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公開番号2025092257
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023208022
出願日2023-12-08
発明の名称放送受信アンテナ装置および放送受信アンテナ装置用部品
出願人住友ベークライト株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01Q 19/30 20060101AFI20250612BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】狭い空間にも容易に設置可能であり、かつ、受信レベルを容易に変更可能な放送受信アンテナ装置、および、かかる放送受信アンテナ装置に用いられる放送受信アンテナ装置用部品を提供すること。
【解決手段】本発明の放送受信アンテナ装置は、第1部品と、第1部品と別体であり、第1部品に隣接して設けられる第2部品と、を備え、第1部品は、第1基板と、第1基板に設けられている放射素子と、第1基板に設けられている反射素子と、第1基板に設けられている第1導波素子と、を有し、反射素子、放射素子および第1導波素子が、この順で並ぶように設けられ、第2部品は、第1基板に隣接して設けられる第2基板と、第2基板に設けられている第2導波素子と、を有し、第2導波素子が、第1導波素子の放射素子とは反対側に設けられることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1部品と、
前記第1部品と別体であり、前記第1部品に隣接して設けられる第2部品と、
を備え、
前記第1部品は、
第1基板と、
前記第1基板に設けられている放射素子と、
前記第1基板に設けられている反射素子と、
前記第1基板に設けられている第1導波素子と、
を有し、
前記反射素子、前記放射素子および前記第1導波素子が、この順で並ぶように設けられ、
前記第2部品は、
前記第1基板に隣接して設けられる第2基板と、
前記第2基板に設けられている第2導波素子と、
を有し、
前記第2導波素子が、前記第1導波素子の前記放射素子とは反対側に設けられることを特徴とする放送受信アンテナ装置。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記第1部品は、前記第1基板に設けられている第1係合部を有し、
前記第2部品は、前記第2基板に設けられ、前記第1係合部と係合する第2A係合部を有する請求項1に記載の放送受信アンテナ装置。
【請求項3】
前記第1係合部および前記第2A係合部は、互いに係合した後、係合を解除可能な形態である請求項2に記載の放送受信アンテナ装置。
【請求項4】
前記第1基板および前記第2基板の各構成材料は、樹脂材料である請求項1ないし3のいずれか1項に記載の放送受信アンテナ装置。
【請求項5】
前記第1部品および前記第2部品と別体であり、前記第2部品に隣接して設けられる第3部品を備え、
前記第3部品は、
前記第2基板に隣接して設けられる第3基板と、
前記第3基板に設けられている第3導波素子と、
を有し、
前記第3導波素子が、前記第2導波素子の前記第1導波素子とは反対側に設けられる請求項1ないし3のいずれか1項に記載の放送受信アンテナ装置。
【請求項6】
前記第2部品は、前記第2基板に設けられている第2B係合部を有し、
前記第3部品は、前記第3基板に設けられ、前記第2B係合部と係合する第3係合部を有する請求項5に記載の放送受信アンテナ装置。
【請求項7】
周波数470MHz以上710MHz以下の電波の受信に用いられる請求項1ないし3のいずれか1項に記載の放送受信アンテナ装置。
【請求項8】
建物の屋根裏に設置される請求項1ないし3のいずれか1項に記載の放送受信アンテナ装置。
【請求項9】
建物の構造材と防水シートとの間に設置される請求項1ないし3のいずれか1項に記載の放送受信アンテナ装置。
【請求項10】
前記第1部品は、前記放射素子、前記反射素子および前記第1導波素子で構成される素子群を複数有し、
前記第2部品は、前記素子群の数の整数倍の前記第2導波素子を有する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の放送受信アンテナ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、放送受信アンテナ装置および放送受信アンテナ装置用部品に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
地上デジタルテレビジョン放送(以下、「地上デジタル放送」という。)の受信には、UHF帯の電波を受信可能なアンテナ装置が用いられる。
【0003】
例えば、特許文献1には、地上デジタル放送の受信アンテナであって、輻射器、反射器および導波器を備える八木・宇田アンテナが開示されている。この八木・宇田アンテナは、アルミニウム等の金属材料で構成されている。そして、住宅の屋根や屋上等に設置され、電波の到来する方向に向けて固定される。
【0004】
しかしながら、従来の地上デジタル放送受信用アンテナは、屋外に設置されるため、強風によって傾いたり、損傷したりする懸念がある。また、建物の外観を損ねることも課題になっている。一方、室内用のアンテナ装置も知られているが、受信感度が低いという課題がある。また、屋外用のアンテナ装置は、サイズの観点から、屋内に設置することが困難である。
【0005】
さらに、アンテナ装置を設置する地域によっては、放送波の受信レベルが強すぎる場合がある。この場合、あらかじめ利得の異なるアンテナ装置を用意しておくことも考えられるが、アンテナ装置の製造や管理にかかる手間およびコストの増大を招くことが懸念される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2012-129772号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、狭い空間にも容易に設置可能であり、かつ、受信レベルを容易に変更可能な放送受信アンテナ装置、および、かかる放送受信アンテナ装置に用いられる放送受信アンテナ装置用部品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
このような目的は、下記(1)~(11)に記載の本発明により達成される。
(1) 第1部品と、
前記第1部品と別体であり、前記第1部品に隣接して設けられる第2部品と、
を備え、
前記第1部品は、
第1基板と、
前記第1基板に設けられている放射素子と、
前記第1基板に設けられている反射素子と、
前記第1基板に設けられている第1導波素子と、
を有し、
前記反射素子、前記放射素子および前記第1導波素子が、この順で並ぶように設けられ、
前記第2部品は、
前記第1基板に隣接して設けられる第2基板と、
前記第2基板に設けられている第2導波素子と、
を有し、
前記第2導波素子が、前記第1導波素子の前記放射素子とは反対側に設けられることを特徴とする放送受信アンテナ装置。
【0009】
(2) 前記第1部品は、前記第1基板に設けられている第1係合部を有し、
前記第2部品は、前記第2基板に設けられ、前記第1係合部と係合する第2A係合部を有する上記(1)に記載の放送受信アンテナ装置。
【0010】
(3) 前記第1係合部および前記第2A係合部は、互いに係合した後、係合を解除可能な形態である上記(2)に記載の放送受信アンテナ装置。
(【0011】以降は省略されています)

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