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公開番号2025091830
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207319
出願日2023-12-07
発明の名称混合ガス供給装置
出願人個人
代理人個人,個人
主分類A61M 16/10 20060101AFI20250612BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】従来の装置よりコストをさらに削減できる、混合ガス供給装置を提供する。
【解決手段】混合ガス供給装置1は、酸素ガスを発生させる酸素供給機2と、水素ガスを発生させる水素供給機3と、酸素供給機2と水素供給機3とに接続され、酸素ガスと水素ガスを含む混合ガスを圧縮する第1のコンプレッサ5と、第1のコンプレッサ5に接続され、混合ガスの出力流量を調整する流量調整器6と、流量調整器6に接続され、混合ガスを使用者に供給する出力部8と、出力部8に接続され、出力部8から排出された気体ガスを回収する回収ボックス11と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
酸素ガスを発生させる酸素供給機と、
水素ガスを発生させる水素供給機と、
前記酸素供給機と前記水素供給機とに接続され、前記酸素ガスと前記水素ガスを含む混合ガスを圧縮する第1のコンプレッサと、
前記第1のコンプレッサに接続され、前記混合ガスの出力流量を調整する流量調整器と、
前記流量調整器に接続され、前記混合ガスを使用者に供給する出力部と、
前記出力部に接続され、前記出力部から排出された気体ガスを回収する回収ボックスと、
を備え、
前記回収ボックスにて回収した気体ガスを前記第1のコンプレッサに供給する混合ガス供給装置。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
二酸化炭素ガスを発生させる二酸化炭素供給機をさらに備え、
前記第1のコンプレッサは、さらに、前記二酸化炭素供給機に接続され、前記二酸化炭素ガスをさらに含む混合ガスを圧縮する、
請求項1に記載の混合ガス供給装置。
【請求項3】
前記回収ボックスは、前記気体ガスを構成する酸素及び水素のそれぞれの濃度を測定する測定装置を備え、
前記酸素供給機及び前記水素供給機は回収した前記気体ガスに含まれる酸素及び水素のそれぞれの濃度に基づいて酸素及び水素を供給する、請求項1に記載の混合ガス供給装置。
【請求項4】
前記回収ボックスは、前記気体ガスを構成する酸素、水素、二酸化炭素のそれぞれの濃度を測定する測定装置を備え、
前記酸素供給機、前記水素供給機、前記二酸化炭素供給機は、回収した前記気体ガスに含まれる酸素、水素、二酸化炭素のそれぞれの濃度に基づいて酸素、水素、二酸化炭素を供給する、請求項2に記載の混合ガス供給装置。
【請求項5】
密封構造であり、使用者がその内部に入ることができる大きさである加圧ルームと、
前記加圧ルームに接続された第2のコンプレッサと、
をさらに備え、
前記第2のコンプレッサは、空気を前記加圧ルーム内に送り込むことで前記加圧ルームの内部を加圧し、
前記加圧ルームの内部には、前記出力部が備えられており、前記使用者は加圧された前記加圧ルーム内で前記出力部から供給された前記混合ガスを吸入できる、
請求項1に記載の混合ガス供給装置。
【請求項6】
前記出力部は、前記流量調整器より前記混合ガスが供給される入口部と、前記使用者に前記混合ガスを吸入させるための供給部と、前記使用者が吐き出した気体が排出される出口部と、を備える、請求項1に記載の混合ガス供給装置。
【請求項7】
前記第2のコンプレッサでかける圧力は、1気圧以上2気圧未満である、請求項5に記載の混合ガス供給装置。
【請求項8】
前記第2のコンプレッサでかける圧力は、2気圧以上である、請求項5に記載の混合ガス供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、混合ガスを供給し使用者に吸入させる装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、使用者に疲労回復やリラックス効果をもたらす目的で、酸素カプセルや酸素ボックス等の装置が使用されている。通常これらの装置は、密封された装置内に使用者が入り、装置内に酸素濃度を高めた空気を送り込み、使用者に効率的に酸素を吸収させるというものである。特許文献1には、高圧下で酸素を含有した空気をヒトに供給する高気圧酸素カプセルが記載されている。
【0003】
近年、水素のもつ還元効果によって健康増進効果や美容効果が高まることが注目されている。これに基づき、水素水やサプリメントの販売、また、水素カプセルや水素ボックス等の装置の利用が普及している。特許文献2には、水素浴を行う水素浴ユニットに関して記載されており、利用者が容器内に入り水素浴を行うことが記載されている。
【0004】
また、酸素と水素を同時に吸入できる装置も流通している。酸素を吸入することは様々なメリットがある反面、健康に有害とされる活性酸素(ヒドロキシラジカル)が体内において増加するというデメリットがある。水素は上記の効果の他にも、ヒドロキシラジカルを除去することも知られており、酸素と水素を同時に吸入することで酸素吸入による上記デメリットを軽減する効果が得られると考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-020097号公報
特開2017-158987号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記のように、使用者に酸素や水素を吸入させることで疲労回復やリラックス効果をもたらす種々の装置が知られている。一般に、従来の装置よりコストが抑えられる装置は需要が高く、本装置についても同様に、さらにコストが抑えられる装置が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の混合ガス供給装置は、酸素ガスを発生させる酸素供給機と、水素ガスを発生させる水素供給機と、前記酸素供給機と前記水素供給機とに接続され、前記酸素ガスと前記水素ガスの混合ガスを圧縮する第1のコンプレッサと、前記第1のコンプレッサに接続され、前記混合ガスの出力流量を調整する流量調整器と、前記流量調整器に接続され、前記混合ガスを使用者に供給する出力部と、前記出力部に接続され、前記出力部から排出された気体ガスを回収する回収ボックスとを備え、前記回収ボックスにて回収した気体ガスを前記第1のコンプレッサに供給する。
【0008】
この構成により、出力部から回収された回収ボックス内の気体ガスを第1のコンプレッサに供給することで、気体ガス中の酸素ガスと水素ガスとを再利用することができる。これにより、必要な気体ガスのすべてを生成するのに比べて、コストを削減することができる。
【0009】
本発明の混合ガス供給装置は、二酸化炭素ガスを発生させる二酸化炭素供給機をさらに備え、前記第1のコンプレッサは、さらに、前記二酸化炭素供給機に接続され、前記酸素ガスと前記水素ガスと前記二酸化炭素ガスとを含む混合ガスを圧縮する。
【0010】
この構成により、使用者は、酸素ガスと水素ガスだけでなく二酸化炭素ガスも同時に吸入することができる。二酸化炭素ガスは血管拡張効果を有しており、また、二酸化炭素濃度が高くなることで酸素を末梢神経に運搬する効果を高めるという効果を有している。これにより、使用者の体に酸素ガスが取り込まれやすくなり、酸素ガスの有する効果をより発揮することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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