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公開番号2025087603
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2024196214
出願日2024-11-08
発明の名称電気接続装置
出願人ヴァレオ、イーオートモーティブ、ジャーマニー、ゲーエムベーハー,VALEO EAUTOMOTIVE GERMANY GMBH
代理人個人,個人,個人
主分類H02M 7/48 20070101AFI20250603BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】バスバーを保持する部品を電子モジュールに正確に組み付ける。
【解決手段】インバータである電子モジュール(100)の支持体(101)に組み付けられる電気接続装置(1)であって、プラスチック製の本体(2)と、本体(2)によって保持されるバスバーの形にある導電体(3)とを備え、本体が、導電体のうち少なくとも1つを保持する少なくとも2つのプレート部分(5、6、7)を備え、プレート部分(5、6、7)が、電気接続装置(1)を支持体(101)上に位置決めするための少なくとも1つの領域(10)を備え、プレート部分(5、6、7)が、電気接続装置(1)が支持体(101)上に組み付けられるときに、プレート部分(5、6、7)のうち1つを残りのプレート部分に対して遊びを伴って配置することを可能にするように少なくとも1つの弾性変形可能な接合部(12)によって互いに接続される、電気接続装置(1)に関する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
特にインバータである電子モジュール(100)の支持体(101)に組み付けられるように構成された電気接続装置(1)であって、前記電気接続装置(1)が、特にプラスチック製の本体(2)と、前記本体(2)によって保持される特にバスバーの形である導電体(3)とを備え、前記本体が、前記導電体のうち少なくとも1つをそれぞれ保持する少なくとも2つのプレート部分(5、6、7)を備え、各プレート部分(5、6、7)が、前記電気接続装置(1)を前記支持体(101)上に位置決めするための少なくとも1つの領域(10)を備え、前記プレート部分(5、6、7)は、前記電気接続装置(1)が前記電子モジュールの前記支持体(101)上に組み付けられるときに、前記プレート部分(5、6、7)のうちの1つを残りのプレート部分に対して遊びを伴って配置できるように、少なくとも1つの弾性変形可能な接合部(12)によって互いに接続されている、電気接続装置(1)。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
各プレート部分上の前記領域(10)が、前記プレート部分を前記電子モジュールの前記支持体上に位置決めすることを可能にする位置決めロッド(30)などの位置決め部材を受容するように構成されたオリフィス(17)を備え、前記位置決めロッドは、例えば金属であり、前記電子モジュールの前記支持体に接続される、請求項1に記載の電気接続装置(1)。
【請求項3】
各プレート部分(5、6、7)が、特にそれぞれ前記オリフィス(17)によって形成された少なくとも2つの位置決め領域(10)を備える、請求項2に記載の電気接続装置(1)。
【請求項4】
前記電気接続装置(1)が、互いに順に接続された3つのプレート部分(5、6、7)と、2つのプレート部分を互いに接続するようにそれぞれ構成された2つの弾性変形可能な接合部(12、37)とを備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の電気接続装置(1)。
【請求項5】
前記弾性変形可能な接合部(12、37)が、前記電子モジュールの前記支持体(101)の中空柱(104)と並んで配置されるように構成された通路(18)を備える、請求項4に記載の電気接続装置(1)。
【請求項6】
前記弾性変形可能な接合部(12、37)が、2つの隣り合うプレート部分間で材料ブリッジ(33、50)によって形成される、請求項1から5のいずれか一項に記載の電気接続装置(1)。
【請求項7】
前記弾性変形可能な接合部を形成する材料ブリッジが、2つの隣り合うプレート部分を隔てるスロット(34)に隣接し、前記スロットが、前記弾性変形可能な接合部が変形するときに、特に前記2つの隣り合うプレート部分が互いに接近または離間することを可能にする、請求項1から6のいずれか一項に記載の電気接続装置(1)。
【請求項8】
前記弾性変形可能な接合部が、2つの隣り合うプレート部分を接続する複数の材料ブリッジ(50)を備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の電気接続装置(1)。
【請求項9】
前記弾性変形可能な接合部(12、37)が、例えば旋回軸のように、前記弾性変形可能な接合部の周囲における2つの隣り合うプレート部分間での相対移動を可能にするよう前記プレート部分の角部に形成される、請求項1から8のいずれか一項に記載の電気接続装置(1)。
【請求項10】
前記導電体(3)が、特に前記プレート部分の前記プラスチックによってオーバーモールドされる、請求項1から9のいずれか一項に記載の電気接続装置(1)。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、特にインバータである電子モジュールの支持体に組み付けられるように構成された電気接続装置に関する。このインバータは、例えば自動車に搭載することができる。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
多くの電子モジュール、例えば自動車に設けられるインバータは、例えば異なる電気位相に関連付けられたバスバーを使用する。これらのバスバーを共通部品に設けることが好都合であり、これにより、前記バスバーを電子モジュールの残部に組み付けることがより容易になる。この部品は、電子モジュールの支持体上に部品を位置決めすることを可能にする位置決め領域を含む。バスバーを保持するこの共通部品は、比較的大きな寸法を呈する場合、かなりの寸法を有する部品では位置決め領域を支持体上の対応する位置決めロッドに対して正しく配置する必要があるという、組付け上の課題をもたらすおそれがある。このような公差が順守されていない場合、バスバーを保持する部品は、電子モジュールの残部に正確に組み付けられない場合がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、この課題を解消することを可能にする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
したがって、本発明は、特にインバータである電子モジュールの支持体に組み付けられるように構成された電気接続装置であって、前記電気接続装置が、特にプラスチック製の本体と、本体によって保持される特にバスバーの形である導電体とを備え、本体が、導電体のうち少なくとも1つをそれぞれ保持する少なくとも2つのプレート部分を備え、各プレート部分が、電気接続装置を支持体上に位置決めするための少なくとも1つの領域を備え、前記プレート部分は、電気接続装置が電子モジュールの支持体上に組み付けられるときに、プレート部分のうちの1つを残りのプレート部分に対して遊びを伴って配置できるように少なくとも1つの弾性変形可能な接合部によって互いに接続されている、電気接続装置に関する。
【0005】
本発明により、複数のプレート部分内に作製された電気接続装置は、公差の制約をあまり受けない。弾性変形可能な接合部により、電気接続装置を支持体上に位置決めするための領域を設けられたプレート部分は、電気接続装置を電子モジュールの支持体上に組み付ける際に、プレート部分のうち1つの残りに対する相対移動を受けることができる。プレート部分間のこの相対移動は、組付け体の異なる部分の公差による影響を補償することを可能にする。こうして本発明は、例えば、産業プロセスの観点で許容可能な公差を伴って、電気接続装置および/または電子モジュールの支持体を製造することを可能にする。弾性変形可能な接合部は、プレート部分間の遊びによってこれらの公差を補償することを可能にする。
【0006】
本発明の一態様によれば、各プレート部分上の位置決め領域は、プレート部分を電子モジュールの支持体上に位置決めすることを可能にする位置決めロッドなどの位置決め部材を受容するように構成されたオリフィスを備える。
【0007】
このロッドは、例えば金属であり、電子モジュールの支持体に接続される。
【0008】
本発明の一態様によれば、位置決めロッドは、単純に位置決め領域内のオリフィスに挿入される。位置決めロッドは、電子モジュールの支持体上での電気接続装置の一時的な位置決め(恒久的な締結ではない)に使用される。
【0009】
本発明の一態様によれば、プレート部分上の位置決め領域のすべてがオリフィスによって形成される。
【0010】
本発明の一態様によれば、各プレート部分は、特にそれぞれがオリフィスによって形成される少なくとも2つの位置決め領域を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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