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公開番号
2025107956
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-22
出願番号
2024084464
出願日
2024-05-24
発明の名称
情報処理装置、加工サイクルの割り当て方法およびプログラム
出願人
DMG森精機株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
B23Q
15/00 20060101AFI20250714BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】加工サイクルの割り当てが簡易かつ適切に実行される情報処理装置、加工サイクルの割り当て方法およびプログラム、を提供する。
【解決手段】情報処理装置100は、所定軸を中心に延びるワークの三次元モデルを受け付ける受け付け部111と、三次元モデルを所定軸を含む平面により切断した二次元モデルを生成するともに、二次元モデルに表われるワークの輪郭形状に基づいて、ワークに加工サイクルを割り当てる処理部120とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
所定軸を中心に延びるワークの三次元モデルを受け付ける受け付け部と、
前記三次元モデルを前記所定軸を含む平面により切断した二次元モデルを生成するともに、前記二次元モデルに表われる前記ワークの輪郭形状に基づいて、前記ワークに加工サイクルを割り当てる処理部とを備える、情報処理装置。
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【請求項2】
前記処理部は、前記ワークの輪郭形状に含まれる端点を特定し、隣接する端点の区間毎に前記加工サイクルを割り当てる、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記加工サイクルは、外径加工、内径加工、端面加工、溝加工およびねじ加工の少なくとも1つを含む、請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記処理部は、前記溝加工または前記ねじ加工が割り当てられた特定の区間で前記ワークの輪郭形状を補間するとともに、補間後の前記ワークの輪郭形状に、前記外径加工、前記内径加工または前記端面加工を割り当てる、請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
所定軸を中心に延びるワークの三次元モデルから、前記三次元モデルを前記所定軸を含む平面により切断した二次元モデルを生成するステップと、
前記二次元モデルに表われる前記ワークの輪郭形状に基づいて、前記ワークに加工サイクルを割り当てるステップとを備える、加工サイクルの割り当て方法。
【請求項6】
ワークに加工サイクルを割り当てるためのコンピュータによって実行されるプログラムであって、
前記プログラムは、前記コンピュータに、
所定軸を中心に延びるワークの三次元モデルから、前記三次元モデルを前記所定軸を含む平面により切断した二次元モデルを生成するステップと、
前記二次元モデルに表われる前記ワークの輪郭形状に基づいて、前記ワークに加工サイクルを割り当てるステップとを実行させる、プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、情報処理装置、加工サイクルの割り当て方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
たとえば、特開2014-16982号公報(特許文献1)では、加工サイクル指令を含む加工プログラムの加工動作の動画を表示する際に、加工サイクルを構成するブロック(移動指令)の確認を可能にするためのシミュレーション装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-16982号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の特許文献1に開示されるように、ワークを加工するためのNC(Numerical control)プログラムを作成する場合に、たとえば、ワーク加工のプロセスに、外径加工、内径加工、端面加工、溝加工またはねじ加工等の加工サイクル(旋削サイクル)を割り当て、続いて、これら加工サイクルを固定サイクルとして指令するコードを用いて、NCプログラムを作成することが行なわれている。
【0005】
しかしながら、上記の加工サイクルの割り当ては、オペレータの手作業により行なわれているため、加工サイクルの割り当てに多大な時間を要したり、加工サイクルが適切に割り当てられなかったりする問題がある。
【0006】
この発明の目的は、加工サイクルの割り当てが簡易かつ適切に実行される情報処理装置、加工サイクルの割り当て方法およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明に従った情報処理装置は、所定軸を中心に延びるワークの三次元モデルを受け付ける受け付け部と、三次元モデルを所定軸を含む平面により切断した二次元モデルを生成するともに、二次元モデルに表われるワークの輪郭形状に基づいて、ワークに加工サイクルを割り当てる処理部とを備える。
【0008】
この発明に従った加工サイクルの割り当て方法は、所定軸を中心に延びるワークの三次元モデルから、三次元モデルを所定軸を含む平面により切断した二次元モデルを生成するステップと、二次元モデルに表われるワークの輪郭形状に基づいて、ワークに加工サイクルを割り当てるステップとを備える。
【0009】
この発明に従ったプログラムは、ワークに加工サイクルを割り当てるためのコンピュータによって実行されるプログラムである。プログラムは、コンピュータに、所定軸を中心に延びるワークの三次元モデルから、三次元モデルを所定軸を含む平面により切断した二次元モデルを生成するステップと、二次元モデルに表われるワークの輪郭形状に基づいて、ワークに加工サイクルを割り当てるステップとを実行させる。
【発明の効果】
【0010】
この発明に従えば、加工サイクルの割り当てが簡易かつ適切に実行される情報処理装置、加工サイクルの割り当て方法およびプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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