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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025088427
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023203121
出願日
2023-11-30
発明の名称
撮像装置、制御方法およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04N
23/60 20230101AFI20250604BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】画像中の被写体と関連付けてチャンネルごとに記録される音声データのレベルを調整する。
【解決手段】撮像装置は、撮像手段と、収音装置と接続する接続手段と、前記収音装置から取得した音声データと、前記撮像手段により取得した動画データとを合成する合成手段と、前記撮像手段により撮像された動画の画面に含まれる被写体を検出する検出手段と、前記被写体と前記撮像装置に接続されている収音装置とを関連付ける設定手段と、前記検出手段により検出された被写体の、前記撮像手段により撮像された動画の画面内の位置を判定する判定手段と、前記判定手段により判定された被写体の位置に基づいて、当該被写体と関連付けられた収音装置から取得した音声データのチャンネルごとの録音レベルを決定する決定手段と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像装置であって、
撮像手段と、
収音装置と接続する接続手段と、
前記収音装置から取得した音声データと、前記撮像手段により取得した動画データとを合成する合成手段と、
前記撮像手段により撮像された動画の画面に含まれる被写体を検出する検出手段と、
前記被写体と前記撮像装置に接続されている収音装置とを関連付ける設定手段と、
前記検出手段により検出された被写体の、前記撮像手段により撮像された動画の画面内の位置を判定する判定手段と、
前記判定手段により判定された被写体の位置に基づいて、当該被写体と関連付けられた収音装置から取得した音声データのチャンネルごとの録音レベルを決定する決定手段と、を有することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記録音レベルは、チャンネルごとに記録される音声データの比率であり、
前記決定手段は、前記判定手段により判定された被写体の位置に基づいて前記比率を決定し、
前記合成手段は、前記決定手段により決定された比率に基づいて、前記収音装置から取得した音声データを、前記撮像された動画データと合成することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記検出手段は、前記撮像手段により撮像された動画の画面内に含まれる被写体のサイズを検出し、
前記検出手段により検出された被写体のサイズに基づいて、前記決定手段は、前記録音レベルを補正するためのゲインを決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記決定手段は、前記検出手段により検出された第1の被写体のサイズと第2の被写体のサイズの比率に基づいて前記ゲインを決定することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記収音装置と関連付けられている被写体が、前記検出手段により検出されなくなった場合、前記設定手段は、所定の時間が経過した後に当該被写体と関連付けられている収音装置をミュートする設定、または撮影範囲から外れた方向のチャンネルの音声データの記録を継続する設定が可能であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記撮像装置に接続されている複数の収音装置から取得した音声データをチャンネルごとにミキシングして記録する設定またはミキシングしないで記録する設定が可能であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記収音装置から取得した音声データを記録するチャンネルが1チャンネルの場合、前記決定手段は、当該チャンネルのみに音声データが記録されるように前記録音レベルを設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記設定手段による関連付けが未設定の場合、前記決定手段は、チャンネルごとに音声データが均等に記録されるように前記録音レベルを設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項9】
収音部を有し、前記収音装置から音声データを受信する受信装置が接続可能であり、
前記決定手段は、前記検出手段により検出された被写体のうち、前記撮像装置に対して近くにいる被写体に関連付けられた収音装置により取得した音声データの録音レベルよりも前記収音部により取得した音声データの録音レベルを小さくし、
前記撮像装置に対して遠くにいる被写体に関連付けられた収音装置により取得した音声データの録音レベルよりも前記収音部により取得した音声データの録音レベルを大きくすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項10】
収音部を有し、前記収音装置から音声データを受信する受信装置が接続可能であり、
前記決定手段は、前記検出手段により検出された被写体のうち、前記撮像装置に対して近くにいる被写体に関連付けられた収音装置により取得した音声データの録音レベルを、前記収音部により取得した音声データの録音レベルよりも大きくし、
前記撮像装置に対して遠くにいる被写体に関連付けられた収音装置により取得した音声データの録音レベルを、前記収音部により取得した音声データの録音レベルよりも小さくすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置による録音/録画処理に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ワイヤレスマイクロフォンなどでモノラル音声をカメラで録音する場合、各チャンネル(例えば、LチャンネルとRチャンネル)にミキシングされた音声データが記録されるが、画像中の音源位置に対して音声データが均等に配分されて記録される。このため、音声を含む動画の再生時に画像中の音源位置とチャンネルごとの音声レベル(音量)が合わず、ユーザに違和感を与えてしまう可能性がある。
【0003】
このような背景に対して、特許文献1には、モノラルの音声データの中から音源として特定した被写体に対応する音声データを選択し、特定した被写体の画像における位置に応じてチャンネルごとの音量を調整する方法が記載されている。特許文献2には、音声データ付き画像データを音声データと画像データに分離し、画像中の特定の被写体の音源を分離された音声データから分離し、分離された音源を画像に適した音場空間に再配置する方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-151544号公報
特開2000-295700号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1、2では、音声データから高精度に被写体に対応する音声データのみを抽出してチャンネルごとの音量を調整し、被写体の音声データ以外と再合成する必要がある。このため、被写体の音声データを適切に抽出できない場合には不自然な音声データが生成されてしまう可能性がある。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、画像中の被写体と関連付けてチャンネルごとに記録される音声データのレベルを調整できる技術を実現することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の撮像装置は、撮像手段と、収音装置と接続する接続手段と、前記収音装置から取得した音声データと、前記撮像手段により取得した動画データとを合成する合成手段と、前記撮像手段により撮像された動画の画面に含まれる被写体を検出する検出手段と、前記被写体と前記撮像装置に接続されている収音装置とを関連付ける設定手段と、前記検出手段により検出された被写体の、前記撮像手段により撮像された動画の画面内の位置を判定する判定手段と、前記判定手段により判定された被写体の位置に基づいて、当該被写体と関連付けられた収音装置から取得した音声データのチャンネルごとの録音レベルを決定する決定手段と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、画像中の被写体と関連付けてチャンネルごとに記録される音声データのレベルを調整できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の撮像装置と収音装置の構成を例示するブロック図。
実施形態1の録音/録画処理を例示するフローチャート。
実施形態1の録音/録画処理における録音設定画面を例示する図。
実施形態1の録音/録画処理における関連付け設定画面を例示する図。
実施形態1の録音/録画処理における被写体位置判定方法を説明する図。
実施形態1の録音/録画処理における被写体サイズ判定方法を説明する図。
実施形態2の撮像装置の録音/録画処理を例示するフローチャート。
実施形態2の録音/録画処理における被写体サイズ判定方法を説明する図。
実施形態3の録音/録画処理を例示するフローチャート。
実施形態3の録音/録画処理における被写体強調設定方法を説明する図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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