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公開番号2025094772
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-25
出願番号2023210517
出願日2023-12-13
発明の名称管理方法、管理装置、管理システムおよびプログラム
出願人株式会社管総研
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類G06Q 50/06 20240101AFI20250618BHJP(計算;計数)
要約【課題】GIS上で輸送施設に関する情報を管理する方法について、より利便性の高い管理方法が求められる。
【解決手段】管理方法は、地理情報システム上で輸送施設の位置に関するオフセット情報を管理する管理方法であって、オフセット情報は、輸送施設における第1の施設点と、地図データのうち第1の施設点の近傍に位置する第1の地形点と、第1の施設点および第1の地形点を結ぶ第1の線図形と、を含む第1の図形情報と、第1の線図形に対応付けられ、第1の施設点と第1の地形点との間について実際に測定された距離の情報を含む第1の図形属性情報と、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
地理情報システム上で、地下に埋設されている輸送施設の位置に関するオフセット情報を管理する管理方法であって、
前記オフセット情報は、
(i)前記輸送施設における特徴的な部分に対応する第1の施設点と、(ii)前記第1の施設点の位置を特定するために用いられる、前記地理情報システムにおける地図データのうち前記第1の施設点の近傍に位置する特徴的な箇所に対応する第1の地形点と、(iii)前記第1の施設点および前記第1の地形点を結ぶ第1の線図形と、を含む第1の図形情報と、
前記第1の線図形に対応付けられ、前記第1の施設点と前記第1の地形点との間について実際に測定された距離の情報を含む第1の図形属性情報と、を含む、管理方法。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記地理情報システムには、前記輸送施設の属性情報および位置情報を含む施設データが含まれており、
前記オフセット情報は、前記地理情報システム上で、前記第1の図形情報における前記第1の施設点と、前記第1の施設点に対応する前記施設データにおける施設点とが互いに座標で紐付けられている、請求項1に記載の管理方法。
【請求項3】
前記第1の図形属性情報は、前記距離の測定日の情報を含む、請求項1に記載の管理方法。
【請求項4】
前記第1の図形属性情報は、前記オフセット情報の登録事由に関して予め設定された複数の登録種別から選択される、前記オフセット情報の登録種別の情報を含む、請求項1に記載の管理方法。
【請求項5】
前記第1の図形情報に基づいて、前記地理情報システム上で、前記第1の施設点、前記第1の地形点および前記第1の線図形を表示させる、請求項1に記載の管理方法。
【請求項6】
前記オフセット情報は、
前記第1の施設点と、前記地理情報システムにおける地図データのうち前記第1の施設点の近傍に位置する特徴的な箇所に対応する、前記第1の地形点とは別の第2の地形点の位置情報と、前記第1の施設点および前記第2の地形点を結ぶ第2の線図形と、を含む第2の図形情報と、
前記第2の線図形に対応付けられ、前記第1の施設点と前記第2の地形点との間について実際に測定された距離の情報を含む第2の図形属性情報と、を含み、
前記地理情報システム上で、前記第2の図形情報における前記第1の施設点と、前記第1の施設点に対応する前記施設データにおける施設点とが互いに座標で紐付けられている、請求項2に記載の管理方法。
【請求項7】
地理情報システム上で、地下に埋設されている輸送施設の位置に関するオフセット情報を管理する管理装置であって、
前記オフセット情報は、
(i)前記輸送施設における特徴的な部分に対応する第1の施設点の位置情報と、(ii)前記第1の施設点の位置を特定するために用いられる、前記地理情報システムにおける地図データのうち前記第1の施設点の近傍に位置する特徴的な箇所に対応する第1の地形点の位置情報と、(iii)前記第1の施設点および前記第1の地形点を結ぶ第1の線図形と、を含む第1の図形情報と、
前記第1の線図形に対応付けられ、前記第1の施設点と前記第1の地形点との間について実際に測定された距離の情報を含む第1の図形属性情報と、を含み、
前記地理情報システムへの前記オフセット情報の登録を受け付ける受付部と、
前記地理情報システム上で前記オフセット情報を表示させる表示データを作成するデータ作成部と、を備える管理装置。
【請求項8】
請求項7に記載の管理装置と、当該管理装置と通信可能であり前記地理情報システムを実行可能な通信端末と、を備え、
前記管理装置から前記通信端末に送信された前記表示データに基づいて、前記通信端末において実行される前記地理情報システム上で前記オフセット情報が表示される、管理システム。
【請求項9】
請求項7に記載の管理装置における各部としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、オフセット情報の管理方法等に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、水輸送施設(管路、水路、付属施設等)は、布設、点検、修繕等の工事の完了時点において、地下に埋設された状態となる。地下に埋設されている管路等の水輸送施設の位置を、掘削等を行うことなく地上から正確に特定(確認)することは容易ではない。
【0003】
従来、水輸送施設に関する工事の施工業者は、工事の完成に付帯して、完成図(竣工図)を作成し、自治体等の工事管理者に提出している。完成図における平面図(完成平面図)には、水輸送施設の配置(例えば管路の位置)が線図で示されているが、線図から得られる情報は、水輸送施設の位置を正確に特定するためには不十分である。
【0004】
水輸送施設の長期的な維持管理に支障を生じないようにするため、工事の施工業者は、完成図の一部としてオフセット図を作成することも求められる。オフセット図は、水輸送施設の特徴的な箇所を測点として、道路境界杭等の基点と上記測点との距離(水平距離)を測量(オフセット測量)し、測点、基点、および測量した距離を含むオフセット情報を、上記完成平面図に記載した図面である。オフセット図を用いることで、水輸送施設の配置位置をより明確にすることができる。
【0005】
特許文献1には、地下の埋設物について、実際上は様々な種類があり、種類によって管理者も異なっているという問題を鑑み、道路情報とマンホール情報と埋設物情報とを用いて、位置の基準を統一して埋設物同士の位置関係を推定する技術について記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6771629号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
水輸送施設に関する情報は、地理情報システム(GIS:Geographic Information System)を用いて管理されることがあり、この場合、水輸送施設の配置を可視化するための情報がGISデータに登録される。また、オフセット図は、参照可能な情報としてGISデータに登録されることがある。GISデータに登録されている地図データおよびオフセット図は、それぞれ個別に更新されることがあり、過去に作成されたオフセット図について、地図データの更新に対応してオフセット図を更新(修正)することは多大に手間を要する。
【0008】
GIS上で輸送施設に関する情報を管理する方法について、より利便性の高い管理方法が求められる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様における管理方法は、地理情報システム上で、地下に埋設されている輸送施設の位置に関するオフセット情報を管理する管理方法であって、前記オフセット情報は、(i)前記輸送施設における特徴的な部分に対応する第1の施設点と、(ii)前記第1の施設点の位置を特定するために用いられる、前記地理情報システムにおける地図データのうち前記第1の施設点の近傍に位置する特徴的な箇所に対応する第1の地形点と、(iii)前記第1の施設点および前記第1の地形点を結ぶ第1の線図形と、を含む第1の図形情報と、前記第1の線図形に対応付けられ、前記第1の施設点と前記第1の地形点との間について実際に測定された距離の情報を含む第1の図形属性情報と、を含む。
【0010】
また、本発明の一態様における管理装置は、地理情報システム上で、地下に埋設されている輸送施設の位置に関するオフセット情報を管理する管理装置であって、前記オフセット情報は、(i)前記輸送施設における特徴的な部分に対応する第1の施設点の位置情報と、(ii)前記第1の施設点の位置を特定するために用いられる、前記地理情報システムにおける地図データのうち前記第1の施設点の近傍に位置する特徴的な箇所に対応する第1の地形点の位置情報と、(iii)前記第1の施設点および前記第1の地形点を結ぶ第1の線図形と、を含む第1の図形情報と、前記第1の線図形に対応付けられ、前記第1の施設点と前記第1の地形点との間について実際に測定された距離の情報を含む第1の図形属性情報と、を含み、前記地理情報システムへの前記オフセット情報の登録を受け付ける受付部と、前記地理情報システム上で前記オフセット情報を表示させる表示データを作成するデータ作成部と、を備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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