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公開番号2025094911
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-25
出願番号2024210578
出願日2024-12-03
発明の名称ローカルディミング表示装置のためのフェールセーフ・アーキテクチャ
出願人シナプティクス インコーポレイテッド
代理人個人,個人,工藤・狩野国際弁理士法人
主分類G09G 3/36 20060101AFI20250618BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【解決手段】表示装置がバックライト装置とローカルディミング回路とを備えている。バックライト装置は、表示パネルを照明するように構成された複数の光源を備えている。ローカルディミング回路は、第1ローカルディミングモードにおいて第1入力画像データに基づいてバックライト装置の複数の光源の輝度レベルを個別に制御するように構成されている。ローカルディミング回路は、更に、複数の光源のうちの少なくとも1つの故障に応じて故障モードに入り、故障モードにおいて、該複数の光源の他の光源を所定の輝度レベルに制御するように構成されている。
【効果】故障した光源に対応するゾーンに位置する画素の輝度レベルが効果的に増加する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
表示パネルを照明するように構成された複数の光源を備えるバックライト装置と、
第1ローカルディミングモードにおいて、第1入力画像データに基づいて前記複数の光源の輝度レベルを個別に制御し、
前記複数の光源のうちの少なくとも1つの故障に応じて故障モードに入り、
前記故障モードにおいて、前記複数の光源のうちの他の光源の輝度レベルを所定の輝度レベルに制御するように構成されたローカルディミング回路と、
を備える
表示装置。
続きを表示(約 2,700 文字)【請求項2】
前記所定の輝度レベルが、前記複数の光源についての許容最大輝度レベルである
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記ローカルディミング回路が、更に、
前記ローカルディミング回路が前記故障モードに入ることに応じて、前記複数の光源のうちの故障した光源に対応するゾーンにある画素についての補償後ガンマカーブを、前記ゾーンの画素の輝度レベルを増加させるように決定し、
前記故障モードにおいて、第2入力画像データに対してガンマ変換を行って前記表示パネルを駆動するために使用される第2出力画像データを生成するように構成され、
前記複数の光源のうちの前記故障した光源に対応する前記ゾーンにある画素の画素データについてのガンマ変換が、補償後ガンマカーブに基づいている
請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記ローカルディミング回路が、更に、
前記複数の光源のうちの故障した光源の数が非零であり、かつ、所定数より少ないことに応じて第2ローカルディミングモードに入り、
前記第2ローカルディミングモードにおいて、
第2入力画像データに基づいて前記各光源についての基礎バックライト値を決定し、
前記各光源についての前記基礎バックライト値が、前記複数の光源のうちの或る故障した光源についての第1基礎バックライト値と、前記複数の光源のうちの前記或る故障した光源に隣接する光源についての第2基礎バックライト値とを含み、
前記第2基礎バックライト値と前記複数の光源のうちの前記故障した光源の配置とに基づいて前記複数の光源のうちの前記隣接する光源についての補償後バックライト値を決定し、
前記補償後バックライト値に基づいて前記複数の光源のうちの前記隣接する光源の輝度レベルを制御するように構成された
請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記補償後バックライト値を決定することが、前記複数の光源のうちの前記隣接する光源の輝度レベルを増大するように前記第2基礎バックライト値を前記第1基礎バックライト値に基づいて修正することを含む、
請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記ローカルディミング回路が、更に、
前記複数の光源のうちの故障した光源の数が非零であり、かつ、所定の閾値よりも少ないことに応じて第2ローカルディミングモードに入り、
前記第2ローカルディミングモードにおいて、
第2入力画像データに基づいて前記複数の光源のうちの、或る故障していない光源に対応する第1ゾーンの第1平均画像レベル(APL)を算出し、
前記第1APLに基づいて前記第1ゾーンにある第1画素の第1ガンマカーブを決定し、
前記第2入力画像データに記述されている前記第1画素の第1階調に対して前記第1ガンマカーブに基づいてガンマ変換を行って前記第1画素を駆動するために使用される第1ガンマ変換後階調を決定し、
前記複数の光源のうちの或る故障した光源に対応する第2ゾーンについて所定の仮想APLを規定し、
前記所定の仮想APLに基づいて前記第2ゾーンにある第2画素について第2ガンマカーブを決定し、
前記第2入力画像データに記述されている前記第2画素の第2階調に、前記第2ガンマカーブに基づいてガンマ変換を行って前記第2画素を駆動するために使用される第2ガンマ変換後階調を決定するように構成された
請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
前記第1APLが小さいほど前記第1ガンマカーブの第1ガンマ値が小さく、
前記所定の仮想APLがゼロである
請求項6に記載の表示装置。
【請求項8】
前記ローカルディミング回路が更に、
前記複数の光源のうちの故障した光源の数が非零であり、かつ、所定数よりも少ないことに応じて第2ローカルディミングモードに入り、
前記第2ローカルディミングモードにおいて、
第2入力画像データに基づいて前記複数の光源のうちの故障していない光源に対応する第1ゾーンの第1APLを算出し、
前記第1APLに基づいて前記第1ゾーンにある第1画素について第1ガンマカーブを決定し、
前記第2入力画像データに記述されている前記第1画素の第1階調に対して前記第1ガンマカーブに基づいてガンマ変換を行って前記第1画素を駆動するために使用される第1ガンマ変換後階調を決定し、
前記第2入力画像データに基づいて前記複数の光源のうちの或る故障した光源に対応する第2ゾーンの第2APLを算出し、
前記第2ゾーンについての修正後APLを、前記修正後APLが前記第2APLよりも小さくなるように前記第2APLを修正することによって決定し、
前記修正後APLに基づいて前記第2ゾーンにある第2画素について第2ガンマカーブを決定し、
前記第2入力画像データに記述されている前記第2画素の第2階調に対して前記第2ガンマカーブに基づいてガンマ変換を行って前記第2画素を駆動するために使用される第2ガンマ変換後階調を決定するように構成された
請求項1に記載の表示装置。
【請求項9】
前記第2ゾーンについての前記修正後APLが、前記第2APLよりも小さく決定され、
前記第1APLが小さいほど前記第1ガンマカーブの第1ガンマ値が小さく、
前記修正後APLが小さいほど前記第2ガンマカーブの第2ガンマ値が小さい
請求項8に記載の表示装置。
【請求項10】
第1ローカルディミングモードにおいて、表示パネルを照明するように構成されたバックライト装置の複数の光源の輝度レベルを第1入力画像データに基づいて個別に制御し、
前記複数の光源のうちの少なくとも1つの故障に応じて故障モードに入り、
前記故障モードにおいて前記複数の光源の他の光源の輝度レベルを所定の輝度レベルに制御するように構成されたローカルディミング回路と、
前記第1入力画像データに基づいて前記表示パネルを駆動するように構成されたドライバ回路と、
を備える
表示ドライバ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、全体として表示装置に関しており、より具体的にはローカルディミング機能を有する表示装置のためのフェールセーフ・アーキテクチャに関している。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
光透過性表示パネル(例えば、光透過性液晶表示(LCD)パネル))を備えるパネル表示装置は、該光透過性表示パネルを照明するバックライト装置を備えることがある。直下型バックライト、フルアレイバックライト等のような最新のバックライト装置は、光源(例えば、発光ダイオード(LED))の2次元(2D)アレイを使用して表示パネルを照明するように構成される場合がある。バックライト装置において2D光源アレイを用いることで、入力画像データに応じて2D光源アレイの各光源を個別に制御することによって高いダイナミックコントラストと低消費電力を実現できるローカルディミング機能を実施できる。
【発明の概要】
【0003】
本概要は、以下で更に説明されている概念の選択を、簡略化した形式で紹介するために提供される。本概要は、必ずしも本開示の主要な特徴又は不可欠な特徴を特定することを意図したものではない。本開示は、下記の様々な態様及び実施形態を含むことがある。
【0004】
例示的な実施形態において、本開示は、バックライトとローカルディミング回路とを備える表示装置を提供する。バックライト装置は、表示パネルを照明するように構成された複数の光源を備えている。ローカルディミング回路は、第1ローカルディミングモードにおいて、第1入力画像データに基づいて複数の光源の輝度レベルを個別に制御するように構成されている。ローカルディミング回路は、更に、複数の光源のうちの少なくとも1つの故障に応じて故障モードに入り、故障モードにおいて、該複数の光源の他の光源を所定の輝度レベルに制御するように構成されている。
【0005】
他の例示的な実施形態において、本開示は、ローカルディミング回路とドライバ回路とを備える表示ドライバを提供する。ローカルディミング回路は、第1ローカルディミングモードにおいて、第1入力画像データに基づいてバックライト装置の複数の光源の輝度レベルを個別に制御するように構成されている。該複数の光源は、表示パネルを照明するように構成されている。ローカルディミング回路は、更に、複数の光源のうちの少なくとも1つの故障に応じて故障モードに入り、故障モードにおいて、該複数の光源の他の光源を所定の輝度レベルに制御するように構成されている。ドライバ回路は、第1入力画像データに基づいて表示パネルを駆動するように構成されている。
【0006】
更に他の例示的な実施形態において、本開示は方法を提供する。該方法は、ローカルディミング回路を第1ローカルディミングモードに設定することを含む。該方法は、更に、第1ローカルディミングモードにあるローカルディミング回路によって、第1入力画像データに基づいてバックライト装置の複数の光源の輝度レベルを個別に制御することを含む。該方法は、更に、該複数の光源のうちの少なくとも1つの故障に応じてローカルディミング回路を故障モードに設定することを含む。該方法は、更に、故障モードにあるローカルディミング回路によって、該複数の光源の他の光源の輝度を所定の輝度レベルに制御することを含む。
【0007】
他の特徴及び態様は、添付の図面を参照して以下においてより詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一以上の実施形態による、表示装置の構成例を図示している。
【0009】
図2は、一以上の実施形態による、バックライト装置の光源の配置例を図示している。
【0010】
図3は、一以上の実施形態による、ローカルディミング回路の構成例を図示している。
(【0011】以降は省略されています)

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