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公開番号2025089499
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-12
出願番号2025051915,2021121591
出願日2025-03-26,2021-07-26
発明の名称タッチパネル
出願人FCLコンポーネント株式会社
代理人弁理士法人片山特許事務所
主分類G06F 3/02 20060101AFI20250605BHJP(計算;計数)
要約【課題】コストを削減可能なタッチパネルを提供する。
【解決手段】タッチパネルは、第1領域および第2領域を有し、第1領域と第2領域との間の少なくとも一部が除去されている第1導電膜10と、間に空隙を挟み前記第1導電膜に積層された第2導電膜と、第1導電膜から信号を出力する第1端子38aおよび第2端子38bと、第1導電膜に設けられ、第1端子に電気的に接続された第1電極12と、第1導電膜に設けられ、第1電極と第1領域を挟み対向する第2電極11と、第2領域における第1導電膜上に設けられ、第1導電膜内の第1抵抗領域を挟み対向し一方の電極が第2電極に電気的に接続され他方の電極が第2端子に電気的に接続された一対の電極を有する第1抵抗と、第2端子と第1抵抗との間に設けられ、第2領域において、第1導電膜と第2導電膜とを電気的に接続する第1スイッチ部と、を備える。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
第1領域および第2領域を有し、前記第1領域と前記第2領域との間の第3領域において少なくとも一部が除去されている第1導電膜と、
間に空隙を挟み前記第1導電膜に積層された第2導電膜と、
前記第1導電膜に設けられ、第1端子に電気的に接続された第1電極と、
前記第1導電膜に設けられ、前記第1領域と前記第2領域の配列方向において、前記第1電極と前記第1領域および前記第2領域を挟み対向し、第2端子に電気的に接続された第2電極と、
前記第2領域に設けられ、前記第1導電膜と前記第2導電膜とを電気的に接続する複数のスイッチ部と、
を備えるタッチパネル。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記第1領域と前記第3領域との間に設けられ、前記第1電極と前記第1領域を挟み対向する第3電極と、
一端が前記第2電極に他端が前記第3電極に接続された抵抗と、
を備える請求項1に記載のタッチパネル。
【請求項3】
互に電気的に分離された第1領域、第2領域および第3領域を有する第1導電膜と、
間に空隙を挟み前記第1導電膜に積層された第2導電膜と、
前記第1導電膜に設けられ、第1端子に電気的に接続された第1電極と、
前記第1導電膜に設けられ、前記第1電極と前記第1領域を挟み対向し第2端子に電気的に接続された第2電極と、
前記第2領域に設けられ、前記第1導電膜と前記第2導電膜とを電気的に接続する第1スイッチ部と、
前記第3領域に設けられ、前記第1導電膜と前記第2導電膜とを電気的に接続する第2スイッチ部と、
前記第2領域に設けられ、第3端子と電気的に接続された第3電極と、
前記第3領域に設けられ、第4端子と電気的に接続された第4電極と、
を備えるタッチパネル。
【請求項4】
前記第2導電膜上に設けられた透明な基板と、
前記基板の周縁において前記第1導電膜と前記第2導電膜とを接合する透明な接合層と、
前記基板の周縁部における前記第2導電膜と前記接合層との間に設けられた第1不透明層と、
前記基板の周縁部において前記第2導電膜と前記第1不透明層が除去された除去部と、
上方からみて前記除去部と重なり、前記接合層と前記第1導電膜との間に設けられた第2不透明層と、
を備え、
前記第1導電膜および前記第2導電膜は透明である請求項1から3のいずれか一項に記載のタッチパネル。
【請求項5】
前記第2導電膜に設けられ、前記第1電極と前記第2電極との配列方向に交差する方向において前記第1領域を挟み対向する一対の第4電極と、
前記第1端子と前記第2端子との間に電圧を印加し、前記第2導電膜の電位が所定値より前記第1端子の電位に近いとき、前記第2導電膜の電位に基づき前記第1領域内の前記配列方向における前記第1導電膜と前記第2導電膜との接触位置を検出し、
前記第1端子と前記第2端子との間に電圧を印加し、前記第2導電膜の電位が前記所定値より前記第2端子の電位に近いとき、前記一対の第4電極の間に電圧を印加し、前記第1導電膜の前記第2領域の電位に基づき前記複数のスイッチ部のオンオフを検出する検出部と、
を備える請求項1または2に記載のタッチパネル。
【請求項6】
前記第2導電膜に設けられ、前記第1電極と前記第2電極との配列方向に交差する方向において前記第1領域を挟み対向する一対の第5電極と、
前記第1端子と前記第2端子との間に電圧を印加し、前記第2導電膜の電位が所定範囲の間のとき、前記第2導電膜の電位に基づき前記第1領域内の前記配列方向における前記第1導電膜と前記第2導電膜との接触位置を検出し、
前記第1端子と前記第2端子との間に電圧を印加し、前記第2導電膜がオープンのとき、前記一対の第5電極の間に電圧を印加し、前記第3端子および第4端子の電位に基づき前記第1スイッチ部および前記第2スイッチ部のオンオフを検出する検出部と、
を備える請求項3に記載のタッチパネル。
【請求項7】
第1方向に配列されて設けられた第1領域および第2領域を有する第1導電膜と、
前記第1導電膜に設けられた第1電極と、
前記第1導電膜に設けられ、前記第1電極と第1方向に交差する第2方向において前記第1領域を挟むように対向する第2電極と、
前記第1導電膜に設けられ、前記第2電極と前記第2方向において前記第2領域を挟むように対向する第3電極と、
間に空隙を挟み前記第1導電膜に積層された第2導電膜と、
を備え、
前記第1電極と前記第3電極との間において前記第1領域および前記第2領域は直列に接続されているタッチパネル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タッチパネルに関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
対向する一対の導電膜を用いた4線式タッチパネルにおいて、タッチ入力領域とボタン等のスイッチとを設けることが知られている(例えば特許文献1~3)。タッチ入力領域とスイッチを直列に接続することが知られている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-48559号公報
特開2005-251105号公報
特開2002-23955号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のように、タッチ入力領域とスイッチを直列に接続することにより、スイッチ用の引き回し回路などを削減できる。しかし、特許文献1では、タッチ入力領域の電極とスイッチとの間に抵抗が接続されていない。このため、タッチ入力領域の導電膜とスイッチとの電位の差が小さく、タッチ入力領域への入力と、スイッチへの入力を誤検出する可能性がある。この誤検出を抑制する一例として、上下の基板の両方において、タッチ入力領域における導電膜に直列にスイッチおよび抵抗が接続されている。このため、上下の基板の両方に、導電膜とスイッチとを接続する配線と、抵抗と、が設けられている。このように、誤検出を抑制するためコストが増加してしまう。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、コストを削減可能なタッチパネルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態は、第1領域および第2領域を有し、前記第1領域と前記第2領域との間の第3領域において少なくとも一部が除去されている第1導電膜と、間に空隙を挟み前記第1導電膜に積層された第2導電膜と、前記第1導電膜に設けられ、第1端子に電気的に接続された第1電極と、前記第1導電膜に設けられ、前記第1領域と前記第2領域の配列方向において、前記第1電極と前記第1領域および前記第2領域を挟み対向し、第2端子に電気的に接続された第2電極と、前記第2領域に設けられ、前記第1導電膜と前記第2導電膜とを電気的に接続する複数のスイッチ部と、を備えるタッチパネルである。
【0007】
本発明の実施形態は、互に電気的に分離された第1領域、第2領域および第3領域を有する第1導電膜と、間に空隙を挟み前記第1導電膜に積層された第2導電膜と、前記第1導電膜に設けられ、第1端子に電気的に接続された第1電極と、前記第1導電膜に設けられ、前記第1電極と前記第1領域を挟み対向し第2端子に電気的に接続された第2電極と、前記第2領域に設けられ、前記第1導電膜と前記第2導電膜とを電気的に接続する第1スイッチ部と、前記第3領域に設けられ、前記第1導電膜と前記第2導電膜とを電気的に接続する第2スイッチ部と、前記第2領域に設けられ、第3端子と電気的に接続された第3電極と、前記第3領域に設けられ、第4端子と電気的に接続された第4電極と、を備えるタッチパネルである。
【0008】
本発明の実施形態は、第1方向に配列されて設けられた第1領域および第2領域を有する第1導電膜と、前記第1導電膜に設けられた第1電極と、前記第1導電膜に設けられ、前記第1電極と第1方向に交差する第2方向において前記第1領域を挟むように対向する第2電極と、前記第1導電膜に設けられ、前記第2電極と前記第2方向において前記第2領域を挟むように対向する第3電極と、間に空隙を挟み前記第1導電膜に積層された第2導電膜と、を備え、前記第1電極と前記第3電極との間において前記第1領域および前記第2領域は直列に接続されているタッチパネルである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、コストを削減可能なタッチパネルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1に係るタッチパネルの平面図である。
(a)および(b)は実施例1における導電膜の平面図である。
実施例1における図2(a)および図2(b)のA-A断面図である。
実施例1において導電膜10のうち領域42付近を拡大した平面図である。
実施例1におけるタッチパネルの概念図である。
実施例1における導電膜10の等価回路である。
実施例1における直列経路内の位置に対する電位を示す図である。
実施例1における制御部の処理を示すフローチャートである。
実施例1の変形例1において導電膜10のうち領域42付近を拡大した平面図である。
実施例1の変形例1における導電膜10の等価回路である。
実施例1の変形例2において導電膜10のうち領域42付近を拡大した平面図である。
実施例1の変形例2における導電膜10の等価回路である。
実施例1の変形例3において導電膜10のうち領域42付近を拡大した平面図である。
実施例1の変形例3における導電膜10の等価回路である。
実施例2において導電膜10のうち領域42付近を拡大した平面図である。
実施例2における導電膜10の等価回路である。
実施例2における制御部の処理を示すフローチャートである。
実施例2の変形例1において導電膜10のうち領域42付近を拡大した平面図である。
(a)は、実施例2の変形例1における導電膜10の等価回路、(b)は、実施例2の変形例1における直列経路内の位置に対する電位を示す図である。
実施例2の変形例2において導電膜10のうち領域42付近を拡大した平面図である。
実施例3において導電膜10のうち領域42付近を拡大した平面図である。
実施例3におけるタッチパネルの概念図である。
実施例3における制御部の処理を示すフローチャートである。
(a)は、実施例4における導電膜10の平面図、(b)は、(a)のA-A断面図である。
(a)は、実施例4の変形例1における導電膜10の平面図、(b)は、(a)のA-A断面図である。
(a)および(b)は、実施例5における導電膜の平面図である。
図26(a)および図26(b)のA-A断面図である。
(a)および(b)は、実施例5の変形例1における導電膜の平面図である。
図28(a)および図28(b)のA-A断面図である。
実施例6に係るタッチパネルの平面図である。
(a)および(b)は実施例6における導電膜の平面図である。
実施例6におけるタッチパネルの断面図である。
実施例6における電極14の拡大図である。
実施例6におけるタッチパネルの概念図である。
実施例6における導電膜10の等価回路である。
実施例6における直列経路内の位置に対する電位を示す図である。
実施例6における制御部の処理を示すフローチャートである。
比較例1における導電膜の平面図である。
実施例6の変形例1におけるタッチパネルの平面拡大図である。
実施例6の変形例1におけるタッチパネルの断面図である。
実施例6の変形例2における導電膜10の平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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