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公開番号2025095296
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211215
出願日2023-12-14
発明の名称視線検出装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60W 40/08 20120101AFI20250619BHJP(車両一般)
要約【課題】ドライバの視線方向の認識精度を向上させることができる視線検出装置を提供する。
【解決手段】視線検出装置1は、車両2のドライバDの視線を検出する。視線検出装置1は、車両2の前方の無限遠点の検知に使用されるFOEセンサ3と、ドライバDの顔を撮像する顔認識カメラ4と、FOEセンサ3の検出データに基づいて無限遠点を検知する無限遠点検知部11と、無限遠点検知部11により検知された無限遠点に基づいて、ドライバDの視線の検出におけるゼロ点Pの位置を学習するゼロ点学習部12と、顔認識カメラ4の画像データとゼロ点学習部12により学習されたゼロ点Pの位置とに基づいて、ゼロ点Pに対するドライバDの視線方向を認識する視線方向認識部13とを備える。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
車両のドライバの視線を検出する視線検出装置であって、
前記車両の前方の無限遠点の検知に使用されるセンサと、
前記ドライバの顔を撮像する撮像部と、
前記センサの検出データに基づいて前記無限遠点を検知する無限遠点検知部と、
前記無限遠点検知部により検知された前記無限遠点に基づいて、前記ドライバの視線の検出におけるゼロ点の位置を学習するゼロ点学習部と、
前記撮像部の画像データと前記ゼロ点学習部により学習された前記ゼロ点の位置とに基づいて、前記ゼロ点に対する前記ドライバの視線方向を認識する視線方向認識部とを備える視線検出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、視線検出装置に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば特許文献１には、撮像装置により撮像されたドライバの顔画像に基づいて、ドライバの顔向き角度を認識し、車両の車速が所定速度以上であることを含むゼロ点設定条件が成立しているときのドライバの顔向き角度に基づいて、ドライバの顔向き角度のゼロ点を設定し、ゼロ点に対する現在の顔向き角度に基づいて、ドライバの状態を診断するという技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－８７１５０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上記従来技術においては、ドライバの顔向き角度のゼロ点を設定した後、車両の姿勢に変化が生じた場合には、ゼロ点に対するドライバの視線方向がずれて誤認識する可能性がある。
【０００５】
本発明の目的は、ドライバの視線方向の認識精度を向上させることができる視線検出装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一態様は、車両のドライバの視線を検出する視線検出装置であって、車両の前方の無限遠点の検知に使用されるセンサと、ドライバの顔を撮像する撮像部と、センサの検出データに基づいて無限遠点を検知する無限遠点検知部と、無限遠点検知部により検知された無限遠点に基づいて、ドライバの視線の検出におけるゼロ点の位置を学習するゼロ点学習部と、撮像部の画像データとゼロ点学習部により学習されたゼロ点の位置とに基づいて、ゼロ点に対するドライバの視線方向を認識する視線方向認識部とを備える。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、ドライバの視線方向の認識精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の一実施形態に係る視線検出装置を示す概略構成図である。
図１に示されたＥＣＵにより実行される視線検出処理の手順を示すフローチャートである。
車両の姿勢の変化に関わらず、ドライバの視線の検出におけるゼロ点を学習する様子を示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【００１０】
図１は、本発明の一実施形態に係る視線検出装置を示す概略構成図である。図１において、本実施形態の視線検出装置１は、自動車等の車両２（図３参照）に搭載されている。視線検出装置１は、車両２のドライバＤの視線を検出する装置である。
（【００１１】以降は省略されています）

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