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公開番号2025093072
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-23
出願番号2023208576
出願日2023-12-11
発明の名称工作機械、制御方法、および制御プログラム
出願人DMG森精機株式会社
代理人個人,個人
主分類B23Q 17/00 20060101AFI20250616BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】濃度センサの値が不安定な際に対処するための技術が求められている。
【解決手段】ワークを加工することが可能な工作機械は、表示機器と、クーラントの流路と、流路に設けられており、流路内のクーラントの濃度を検出するための濃度センサと、制御装置とを備える。制御装置は、クーラントが流路を流れているか否かを判断する処理と、クーラントが流路を流れていないと判断した場合に、濃度に関する表示事項を表示機器に表示することを禁止する処理とを実行する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ワークを加工することが可能な工作機械であって、
表示機器と、
クーラントの流路と、
前記流路に設けられており、前記流路内のクーラントの濃度を検出するための濃度センサと、
制御装置とを備え、
前記制御装置は、
前記クーラントが前記流路を流れているか否かを判断する処理と、
前記クーラントが前記流路を流れていないと判断した場合に、前記濃度に関する表示事項を前記表示機器に表示することを禁止する処理とを実行する、工作機械。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御装置は、さらに、前記クーラントが前記流路を流れていると判断した場合に、前記表示事項を前記表示機器に表示する処理を実行する、請求項1に記載の工作機械。
【請求項3】
前記表示事項は、前記濃度と、前記濃度が予め定められた正常範囲内にあるか否かを示す警告との少なくとも一方を含む、請求項1または2に記載の工作機械。
【請求項4】
前記工作機械は、さらに、前記クーラントを前記流路に送るためのポンプを備え、
前記判断する処理では、
前記ポンプが駆動されている場合に、前記クーラントが前記流路を流れていると判断され、
前記ポンプが駆動されいない場合に、前記クーラントが前記流路を流れていないと判断される、請求項1または2に記載の工作機械。
【請求項5】
前記工作機械は、さらに、前記工作機械に対する操作を受け付ける操作盤を備え、
前記表示機器は、前記操作盤に設けられている、請求項1または2に記載の工作機械。
【請求項6】
前記表示機器は、前記濃度センサに設けられている、請求項1または2に記載の工作機械。
【請求項7】
ワークを加工することが可能な工作機械の制御方法であって、
前記工作機械は、
表示機器と、
クーラントの流路と、
前記流路に設けられており、前記流路内のクーラントの濃度を検出するための濃度センサとを備え、
前記制御方法は、
前記クーラントが前記流路を流れているか否かを判断することと、
前記クーラントが前記流路を流れていないと判断した場合に、前記濃度に関する表示事項を前記表示機器に表示することを禁止することとを備える、制御方法。
【請求項8】
ワークを加工することが可能な工作機械の制御プログラムであって、
前記工作機械は、
表示機器と、
クーラントの流路と、
前記流路に設けられており、前記流路内のクーラントの濃度を検出するための濃度センサとを備え、
前記制御プログラムは、前記工作機械に、
前記クーラントが前記流路を流れているか否かを判断する処理と、
前記クーラントが前記流路を流れていないと判断した場合に、前記濃度に関する表示事項を前記表示機器に表示することを禁止する処理とを実行させる、制御プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、工作機械、制御方法、および制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特開2023-35216号公報(特許文献1)は、工作機械に用いられる屈折率式濃度センサを開示している。当該濃度センサは、流体の濃度が変化すると屈折率が変化するという特性を利用して、クーラントの濃度を検出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-35216号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
異物が濃度センサに付着した場合には、濃度センサによって検出された濃度値が不安定になりやすい。このような濃度値がユーザに表示されると、クーラントの濃度測定に対する信頼性が損なわれる。したがって、濃度センサの値が不安定な際に対処するための技術が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一例では、ワークを加工することが可能な工作機械が提供される。上記工作機械は、表示機器と、クーラントの流路と、上記流路に設けられており、上記流路内のクーラントの濃度を検出するための濃度センサと、制御装置とを備える。上記制御装置は、上記クーラントが上記流路を流れているか否かを判断する処理と、上記クーラントが上記流路を流れていないと判断した場合に、上記濃度に関する表示事項を上記表示機器に表示することを禁止する処理とを実行する。
【0006】
本開示の一例では、上記制御装置は、さらに、上記クーラントが上記流路を流れていると判断した場合に、上記表示事項を上記表示機器に表示する処理を実行する。
【0007】
本開示の一例では、上記表示事項は、上記濃度と、上記濃度が予め定められた正常範囲内にあるか否かを示す警告との少なくとも一方を含む。
【0008】
本開示の一例では、上記工作機械は、さらに、上記クーラントを上記流路に送るためのポンプを備える。上記判断する処理では、上記ポンプが駆動されている場合に、上記クーラントが上記流路を流れていると判断され、上記ポンプが駆動されいない場合に、上記クーラントが上記流路を流れていないと判断される。
【0009】
本開示の一例では、上記工作機械は、さらに、上記工作機械に対する操作を受け付ける操作盤を備える。上記表示機器は、上記操作盤に設けられている。
【0010】
本開示の一例では、上記表示機器は、上記濃度センサに設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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