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公開番号
2025095038
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023210804
出願日
2023-12-14
発明の名称
日射遮蔽構造
出願人
大和ハウス工業株式会社
代理人
弁理士法人アイミー国際特許事務所
主分類
E06B
9/24 20060101AFI20250619BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】夜間における屋外から室内の透視性を低減することのできる日射遮蔽構造を提供すること。
【解決手段】日射遮蔽構造は、建物の開口部から室内に差し込む日射光を遮蔽する日射遮蔽構造であって、開口部の少なくとも一部を覆うように配置され、内外方向に貫通する複数の貫通孔(2h)が設けられた有孔遮光板(2)を備える。有孔遮光板(2)は、貫通孔の直上に、屋外下方からの照射光を受ける斜め下向きの傾斜面(231)を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の開口部から室内に差し込む日射光を遮蔽する日射遮蔽構造であって、
前記開口部の少なくとも一部を覆うように配置され、内外方向に貫通する複数の貫通孔が設けられた有孔遮光板を備え、
前記有孔遮光板は、前記貫通孔の直上に、屋外下方からの照射光を受ける斜め下向きの傾斜面を有する、日射遮蔽構造。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記有孔遮光板の屋外側に配置され、夜間に前記傾斜面を下方から照射する照明装置をさらに備える、請求項1に記載の日射遮蔽構造。
【請求項3】
前記照明装置は、室内の人の目線高さ範囲にある前記傾斜面を指向する光源を有している、請求項2に記載の日射遮蔽構造。
【請求項4】
前記有孔遮光板は、上下方向に延在する山部および谷部が幅方向に沿って繰り返し設けられた波形状を有し、前記複数の貫通孔が前記山部を貫通して千鳥状に設けられたラス板により構成されている、請求項1~3のいずれかに記載の日射遮蔽構造。
【請求項5】
前記有孔遮光板の屋外面の色は、屋内面の色よりも明色である、請求項1~4のいずれかに記載の日射遮蔽構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、日射遮蔽構造に関し、特に、建物の開口部から室内に差し込む日射光を遮蔽する日射遮蔽構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
開口部(窓)を有する建物(たとえば住宅)の建築計画において、開口部からの屋外の眺望性と日射による眩しさ抑止の両立が望まれることが多い。庇やルーバーなどの日射遮蔽物を組み合わせるのが一般的であるが、この他、有孔遮光板や網状の素材を用いた両立手法が知られている。
【0003】
有孔遮光板は小径の貫通孔を多数有しているが、貫通孔の直径が小さすぎると、屋外の景色を見るための眺望性が損なわれる。一方、眺望性を高めるために貫通孔の直径を大きくし過ぎると、結果的に日射遮蔽効果が損なわれるため望ましくない。このような問題点に対処するために、特開2023-49345号公報(特許文献1)では、貫通孔の大きさが異なる2枚の遮光板を内外方向に対面させた状態で配置した日射遮蔽装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-49345号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般的な有孔遮光板は、図8に拡大して示すように、板厚方向に貫通する複数(多数)の貫通孔2hを有する平坦な薄板により形成されている。一般的な有孔遮光板200の貫通孔2hの径を小さくすると、日射遮蔽効果を向上することができるものの、上述のように、室内からの眺望性が損なわれる。
【0006】
人の視覚効果を利用し、有孔遮光板の屋内面(室内側の面)を暗色とすることで、貫通孔の径を小さくしても日中の眺望性(室内から屋外の透視性)を高めることができることが知られている。しかし、このような有孔遮光板は、屋外からの室内の透視性も上げてしまう。特に、夜間に室内の照明を点灯させると、室内の明るさと有孔遮光板の暗色の屋内面との輝度比により、室内が目立ってしまうという現象が起きる。
【0007】
特許文献1の日射遮蔽装置は、貫通孔の大きさが異なる2枚の遮光板を用いることで、日射遮蔽効果および眺望性の向上を実現しているが、夜間の透視性については考慮されていない。そのため、日射遮蔽効果および眺望性の向上に加え、夜間の透視性を低減できる技術が望まれていた。
【0008】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、夜間における屋外から室内の透視性を低減することのできる日射遮蔽構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この発明のある局面に従う日射遮蔽構造は、建物の開口部から室内に差し込む日射光を遮蔽する日射遮蔽構造であって、開口部の少なくとも一部を覆うように配置され、内外方向に貫通する複数の貫通孔が設けられた有孔遮光板を備え、有孔遮光板は、貫通孔の直上に、屋外下方からの照射光を受ける斜め下向きの傾斜面を有する。
【0010】
好ましくは、日射遮蔽構造は、有孔遮光板の屋外側に配置され、夜間に傾斜面を下方から照射する照明装置をさらに備える。
(【0011】以降は省略されています)
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