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公開番号
2025088890
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2023203690
出願日
2023-12-01
発明の名称
酸素生成システム
出願人
いすゞ自動車株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
主分類
C25B
1/04 20210101AFI20250605BHJP(電気分解または電気泳動方法;そのための装置)
要約
【課題】不純物による影響を抑制しつつ、純水よりも不純物が多い水を使用して酸素を生成する。
【解決手段】酸素生成システムSは、エンジン30を冷却するための冷却水が流れる冷却水路90と、冷却水路90を流れる冷却水と熱交換をすることにより熱を発生する第1熱発生器41と、第1熱発生器41が発生した熱により水から水蒸気を生成し、水蒸気を冷却することにより蒸留水を生成する生成部44と、生成部44が生成した蒸留水を電気分解して、水素及び酸素を生成する電解部10と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
駆動源を冷却するための冷却水が流れる冷却水路と、
前記冷却水路を流れる冷却水と熱交換をすることにより熱を発生する第1熱発生器と、
前記第1熱発生器が発生した熱により水から水蒸気を生成し、前記水蒸気を冷却することにより蒸留水を生成する生成部と、
前記生成部が生成した蒸留水を電気分解して、水素及び酸素を生成する電解部と、
を有する酸素生成システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記冷却水路は、前記駆動源と前記第1熱発生器とを繋げており、前記駆動源と前記第1熱発生器との間で冷却水を循環させる、
請求項1に記載の酸素生成システム。
【請求項3】
前記冷却水路における前記駆動源の下流側から分岐し、前記冷却水路における前記駆動源の上流側に合流する第1分岐流路と、
前記冷却水路から前記第1分岐流路に冷却水を向かわせるか否かを切り替える第1切替弁と、
を有し、
前記第1熱発生器は、前記第1分岐流路において冷却水と熱交換をする、
請求項1に記載の酸素生成システム。
【請求項4】
前記第1熱発生器の温度が閾値未満の場合、前記冷却水路から前記第1分岐流路に冷却水を向かわせるように前記第1切替弁を切り替える熱制御部を有する、
請求項3に記載の酸素生成システム。
【請求項5】
前記冷却水路における前記駆動源の下流側から分岐し、前記冷却水路における前記駆動源の上流側に合流する第2分岐流路と、
前記冷却水路から前記第2分岐流路に冷却水を向かわせるか否かを切り替える第2切替弁と、
を有し、
前記第1熱発生器は、前記第2分岐流路において前記駆動源の排気流路を流れる排気と熱交換をした冷却水と、熱交換をする、
請求項1に記載の酸素生成システム。
【請求項6】
前記第1熱発生器の温度が閾値未満の場合、前記冷却水路から前記第2分岐流路に冷却水を向かわせるように前記第2切替弁を切り替える熱制御部を有する、
請求項5に記載の酸素生成システム。
【請求項7】
電力を供給されて熱を発生する第2熱発生器と、
前記第2熱発生器に電力を供給する蓄電装置と、
前記第1熱発生器の温度が閾値未満かつ前記蓄電装置の蓄電量が所定の蓄電量以上である場合に、前記蓄電装置から前記第2熱発生器に電力を供給させる熱制御部と、を有し、
前記生成部は、前記第1熱発生器及び前記第2熱発生器が発生した熱により、水から水蒸気を生成する、
請求項1に記載の酸素生成システム。
【請求項8】
水蒸気を生成するための水を収容するタンクを有し、
前記生成部は、前記タンクに収容された水に含まれる不純物の濃度が所定の濃度以上である場合に、前記タンクから排水させる、
請求項1に記載の酸素生成システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、酸素生成システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
エンジン下流の排気流路、又はエンジンにオゾンを供給するシステムが知られている。特許文献1に記載の排気浄化システムは、水を電気分解して生成した酸素からオゾンを生成し、当該オゾンを排気流路に供給する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-38720号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
水に含まれる不純物による電極の腐食やガスの発生を抑制するために、酸素の生成に用いる水として、不純物の含有量が微少である純水を使用することが望ましい。しかしながら、純水は、水道水のような不純物の含有量が多い水よりも、費用がかさんだり入手が困難であったりするという問題があった。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、不純物による影響を抑制しつつ、純水よりも不純物が多い水を使用して酸素を生成することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係る酸素生成システムは、駆動源を冷却するための冷却水が流れる冷却水路と、前記冷却水路を流れる冷却水と熱交換をすることにより熱を発生する第1熱発生器と、前記第1熱発生器が発生した熱により水から水蒸気を生成し、前記水蒸気を冷却することにより蒸留水を生成する生成部と、前記生成部が生成した蒸留水を電気分解して、水素及び酸素を生成する電解部と、を有する。
【0007】
前記冷却水路は、前記駆動源と前記第1熱発生器とを繋げており、前記駆動源と前記第1熱発生器との間で冷却水を循環させてもよい。
【0008】
前記冷却水路における前記駆動源の下流側から分岐し、前記冷却水路における前記駆動源の上流側に合流する第1分岐流路と、前記冷却水路から前記第1分岐流路に冷却水を向かわせるか否かを切り替える第1切替弁と、を有し、前記第1熱発生器は、前記第1分岐流路において冷却水と熱交換をしてもよい。
【0009】
前記第1熱発生器の温度が閾値未満の場合、前記冷却水路から前記第1分岐流路に冷却水を向かわせるように前記第1切替弁を切り替える熱制御部を有してもよい。
【0010】
前記冷却水路における前記駆動源の下流側から分岐し、前記冷却水路における前記駆動源の上流側に合流する第2分岐流路と、前記冷却水路から前記第2分岐流路に冷却水を向かわせるか否かを切り替える第2切替弁と、を有し、前記第1熱発生器は、前記第2分岐流路において前記駆動源の排気流路を流れる排気と熱交換をした冷却水と、熱交換をしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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