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公開番号2025091575
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023206879
出願日2023-12-07
発明の名称電子機器、及び筐体の支持装置
出願人古野電気株式会社,ジャパン・イーエム・ソリューションズ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01D 11/30 20060101AFI20250612BHJP(測定;試験)
要約【課題】筐体に支持具を固定することが容易な電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器は、筐体と、筐体の側面と対向し、開口が形成された壁部を有する支持具と、壁部に対して筐体とは反対に位置する頭部、及び開口に挿入される軸部を有する蓋部材と、壁部と蓋部材の頭部との間に介在する弾性部材と、蓋部材に対して筐体とは反対に位置するノブを有し、蓋部材の頭部と軸部を貫通するボルトと、筐体の側面又はノブに設けられたナットとが互いに締結されることで、蓋部材の頭部を壁部に向けて押し付けて弾性部材を圧縮するとともに、蓋部材の軸部を筐体の側面に向けて押し付ける、固定部材と、を備える。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
前記筐体の側面と対向し、開口が形成された壁部を有する支持具と、
前記壁部に対して前記筐体とは反対に位置する頭部、及び前記開口に挿入される軸部を有する蓋部材と、
前記壁部と前記蓋部材の前記頭部との間に介在する弾性部材と、
前記蓋部材に対して前記筐体とは反対に位置するノブを有し、前記蓋部材の前記頭部と前記軸部を貫通するボルトと、前記筐体の前記側面又は前記ノブに設けられたナットとが互いに締結されることで、前記蓋部材の前記頭部を前記壁部に向けて押し付けて前記弾性部材を圧縮するとともに、前記蓋部材の前記軸部を前記筐体の前記側面に向けて押し付ける、固定部材と、
を備える、電子機器。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記筐体の前記側面と前記蓋部材の前記軸部の端面は、互いに嵌合する凹状と凸状に形成される、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記弾性部材の非圧縮時の厚さは、前記凹状の面の深さよりも大きい、
請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記凹状の面と前記凸状の面に、互いに嵌合する凹凸が形成される、
請求項2に記載の電子機器。
【請求項5】
前記凹状の面と前記凸状の面のそれぞれに、放射状に延びる凹溝及び凸条が形成され、
前記凹状の面に形成された前記凹溝及び前記凸条と、前記凸状の面に形成された前記凸条及び前記凹溝とが互いに嵌合する、
請求項2に記載の電子機器。
【請求項6】
前記壁部に、前記開口に連続する切り欠きが形成され、
前記蓋部材に、前記壁部の前記切り欠きと重なり、前記ボルトの貫通穴に連続する切り欠きが形成される、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項7】
前記蓋部材の前記切り欠きの内縁が、前記壁部の前記切り欠きの内縁よりも内側に位置する、
請求項6に記載の電子機器。
【請求項8】
前記壁部と前記蓋部材の前記頭部との一方にピンが形成され、他方に前記ピンが挿入される挿入穴が形成される、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項9】
前記筐体の前記側面と前記蓋部材の前記軸部の端面とに挟まれる、弾性材料で形成されたシートをさらに備える、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項10】
筐体の側面と対向し、開口が形成された壁部を有する支持具と、
前記壁部に対して前記筐体とは反対に位置する頭部、及び前記開口に挿入される軸部を有する蓋部材と、
前記壁部と前記蓋部材の前記頭部との間に介在する弾性部材と、
前記蓋部材に対して前記筐体とは反対に位置するノブを有し、前記蓋部材の前記頭部と前記軸部を貫通するボルトと、前記筐体の前記側面又は前記ノブに設けられたナットとが互いに締結されることで、前記蓋部材の前記頭部を前記壁部に向けて押し付けて前記弾性部材を圧縮するとともに、前記蓋部材の前記軸部を前記筐体の前記側面に向けて押し付ける、固定部材と、
を備える、筐体の支持装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、及び筐体の支持装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、回路等を収納する防水カバーの側面にハンガーを取り付ける取付構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平5-64724号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、筐体に支持具を固定する際、両者が互いに接近する途中で接触してしまい、固定が困難なことがある。特に、支持具が剛性の高い金属で形成される場合、支持具を撓ませ難いため、そのような課題が顕著である。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、筐体に支持具を固定することが容易な電子機器、及び筐体の支持装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の一の態様の電子機器は、筐体と、前記筐体の側面と対向し、開口が形成された壁部を有する支持具と、前記壁部に対して前記筐体とは反対に位置する頭部、及び前記開口に挿入される軸部を有する蓋部材と、前記壁部と前記蓋部材の前記頭部との間に介在する弾性部材と、前記蓋部材に対して前記筐体とは反対に位置するノブを有し、前記蓋部材の前記頭部と前記軸部を貫通するボルトと、前記筐体の前記側面又は前記ノブに設けられたナットとが互いに締結されることで、前記蓋部材の前記頭部を前記壁部に向けて押し付けて前記弾性部材を圧縮するとともに、前記蓋部材の前記軸部を前記筐体の前記側面に向けて押し付ける、固定部材と、を備える。これによれば、筐体に支持具を固定することが容易となる。
【0007】
上記態様において、前記筐体の前記側面と前記蓋部材の前記軸部の端面は、互いに嵌合する凹状と凸状に形成されてもよい。これによれば、固定性を向上させることが可能となる。
【0008】
上記態様において、前記弾性部材の非圧縮時の厚さは、前記凹状の面の深さよりも大きくてもよい。これによれば、嵌合前の筐体の側面と軸部の端面の接触を抑制することが可能となる。
【0009】
上記態様において、前記凹状の面と前記凸状の面に、互いに嵌合する凹凸が形成されてもよい。これによれば、筐体の姿勢を固定することが容易となる。
【0010】
上記態様において、前記凹状の面と前記凸状の面のそれぞれに、放射状に延びる凹溝及び凸条が形成され、前記凹状の面に形成された前記凹溝及び前記凸条と、前記凸状の面に形成された前記凸条及び前記凹溝とが互いに嵌合してもよい。これによれば、筐体の姿勢を調整することが容易となる。
(【0011】以降は省略されています)

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