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公開番号
2025089736
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2023204547
出願日
2023-12-04
発明の名称
車両制御システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
B60W
50/08 20200101AFI20250609BHJP(車両一般)
要約
【課題】ドライバがより快適に車両を運転することができる技術を提供する。
【解決手段】車両を制御する車両制御システムは、車両に搭載されたセンサを用いて車両のドライバの肉体的疲労度を取得する。肉体的疲労度が第1閾値を超えることを少なくとも含む作動条件が成立した場合、車両制御システムは、車両のドライバ席に設置されたマッサージ機器を作動させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両を制御する車両制御システムであって、
1又は複数のプロセッサを備え、
前記1又は複数のプロセッサは、
前記車両に搭載されたセンサを用いて前記車両のドライバの肉体的疲労度を取得し、
前記肉体的疲労度が第1閾値を超えることを少なくとも含む作動条件が成立した場合、前記車両のドライバ席に設置されたマッサージ機器を作動させる
ように構成された
車両制御システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両制御システムであって、
前記作動条件は、更に、前記ドライバが前記マッサージ機器の作動を承認したことを含む
車両制御システム。
【請求項3】
請求項1に記載の車両制御システムであって、
前記作動条件は、更に、前記車両の速度が所定速度未満であることを含む
車両制御システム。
【請求項4】
請求項1に記載の車両制御システムであって、
前記センサは、前記ドライバ席に設置された筋硬度計を含み、
前記1又は複数のプロセッサは、前記筋硬度計によって検出される前記ドライバの筋硬度に基づいて、前記肉体的疲労度を取得するように構成された
車両制御システム。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の車両制御システムであって、
前記車両は、クラッチペダルを備えるマニュアルトランスミッション車両である
車両制御システム。
【請求項6】
請求項5に記載の車両制御システムであって、
前記センサは、前記クラッチペダルの操作を検出するクラッチポジションセンサを含み、
前記1又は複数のプロセッサは、一定時間における前記クラッチペダルの操作回数及び操作時間の少なくとも一方に基づいて、前記肉体的疲労度を取得するように構成された
車両制御システム。
【請求項7】
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の車両制御システムであって、
前記車両は、電気モータを走行用の動力装置として使用する電気自動車であり、且つ、擬似クラッチペダルと擬似シフト装置とを備え、
前記擬似クラッチペダルは、前記擬似シフト装置の操作時に操作され、
前記電気自動車の運転モードは、アクセルペダルの操作に対する前記電気モータの出力を前記擬似クラッチペダルの操作と前記擬似シフト装置の操作に応じて変化させる3ペダルモードを含み、
前記3ペダルモードにおいて、前記1又は複数のプロセッサは、前記肉体的疲労度を取得し、前記作動条件が成立した場合に前記マッサージ機器を作動させるように構成された
車両制御システム。
【請求項8】
請求項7に記載の車両制御システムであって、
前記センサは、前記擬似クラッチペダルの前記操作を検出するクラッチポジションセンサを含み、
前記1又は複数のプロセッサは、一定時間における前記擬似クラッチペダルの操作回数及び操作時間の少なくとも一方に基づいて、前記肉体的疲労度を取得するように構成された
車両制御システム。
【請求項9】
請求項7に記載の車両制御システムであって、
前記マッサージ機器は、前記ドライバ席の座面シートに埋め込まれた座面マッサージ機器を含む
車両制御システム。
【請求項10】
請求項7に記載の車両制御システムであって、
前記電気自動車の前記運転モードは、更に、前記擬似クラッチペダルの前記操作を必要としない2ペダルモードを含み、
前記1又は複数のプロセッサは、更に、前記3ペダルモードの最中に前記肉体的疲労度が第2閾値を超えることを少なくとも含むモード切替条件が成立した場合、前記運転モードを前記3ペダルモードから前記2ペダルモードに切り替えるように構成された
車両制御システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両を制御する技術に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、マニュアルトランスミッション車両(MT車両)の手動変速動作を擬似的に再現可能な電気自動車を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6787507号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両のドライバの肉体的疲労は、適切な運転の観点から好ましくない。ドライバがより快適に車両を運転することができる技術が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の観点は、車両を制御する車両制御システムに関する。
車両制御システムは、1又は複数のプロセッサを備える。
1又は複数のプロセッサは、車両に搭載されたセンサを用いて車両のドライバの肉体的疲労度を取得する。
肉体的疲労度が第1閾値を超えることを少なくとも含む作動条件が成立した場合、1又は複数のプロセッサは、車両のドライバ席に設置されたマッサージ機器を作動させる。
【0006】
第2の観点は、電気モータを走行用の動力装置として使用する電気自動車を制御する車両制御システムに関する。
電気自動車は、擬似クラッチペダルと擬似シフト装置とを備える。擬似クラッチペダルは、擬似シフト装置の操作時に操作される。
電気自動車の運転モードは、
アクセルペダルの操作に対する電気モータの出力を擬似クラッチペダルの操作と擬似シフト装置の操作に応じて変化させる3ペダルモードと、
擬似クラッチペダルの操作を必要としない2ペダルモードと
を含む。
車両制御システムは、1又は複数のプロセッサを備える。
1又は複数のプロセッサは、電気自動車に搭載されたセンサを用いて電気自動車のドライバの肉体的疲労度を取得する。
3ペダルモードの最中に肉体的疲労度が閾値を超えることを少なくとも含むモード切替条件が成立した場合、1又は複数のプロセッサは、運転モードを3ペダルモードから2ペダルモードに切り替える。
【発明の効果】
【0007】
第1の観点によれば、ドライバの肉体的疲労度が閾値を超えることを少なくとも含む作動条件が成立した場合、ドライバ席に設置されたマッサージ機器が作動する。これにより、ドライバの肉体的疲労が緩和される。その結果、ドライバはより快適に車両を運転することが可能となる。
【0008】
第2の観点によれば、電気自動車は、擬似クラッチペダルと擬似シフト装置を備えており、その運転モードは、マニュアルトランスミッション車両の手動変速動作を擬似的に再現する3ペダルモードを含んでいる。その3ペダルモードの最中にドライバの肉体的疲労度が閾値を超えることを少なくとも含むモード切替条件が成立した場合、電気自動車の運転モードは、擬似クラッチペダルの操作を要する3ペダルモードから擬似クラッチペダルの操作を要しない2ペダルモードに切り替わる。これにより、ドライバは擬似クラッチペダルの操作から解放されるため、ドライバの肉体的疲労が緩和される。その結果、ドライバはより快適に車両を運転することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
車両と車両制御システムを示す概念図である。
センサとマッサージ機器の例を示す図である。
第1の実施の形態に係る車両制御システムの機能構成例を示すブロック図である。
第1の実施の形態に係る車両制御システムによる処理例を示すフローチャートである。
第1の実施の形態の変形例に係る車両制御システムの機能構成例を示すブロック図である。
第1の実施の形態の変形例に係る車両制御システムによる処理例を示すフローチャートである。
第2の実施の形態の概要を説明するための概念図である。
第2の実施の形態に係る車両制御システムの機能構成例を示すブロック図である。
第2の実施の形態に係る車両制御システムによる処理例を示すフローチャートである。
第2の実施の形態の変形例に係る車両制御システムの機能構成例を示すブロック図である。
第3の実施の形態の概要を説明するための概念図である。
第3の実施の形態に係る車両制御システムの機能構成例を示すブロック図である。
第3の実施の形態に係る車両制御システムによる処理例を示すフローチャートである。
第4の実施の形態に係る車両制御システムの機能構成例を示すブロック図である。
第4の実施の形態に係る車両制御システムによる処理例を示すフローチャートである。
第4の実施の形態に係る車両制御システムによる他の処理例を示すフローチャートである。
電気自動車の動力制御系の第1の構成例を示すブロック図である。
MT車両モデルを構成するエンジンモデル、クラッチモデル、及びトランスミッションモデルの各例を示す図である。
MT車両モデルを用いたモータ制御で実現される電気モータのトルク特性を示す図である。
電気自動車の動力制御系の第2の構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
添付図面を参照して、本開示の実施の形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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