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公開番号2025092288
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023208078
出願日2023-12-08
発明の名称太陽電池付サンシェード
出願人日産自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類H02S 30/20 20140101AFI20250612BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】部分展開時にも車両用駆動バッテリに充電可能な高い出力電圧が得られる太陽電池付サンシェードを提供する。
【解決手段】本発明の太陽電池付サンシェードは、シート状スクリーンと、上記スクリーン上に設けられた太陽電池セルと、上記スクリーンの巻取装置と、を備える。
そして、上記太陽電池セルが、複数直列接続されて太陽電池モジュールを構成し、
上記太陽電池モジュールが引き出し方向に並んで配置されてこれらが並列接続されており、
上記スクリーンを引き出した状態を維持するロック位置の少なくとも1つが、隣接する太陽電池モジュール間に位置することとしたため、部分展開時にも車両用駆動バッテリに充電可能な高い出力電圧が得られる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シート状スクリーンと、
上記スクリーン上に設けられた太陽電池セルと、
上記スクリーンの巻取装置と、を備えた太陽電池付サンシェードであって、
上記太陽電池セルが、複数直列接続されて太陽電池モジュールを構成し、
上記太陽電池モジュールが巻き取り方向に並んで配置されてこれらが並列接続されており、
上記スクリーンを引き出した状態を維持するロック位置の少なくとも1つが、隣接する太陽電池モジュール間に位置していることを特徴とする太陽電池付サンシェード。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
それぞれの太陽電池モジュールを構成する太陽電池セルの数が同数であることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池付サンシェード。
【請求項3】
上記ロック位置のすべてが、隣接する太陽電池モジュール間に位置していることを特徴とする請求項2に記載の太陽電池付サンシェード。
【請求項4】
太陽電池モジュールの巻き取り方向の長さは、引き出し方向前側の太陽電池モジュールが、後側の太陽電池モジュールよりも長いことを特徴とする請求項2又は3に記載の太陽電池付サンシェード。
【請求項5】
上記複数の太陽電池モジュールは、巻き取り方向の長さがすべて同じであることを特徴とする請求項2又は3に記載の太陽電池付サンシェード。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は太陽電池付サンシェードに係り、更に詳細には、車両用駆動バッテリにも充電可能な太陽電池付サンシェードに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
壁際や窓際で使用されるロールスクリーン装置のスクリーンに太陽電池を設けて遮光と発電の両方を行うものが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、シート状のスクリーン部と、上記スクリーン部を巻き取る巻取機構とを備え、上記スクリーン部に太陽電池セルを設けたロールスクリーン装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開2022/203016号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のロールスクリーン装置は、上下方向に並べて配置された複数の太陽電池セルがモジュール化されていないため、複数の太陽電池セルを並列接続した場合は、出力電圧を高くすることができず、また、直列接続した場合は、スクリーンを部分展開したときに展開していない部分の太陽電池セルが抵抗となって全体の出力電圧が低下してしまうため、車両用駆動バッテリに充電することが困難である。
【0006】
本発明は、このような従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、部分展開時にも車両用駆動バッテリに充電可能な高い出力電圧が得られる太陽電池付サンシェードを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、複数の太陽電池セルを直列接続した太陽電池モジュールを引き出し方向に並べて並列接続し、スクリーンのロック位置が太陽電池モジュール間にくるようにすることにより、上記目的が達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
即ち、本発明の太陽電池付サンシェードは、シート状スクリーンと、上記スクリーン上に設けられた太陽電池セルと、上記スクリーンの巻取装置と、を備える。
そして、上記太陽電池セルが、複数直列接続されて太陽電池モジュールを構成し、
上記太陽電池モジュールが引き出し方向に並んで配置されてこれらが並列接続されており、
上記スクリーンを引き出した状態を維持するロック位置の少なくとも1つが、隣接する太陽電池モジュール間に位置していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、複数の太陽電池セルを直列接続した太陽電池モジュールを引き出し方向に並べて並列接続し、スクリーンのロック位置が隣接する太陽電池モジュール間にくるようにしたため、部分展開時にも車両用駆動バッテリに充電可能な高い出力電圧が得られる太陽電池付サンシェードを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の太陽電池付サンシェードの一例を示す図である。
太陽電池モジュールとロック位置との関係を示す図である。
太陽電池モジュールの最大出力電圧と最大電力点の電圧との関係を示す図である。
本発明の太陽電池付サンシェードの他の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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