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公開番号2025085919
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-06
出願番号2023199629
出願日2023-11-27
発明の名称画像形成装置および画像形成装置の制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03G 15/01 20060101AFI20250530BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 レポートの種類によって利用の仕方が異なる。そのため全てのレポートを通常トナー印刷の出力設定で設定してした場合には、一時的な利用のレポートであるにも関わらず、用紙の再利用が出来なくなってしまうおそれがある。
【解決手段】 本発明は、所定の処理によって消色可能な記録材を用いた第1の印刷処理と、消色しない通常の記録材を用いた第2の印刷処理を実行可能な実行手段を有する画像形成装置であって、前記画像形成装置の機器情報である第1の機器情報と第2の機器情報を少なくとも記憶する記憶手段と、前記第1の機器情報のレポート出力設定を、前記第1の印刷処理を実行する第1の設定と前記第2の印刷処理を実行する第2の設定を少なくとも含む設定群から設定する第1の設定手段と、前記第2の機器情報のレポート出力設定を、前記設定群から設定する第2の設定手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
所定の処理によって消色可能な記録材を用いた第1の印刷処理と、消色しない通常の記録材を用いた第2の印刷処理を実行可能な実行手段を有する画像形成装置であって、
前記画像形成装置の機器情報である第1の機器情報と第2の機器情報を少なくとも記憶する記憶手段と、
前記第1の機器情報のレポート出力設定を、前記第1の印刷処理を実行する第1の設定と前記第2の印刷処理を実行する第2の設定を少なくとも含む設定群から設定する第1の設定手段と、
前記第2の機器情報のレポート出力設定を、前記設定群から設定する第2の設定手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記第1の機器情報は、データの送受信結果であり、
前記第2の機器情報は、前記画像形成装置で実行されたジョブリストであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第1の設定手段において前記第2の設定が設定され、
前記第2の設定手段において前記第1の設定が設定されることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1の設定手段および前記第2の設定手段は、優先順位と紐づけて複数の種類の出力方法を設定可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記画像形成装置の機器情報である第3の機器情報のレポート出力設定を、前記設定群から設定する第3の設定手段を更に有し、
前記第3の機器情報は、前記画像形成装置のシステム設定の情報であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第3の設定手段において前記第1の設定が設定されることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記画像形成装置の機器情報である第4の機器情報のレポート出力設定を、前記設定群から設定する第4の設定手段を更に有し、
前記第4の機器情報は、前記画像形成装置のメンテナンスに関する情報であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第4の設定手段において前記第1の設定が設定されることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記画像形成装置の機器情報である第5の機器情報のレポート出力設定を、前記設定群から設定する第5の設定手段を更に有し、
前記第5の機器情報は、前記画像形成装置のサービスモードで閲覧可能な情報であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記第5の設定手段において前記第1の設定が設定されることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷に用いる出力トナー種別として通常トナーと消色トナーを設定できる画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)により環境意識が高まっており、画像形成装置で印刷した用紙の再利用(リユース)が求められている。これに対し、通常のトナーでの印刷に加え、印刷用紙を再利用できる消色トナーでの印刷にも対応した画像形成装置が知られている。このような消色トナーに対応した画像形成装置では、ユーザのニーズに従い、一定の条件に基づいて通常トナー、消色トナーのどちらで印字するかを決定することが考えられる。例えば、印刷する画像情報の所定の条件(アンダーライン、太字、赤字、数字など)に基づいて印刷物を部分的に通常トナー、消色トナーどちらかで印字するかを決定するプログラムが存在する(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-032735号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画像形成装置において、レポートを出力し、機器の設定内容や使用履歴を確認することができるレポートプリントという機能がある。レポートプリントの内容は機器情報であり、ユーザにとっての正式な印刷物ではない。そのため、レポートの種類によって利用の仕方が異なる。そのため全てのレポートを通常トナー印刷の出力設定で設定してした場合には、一時的な利用のレポートであるにも関わらず、用紙の再利用が出来なくなってしまうおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、所定の処理によって消色可能な記録材を用いた第1の印刷処理と、消色しない通常の記録材を用いた第2の印刷処理を実行可能な実行手段を有する画像形成装置であって、前記画像形成装置の機器情報である第1の機器情報と第2の機器情報を少なくとも記憶する記憶手段と、前記第1の機器情報のレポート出力設定を、前記第1の印刷処理を実行する第1の設定と前記第2の印刷処理を実行する第2の設定を少なくとも含む設定群から設定する第1の設定手段と、前記第2の機器情報のレポート出力設定を、前記設定群から設定する第2の設定手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、レポートの種類に応じた出力設定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
システム構成図
ソフトウェア構成図
レポートプリント時の出力設定決定フローチャート
レポートプリントの出力設定画面
レポートプリント時の出力設定の優先順位による出力設定決定フローチャート
レポートプリントの出力設定の優先順位設定画面
レポートプリント時の自動・手動プリントで出力設定を変更するフローチャート
レポートプリント時の給紙段選択のフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0008】
添付図面を参照して本発明の各実施例を詳しく説明する。なお、以下の実施例は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また各実施例で説明されている特徴の組み合わせのすべてが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
【0009】
一般的な画像形成装置は、プリンタドライバからの印刷機能、コピー機能、スキャナ機能やFAX機能等、複数の印刷機能を有している。本実施形態における画像形成装置は、通常の印刷処理と消色印刷処理を実行可能である。消色印刷処理は、例えば、通常トナー(消色不能な記録材)の代替として、消色トナー(消色可能な記録材)を用いて文字や画像を印刷し、印刷した文字や画像を後から消色可能な印刷処理をする消色トナー印刷機能である。消色印刷トナーを用いて生成された印刷物は、所定の消去処理(例えば、熱処理)を行うことで、印刷された画像を不可視化(ここでは消去処理)して再度利用可能な用紙(再利用可能用紙)にすることが可能である。
【0010】
(実施例1)
図1は画像形成装置101のハードウェア構成図の一例である。CPU210を含む制御部200は、画像形成装置101全体の動作を制御する。CPU210は、半導体記憶装置eMMC219に記憶された制御プログラムを読み出して読取制御や印刷制御、ファームアップデート制御などの各種制御処理を実行する。また、eMMC219は、ワークエリア、またユーザデータ領域としても用いられる。ROM291は、リードオンリーメモリで、画像形成装置101の起動プログラム、固定パラメータ等を格納している。RAM212は、CPU210の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。
(【0011】以降は省略されています)

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