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公開番号2025089758
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-16
出願番号2023204590
出願日2023-12-04
発明の名称管理装置、管理システム、アンケート提示方法、及びプログラム
出願人株式会社イトーキ
代理人個人,個人
主分類G06Q 10/0639 20230101AFI20250609BHJP(計算;計数)
要約【課題】適切なアンケート対象者に適切なタイミングでアンケートを実施する管理装置、管理システム、アンケート提示方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】管理システム1において、複数のワーカが利用するオフィス5の管理装置2は、オフィスに設けられる設備5に関するワーカの利用状況を管理する設備管理部21と、利用状況に基づいて、設備を利用したワーカに対して、設備の利用における所定のタイミングでワーカが所持及び/又は使用する端末にアンケートを表示することにより提示するアンケート提示部22と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
複数のワーカが利用するオフィスの管理装置であって、
前記オフィスに設けられる設備に関する前記ワーカの利用状況を管理する設備管理部と、
前記利用状況に基づいて、前記設備を利用したワーカに対してアンケートを提示するアンケート提示部と、
を備え、
前記アンケート提示部は、前記設備の利用における所定のタイミングで前記ワーカが所持及び／又は使用する端末に前記アンケートを表示することにより前記ワーカに前記アンケートを提示する、
管理装置。
続きを表示（約 920 文字）【請求項２】
前記所定のタイミングは、前記設備の利用を終了する直前乃至直後である、
請求項１記載の管理装置。
【請求項３】
前記オフィスの管理装置は、さらに、前記ワーカの前記オフィスにおける位置を特定する位置特定部を備え、
前記設備管理部は、前記特定した前記ワーカの位置に基づいて前記利用状況を管理する、
請求項１記載の管理装置。
【請求項４】
前記所定のタイミングは、前記設備の利用後であって、前記ワーカの位置に基づいて所定の行動を行ったと判定されたタイミングである、
請求項３記載の管理装置。
【請求項５】
前記オフィス管理装置は、さらに、前記設備の利用予約を受付ける予約受付部を備え、
前記設備管理部は、前記予約受付部が受付けた前記利用予約に基づいて前記利用状況を管理する、
請求項１記載の管理装置。
【請求項６】
前記アンケート提示部は、前記オフィスに設置され、前記ワーカが使用する端末の表示装置に前記アンケートを表示する、
請求項１記載の管理装置。
【請求項７】
前記アンケート提示部は、前記ワーカが所持する端末の表示装置に前記アンケートを表示する、
請求項１記載の管理装置。
【請求項８】
前記アンケート提示部は、前記設備を複数の前記ワーカが利用した場合に、前記複数のワーカから一又は二以上のアンケート対象者を選定し、該選定した前記ワーカに前記アンケートを提示する、
請求項１記載の管理装置。
【請求項９】
前記オフィスの管理装置は、さらに、
前記利用状況に基づいて、前記設備の利用を停止した前記ワーカを特定する、利用停止ワーカ特定部と、
前記利用を停止した前記ワーカに対して第２のアンケートを提示する、第２アンケート提示部と、
を備える、請求項１記載の管理装置。
【請求項１０】
コンピュータを請求項１～９の何れかに記載の管理装置として機能させるプログラム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は管理装置、管理システム、アンケート提示方法、及びプログラムに関し、具体的には、適切なアンケート対象者に適切なタイミングでアンケートを実施することができる、管理装置、管理システム、アンケート提示方法、及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
企業その他の組織におけるアンケートの実施を支援する情報処理システムとして、例えば特許文献１のアンケート支援装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００９－２３０３０２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
昨今の企業その他の組織では、従業員等の働く意欲を高く維持し、業務の効率を向上させる手段として、アンケートが活用されている。従来技術はアンケートを従業員に提示し、従業員に回答を入力させて回収し、回収したアンケート結果を集計する作業を情報処理システムにより効率よく進めることができる。
【０００５】
アンケートは、例えば前述のように組織全体の業務効率を向上させる目的で行うこともできる一方、組織のオフィスその他の施設における会議室や個室、オープンスペース、或いは共用の什器を含めたオフィス設備に関してアンケートを実施して、オフィス設備の改善を目的として行うことができる。
【０００６】
一方で、設備に関するアンケートは、当該設備を利用した従業員等を対象として実施しなければ有効なアンケート結果を得ることができないが、従来技術では適切なアンケート対象者として、設備を利用した従業員等を選定してアンケートを実施することができないという問題があった。また、アンケートを実施するタイミングについても、従業者が設備を利用してからあまりにも時間が経過した時点でアンケートを実施しても有効な回答を得ることができないが、従来技術では適切なタイミングでアンケートを実施することができないという問題があった。
【０００７】
本発明は上記の問題に鑑み、適切なアンケート対象者に適切なタイミングでアンケートを実施することができる、オフィスの管理装置、オフィスの管理システム、アンケート提示方法、及びプログラムを提示することを、その目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
前述の課題を解決するためになされた本発明に係る管理装置は、複数のワーカが利用するオフィスの管理装置であって、前記オフィスに設けられる設備に関する前記ワーカの利用状況を管理する設備管理部と、前記利用状況に基づいて、前記設備を利用したワーカに対してアンケートを提示するアンケート提示部と、を備え、前記アンケート提示部は、前記設備の利用における所定のタイミングで前記ワーカが所持及び／又は使用する端末に前記アンケートを表示することにより前記ワーカに前記アンケートを提示することを特徴としている。
【０００９】
本発明に係る管理装置は、前記所定のタイミングが前記設備の利用を終了する直前乃至直後であるようにしてもよい。
【００１０】
本発明に係る管理装置は、さらに、前記ワーカの前記オフィスにおける位置を特定する位置特定部を備え、前記設備管理部は、前記特定した前記ワーカの位置に基づいて前記利用状況を管理するようにしてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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