TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025090929
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023205831
出願日2023-12-06
発明の名称インホイールモータ
出願人Astemo株式会社
代理人ポレール弁理士法人
主分類H02K 9/02 20060101AFI20250611BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】
本発明の目的は、インホイールモータにおいて、走行風による風の流れを利用して放熱性能を向上することにある。
【解決手段】
上記目的を達成するために、本発明のインホイールモータは、ホイール内に収納されるインホイールモータにおいて、前記ホイールは、タイヤが搭載されるタイヤ搭載部と、前記インホイールモータの周方向の外面に形成され、前記タイヤ搭載部との間に空気が流れる流路を形成する円環状フィンとを備えることを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ホイール内に収納されるインホイールモータにおいて、
前記ホイールは、タイヤが搭載されるタイヤ搭載部と、
前記インホイールモータの周方向の外面に形成され、前記タイヤ搭載部との間に空気が流れる流路を形成する円環状フィンとを備えることを特徴とするインホイールモータ。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
請求項1に記載のインホイールモータにおいて、
前記インホイールモータの軸方向の外面に放射状に形成される放射状フィンを備えることを特徴とするインホイールモータ。
【請求項3】
請求項2に記載のインホイールモータにおいて、
前記放射状フィンと前記円環状フィンとを接続することを特徴とするインホイールモータ。
【請求項4】
請求項3に記載のインホイールモータにおいて、
前記円環状フィンを前記インホイールモータのハウジングの側板部の最外周部よりも軸方向内側に配置することを特徴とするインホイールモータ。
【請求項5】
請求項4に記載のインホイールモータにおいて、
前記円環状フィンが配置される円筒部と、前記放射状フィンが配置される側板部とを備え、前記円筒部と前記側板部の間に斜面部を形成することを特徴とするインホイールモータ。
【請求項6】
請求項5に記載のインホイールモータにおいて、
前記斜面部は、前記側板部と45度以下で交差するよう構成することを特徴とするインホイールモータ。
【請求項7】
請求項3乃至請求項6のいずれかに記載のインホイールモータにおいて、
前記円環状フィンの外径を前記放射状フィンの外径よりも大きくすることを特徴とするインホイールモータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インホイールモータに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特開2014-177167号公報(特許文献1)には、アウターロータ型のインホイールモータが記載されている(要約及び段落0008)。すなわち、このインホイールモータは、回転子である円環状のロータコアと、ロータコアの内周面側に固定された磁石と、ロータコアの外周を覆うケースとを備えている。そのケースは、底面の外表面に放射状に伸びたフィンが立設しており、インホイールモータをホイールの内側に配置したときに、ケースの底面がホイールの正面部に対向し、ホイールの内周面とケースの外周面との間に、インホイールモータの前側空間と後側空間とを繋ぐ流路が形成される。
【0003】
このように、ケースにフィンが形成されていることにより、ケースは放熱体として作用するだけでなく、遠心ファンとしても作用する。さらに、ケースはロータコアの外周を覆うともに、インホイールモータの前側空間と後側空間とを繋ぐ流路が形成されているので、遠心ファン作用により、ホイールの外部の空気がケースの外周面を経てホイールを通過する空気流が生じる。この空気流により、フィン間に新たな外気が絶えず導入され、フィンによる放熱効果が高まる(段落0009)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-177167号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の冷却構造では、ホイールが回転した時の遠心ファン効果による流れで冷却しており、走行風による影響は考慮されていない。
【0006】
本発明の目的は、インホイールモータにおいて、走行風による風の流れを利用して放熱性能を向上することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明のインホイールモータは、ホイール内に収納されるインホイールモータであって、前記ホイールは、タイヤが搭載されるタイヤ搭載部と、前記インホイールモータの周方向の外面に形成され、前記タイヤ搭載部との間に空気が流れる流路を形成する円環状フィンを備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、インホイールモータにおいて、走行風による風の流れを利用して放熱性能を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施例に係るインホイールモータの車両進行方向から見た断面イメージ図である。
本発明の一実施例に係るインホイールモータの斜視断面図である。
本発明の一実施例に係る円環状フィンの拡大断面図である。
回転軸が進行方向に移動するタイヤが受ける風を説明するイメージ図である。
本発明の一実施例に係る円環状フィンおよび放射状フィンの構造と、走行時の風の流れを示す斜視図である。
円環状流路における進行方向の風の流れを説明する図である。
ハウジング周辺の風の流れの解析例である。
放射状フィンの変形例である。
放射状フィンの変形例である。
放射状フィンの変形例である。
放射状フィンの変形例である。
二輪車への搭載イメージである。
本発明の一実施例に係る円環状フィンの拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下の説明では、本発明に係る構成と、本発明との比較例に係る構成とを説明するが、同様な構成には同じ符号を付し、同様な説明の重複を避ける。また同じ符号を付した構成について差異がある場合は、その差異を説明する。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
太陽光発電システム
9日前
北勢工業株式会社
保護管
7日前
トヨタ自動車株式会社
充電装置
2日前
ダイハツ工業株式会社
ロータ構造
7日前
株式会社デンソー
電気装置
9日前
株式会社ダイヘン
充電装置
7日前
個人
バネとクラッチを用いた波浪発電装置
9日前
住友電装株式会社
電気接続箱
7日前
住友電装株式会社
電気接続箱
7日前
矢崎総業株式会社
電池切替装置
2日前
株式会社ダイヘン
電力システム
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
三菱電機株式会社
束線器具
3日前
ダイハツ工業株式会社
ステータ製造装置
10日前
三菱電機株式会社
ゲート駆動装置
7日前
株式会社明電舎
電動機
8日前
ニチコン株式会社
電源回路
1日前
三菱電機株式会社
電力変換装置
3日前
一般財団法人電力中央研究所
電源装置
10日前
サンデン株式会社
電力変換装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
磁性体薄板の製造方法
9日前
トヨタ自動車株式会社
挿入治具
9日前
株式会社デンソー
電源切替回路
7日前
株式会社アイシン
巻線界磁式回転電機及び給電装置
10日前
株式会社アイシン
モータ制御装置
10日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
7日前
株式会社ミツバ
ブラシレスモータ
3日前
ニデック株式会社
回転電機
15日前
住友重機械工業株式会社
撹拌軸駆動装置
8日前
東洋電機製造株式会社
電力変換装置
9日前
日産自動車株式会社
太陽電池付サンシェード
7日前
マツダ株式会社
電力変換装置
8日前
マツダ株式会社
電力変換装置
8日前
株式会社篠原電気工業
分電盤の遠隔操作装置
14日前
愛知電機株式会社
地絡保護継電器の動作電圧自動整定装置
2日前
株式会社デンソー
受電装置
1日前
続きを見る