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公開番号
2025085933
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199647
出願日
2023-11-27
発明の名称
排ガス案内装置
出願人
ダイムラー トラック エージー
代理人
弁理士法人前川知的財産事務所
主分類
F01N
13/20 20100101AFI20250530BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】排ガスによる熱害を抑制することができる排ガス案内装置を提供する。
【解決手段】車両のエンジンで生成され、排出口から大気中に排出される排ガスを案内する排ガス案内装置であって、排ガスの排出方向に沿って延びつつ下方に湾曲することで、排ガスを下方に案内する板状の案内部を備え、その案内部の側端部は、その排出方向に向かって反った反り部を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のエンジンで生成され、排出口から大気中に排出される排ガスを案内する排ガス案内装置であって、
前記排ガスの排出方向に沿って延びつつ下方に湾曲することで、前記排ガスを下方に案内する板状の案内部を備え、
前記案内部の側端部は、前記排出方向に向かって反った反り部を含む、排ガス案内装置。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記案内部は、前記排ガスを誘導する誘導面側に、前記案内部の延在方向に沿って延びて膨出する膨出部を備える、請求項1に記載の排ガス案内装置。
【請求項3】
前記膨出部は、前記延在方向の前記排出口側である第1側の端部の幅が、前記延在方向の前記第1側と反対側である第2側の端部の幅よりも大きい、請求項2に記載の排ガス案内装置。
【請求項4】
前記排出方向は、前記車両の車幅方向において、前記車両から離間する方向であり、
前記案内部の延在方向は、前記車幅方向を含む、請求項1に記載の排ガス案内装置。
【請求項5】
前記側端部同士の間隔は、前記案内部の延在方向の前記排出口側である第1側から、前記延在方向の前記第1側と反対側である第2側に向かうにつれて大きくなる、請求項1に記載の排ガス案内装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、排ガス案内装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1では、エンジン、浄化装置、消音器、及びテールパイプ等を備える車両が開示され、エンジンで生成された排ガスは、浄化装置、消音器、テールパイプの順に流れ、大気中に排出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-330828号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような車両では、排ガスの排出による人等への熱害を抑制するため、テールパイプに別途部材を設け、排ガスの流方向を車両の下方、すなわち、地面へ向けることがある。
【0005】
一方でこの場合、排ガスが大きく拡散するよりも先に、その排ガスが地面に放射されると、地面の一部分だけが高温の排ガスに晒され、地面のその一部分が劣化する虞がある。例えば、地面がアスファルトである場合、排ガスの熱によりそのアスファルトが溶融する虞がある。
【0006】
本発明は上記実情を鑑みてされたものであり、排ガスによる熱害を抑制することができる排ガス案内装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様、又は適用例として実現することができる。
【0008】
(1)本適用例に係る排ガス案内装置は、車両のエンジンで生成され、排出口から大気中に排出される排ガスを案内する排ガス案内装置であって、前記排ガスの排出方向に沿って延びつつ下方に湾曲することで、前記排ガスを下方に案内する板状の案内部を備え、前記案内部の側端部は、前記排ガスの排出方向に向かって反った反り部を含む。
【0009】
本適用例によれば、排ガスを地面に向けて案内し、さらに、側端部の反り部に起因するカルマン渦を利用することで、その排ガスを水平面上で排出方向に向かって扇状に拡散しつつ、地面に向けて流すことができる。そのため、本適用例によれば、排ガスの地面に対する放射範囲が拡大され、地面の排ガスに晒される箇所の単位面積において、排ガスから伝えられる熱量が低下する。また、本適用例によれば、カルマン渦により、排ガスが効率よく冷却される。これらのことから、本適用例によれば、排ガスを地面に向けて案内したうえで、その排ガスによる熱害を抑制することができる。
【0010】
(2)上記(1)の適用例に係る排ガス案内装置では、前記案内部は、前記排ガスを誘導する誘導面側に、前記案内部の延在方向に沿って延びて膨出する膨出部を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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