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公開番号
2025090430
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2023205638
出願日
2023-12-05
発明の名称
吸収性物品の製造方法
出願人
株式会社瑞光
代理人
個人
主分類
A61F
13/15 20060101AFI20250610BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】サイズが異なる吸収性物品を、容易に、かつ効率よく製造できる製造方法を提供する。
【解決手段】側縁部材連続体2a,2bを第1速度V
1
で搬送し、トップシート連続体1を第2速度V
2
で搬送し切断してトップシート1xを形成し、端部シート連続体4を第3速度V
3
で搬送し切断して端部シート4xを形成し、側縁部材連続体2a,2bにトップシート1xと端部シート4xと第2中間連続体6とを重ね接合し、切断して吸収性本体10を形成し、ウエスト部連続体8a,8bを第4速度V
4
で搬送し吸収性本体10を重ね接合し、切断して吸収性物品20を形成し、第1速度V
1
~第4速度V
4
のうち少なくとも一つの設定値を変更することにより、吸収性本体10の全長L
1
、トップシート1xの長さL
2
、端部シート片4wの長さL
3
,L
4
、及び吸収性物品の幅Wの寸法の組合せを変えた吸収性物品20を製造する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
前ウエスト部と、後ウエスト部と、前記前ウエスト部と前記後ウエスト部との間のクロッチ部とを備え、前記前ウエスト部と前記後ウエスト部とにはみ出るように前記クロッチ部に配置された吸収性本体を含む吸収性物品を製造する方法であって、
一対の側縁部材連続体を互いに間隔を設けて、第1速度で搬送し、
トップシート連続体を、前記第1速度よりも遅い第2速度で搬送しながら、所定長さの基準時間ごとに前記トップシート連続体を切断して、トップシートを形成し、
端部シート連続体を前記第1速度よりも遅い第3速度で搬送しながら、前記基準時間ごとに前記端部シート連続体を切断して、端部シートを形成し、
前記基準時間ごとに前記トップシートを、前記一対の側縁部材連続体の間を跨ぐように、前記一対の側縁部材連続体の一方主面に重ね互いに接合するとともに、前記基準時間ごとに前記端部シートを、前記一対の側縁部材連続体の間を跨ぐように、前記一対の側縁部材連続体の他方主面に重ね互いに接合して、前記端部シートと前記トップシートとが交互に配置された第1中間連続体を形成し、
カバーシート連続体の一方主面に所定の間隔を設けて吸収体が配置された第2中間連続体を前記第1速度で搬送しながら、前記第2中間連続体を、前記第2中間連続体の前記吸収体が前記第1中間連続体の前記トップシート側に重なるように、前記第1中間連続体に重ね互いに接合して、吸収性本体連続体を形成し、
前記基準時間ごとに前記吸収性本体連続体を、前記端部シートが二分割されるように切断して、切断された前記端部シートからなる一対の端部シート片が両端部に配置された前記吸収性本体を形成し、
ウエスト部連続体を、第4速度で搬送し、前記基準時間ごとに前記吸収性本体を、前記ウエスト部連続体に重ね互いに接合して、吸収性物品連続体を形成し、
前記吸収性物品連続体を、互いに隣り合う前記吸収性本体の間の所定位置で切断して、前記吸収性本体を含む前記吸収性物品を形成し、
前記第1速度と前記第2速度と前記第3速度と前記第4速度のうち少なくとも一つの設定値を変更することにより、前記吸収性本体の全長と、前記吸収性本体の前記トップシートの長さと、前記吸収性本体の前記端部シート片の長さと、前記吸収性物品の幅との寸法の組合せを変えた前記吸収性物品を製造する、吸収性物品の製造方法。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記トップシートを、前記第2速度よりも速い速度で搬送して、前記一対の側縁部材連続体の前記一方主面に重ね互いに接合する、請求項1に記載の吸収性物品の製造方法。
【請求項3】
前記端部シートを、前記第3速度よりも速い速度で搬送して、前記一対の側縁部材連続体の前記他方主面に重ね互いに接合する、請求項1に記載の吸収性物品の製造方法。
【請求項4】
前記基準時間ごとに前記トップシートを、前記一対の側縁部材連続体の前記一方主面に重ね互いに接合し、次いで、前記基準時間ごとに前記端部シートを、前記端部シートの両端部が前記トップシートに重なるように、前記一対の側縁部材連続体の前記他方主面に重ね互いに接合して、前記第1中間連続体を形成する、請求項1に記載の吸収性物品の製造方法。
【請求項5】
前記基準時間ごとに前記端部シートを、前記一対の側縁部材連続体の前記他方主面に重ね互いに接合し、次いで、前記基準時間ごとに前記トップシートを、前記トップシートの両端部が前記端部シートに重なるように、前記一対の側縁部材連続体の前記一方主面に重ね互いに接合して、前記第1中間連続体を形成する、請求項1に記載の吸収性物品の製造方法。
【請求項6】
前記端部シート連続体の一方主面のうち、前記端部シート連続体の両側の側縁それぞれに沿う一対の側縁領域に接着剤を塗布し、前記側縁領域の間に前記接着剤が塗布されていない未塗布領域を形成し、前記未塗布領域が前記トップシートに対向する前記第1中間連続体を形成する、請求項1に記載の吸収性物品の製造方法。
【請求項7】
前記トップシート連続体は、互いに積層され接合された第1シート連続体と第2シート連続体とからなり、前記第1シート連続体はエンボス加工され、前記一対の側縁部材連続体の前記一方主面に接する、請求項1乃至6のいずれか一つに記載の吸収性物品の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸収性物品の製造方法に関し、詳しくは、吸収性物品に用いる吸収性本体を製造する技術に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
使い捨ておむつ、使い捨てパンツ等の吸収性物品は、吸収体性本体を含む。例えば、図7は吸収性物品の展開図である。図8は吸収性物品の分解斜視図である。
【0003】
図7及び図8に示すように、吸収性物品110は、前ウエスト部111と、後ウエスト部112と、前ウエスト部111と後ウエスト部112との間のクロッチ部113とを備え、吸収性本体114のY方向の一方の端部に、吸収性本体114の他方の端部に締結するための一対の弾性ベルト片116,117がX方向の両側に延在するように接合されている。
【0004】
吸収性本体114は、液体を吸収するための吸収体60を透水性のトップシート61で覆われている。トップシート61のY方向の両端部は、複数の部材53,54;53,55,54が積層された端部シート51,52で覆われ、これにより、尿が、吸収性本体114のY方向の両端部から漏れ出すことを防ぐように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6099357号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このような吸収性物品は、着用者の体格に応じて適合するサイズが変わる。吸収性物品のサイズが異なると、吸収性本体のサイズも変わる。
【0007】
サイズが異なる吸収性物品を製造するために、サイズの異なる吸収性本体を予め準備しておくと、手間がかかる。また、サイズを切替える際に、段取り替えのために製造ラインを停止する必要があり、効率が悪い。そのため、サイズが異なる吸収性物品を、効率よく製造することは困難である。
【0008】
かかる実情に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、サイズが異なる吸収性物品を、容易に、かつ効率よく製造できる製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上記課題を解決するために、以下のように構成した吸収性物品の製造方法を提供する。
【0010】
吸収性物品の製造方法は、前ウエスト部と、後ウエスト部と、前記前ウエスト部と前記後ウエスト部との間のクロッチ部とを備え、前記前ウエスト部と前記後ウエスト部とにはみ出るように前記クロッチ部に配置された吸収性本体を含む吸収性物品を製造する方法であって、
(i)一対の側縁部材連続体を互いに間隔を設けて、第1速度で搬送し、
(ii)トップシート連続体を、前記第1速度よりも遅い第2速度で搬送しながら、所定長さの基準時間ごとに前記トップシート連続体を切断して、トップシートを形成し、
(iii)端部シート連続体を、前記第1速度よりも遅い第3速度で搬送しながら、前記基準時間ごとに前記端部シート連続体を切断して、端部シートを形成し、
(iv)前記基準時間ごとに前記トップシートを、前記一対の側縁部材連続体の間を跨ぐように、前記一対の側縁部材連続体の一方主面に重ね互いに接合するとともに、前記基準時間ごとに前記端部シートを、前記一対の側縁部材連続体の間を跨ぐように、前記一対の側縁部材連続体の他方主面に重ね互いに接合して、前記端部シートと前記トップシートとが交互に配置された第1中間連続体を形成し、
(v)カバーシート連続体の一方主面に所定の間隔を設けて吸収体が配置された第2中間連続体を前記第1速度で搬送しながら、前記第2中間連続体を、前記第2中間連続体の前記吸収体が前記第1中間連続体の前記トップシート側に重なるように、前記第1中間連続体に重ね互いに接合して、吸収性本体連続体を形成し、
(vi)前記基準時間ごとに前記吸収性本体連続体を、前記端部シートが二分割されるように切断して、切断された前記端部シートからなる一対の端部シート片が両端部に配置された前記吸収性本体を形成し、
(vii)ウエスト部連続体を、第4速度で搬送し、前記基準時間ごとに前記吸収性本体を、前記ウエスト部連続体に重ね互いに接合して、吸収性物品連続体を形成し、
(viii)前記吸収性物品連続体を、互いに隣り合う前記吸収性本体の間の所定位置で切断して、前記吸収性本体を含む前記吸収性物品を形成し、
(ix)前記第1速度と前記第2速度と前記第3速度と前記第4速度のうち少なくとも一つの設定値を変更することにより、前記吸収性本体の全長と、前記吸収性本体の前記トップシートの長さと、前記吸収性本体の前記端部シート片の長さと、前記吸収性物品の幅との寸法の組合せを変えた前記吸収性物品を製造する。
(【0011】以降は省略されています)
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