと、主軸ヘッドをボールねじと、ナットを介して上下(Z方向)移動させるZ軸モータとを有する(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平05-318282号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
NC工作機械では、ボールねじの下端部が下端軸受により回転可能に支持される。下端軸受の存在により、ボールねじ(即ち、ねじ軸)の下方にスペースを確保し難いという問題点がNC工作機械にはあった。
【0005】
本開示の目的は、ねじ軸の下方にスペースを確保し易い工作機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る工作機械は、上下方向に延びるコラムと、前記コラムの下端部よりも上方に離れた位置で前記コラムに固定される軸受と、前記軸受により回転可能に支持され、前記軸受よりも下方に延びるねじ軸と、前記ねじ軸に螺合するナットと、前記ねじ軸が挿通される挿通部を有し、前記ナットに固定される主軸ヘッドと、前記ねじ軸を回転させる駆動力を発生するモータとを備える。前記ねじ軸は、前記ナットよりも下方において前記挿通部と前記コラムの両方に直接支持されない。
【発明の効果】
【0007】
例示的な開示によれば、ねじ軸の下方にスペースを確保し易い。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態に係る工作機械100の要部を示す斜視図である。
図2は、図1に示される線II-IIに沿う工作機械100の縦断面を左方向Y1から見た断面図である。
図3は、図1に示されるコラム1の正面図である。
図4は、図1に示されるスピンドルヘッド5の背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態]
以下、本開示の例示的な実施形態に係る工作機械100について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
[方向の定義]
実施形態では、理解の容易のため、いくつかの図には、互いに交差する第一方向Z、第二方向X及び第三方向Yが適宜記載されている。本明細書では、「交差」という語は、線同士、面同士又は線及び面が互いに直角に交わることと、微差の範囲で非直角に交わることとを含む。微差は、例えば公差及び誤差を含む概念である。
(【0011】以降は省略されています)
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