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公開番号
2025085910
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199615
出願日
2023-11-27
発明の名称
バニティミラーの取付構造
出願人
トヨタ紡織株式会社
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
B60Q
3/252 20170101AFI20250530BHJP(車両一般)
要約
【課題】配置自由度を向上させることが可能なバニティミラーの取付構造を提供する。
【解決手段】バニティミラー10を、第1ミラーパネル24および第2ミラーパネル25の縁部同士がその縁部に沿った第1軸線26まわりに回動可能に連結されたミラー本体20と、そのミラー本体20を、第1ミラーパネル24の第1軸体26と反対側の縁部において保持し、その縁部に沿った第2軸線32まわりに揺動可能とする保持部22と、を備えるものとする。そして、保持部22において天井材12に取り付けられ、第1ミラーパネル24と第2ミラーパネル25とが折り畳まれたミラー本体20を天井材12に沿う姿勢とした収納状態と、第1ミラーパネル24と第2ミラーパネル25とが広げられたミラー本体20を天井材12から垂下する姿勢とした使用状態との間で変更可能とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
乗物の天井材に取り付けられるバニティミラーの取付構造であって、
前記バニティミラーは、
それぞれがミラーを有する矩形状の第1ミラーパネルおよび第2ミラーパネルを含み、前記第1ミラーパネルおよび前記第2ミラーパネルの縁部同士がその縁部に沿った第1軸線まわりに回動可能に連結されたミラー本体と、
前記ミラー本体を、前記第1ミラーパネルの前記第1軸線と反対側の縁部において保持し、その縁部に沿った第2軸線まわりに揺動可能とする保持部と、
を備え、
前記保持部において前記天井材に取り付けられて、前記第1ミラーパネルと前記第2ミラーパネルとが折り畳まれた前記ミラー本体を前記天井材に沿う姿勢とした収納状態と、前記第1ミラーパネルと前記第2ミラーパネルとが広げられた前記ミラー本体を前記天井材から垂下する姿勢とした使用状態との間で変更可能とされた、バニティミラーの取付構造。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記ミラー本体は、当該バニティミラーの使用者に向かって光を照射する照明部を有し、
前記保持部は、本体部と、前記本体部から突出形成されて前記天井材に形成された貫通孔に係合する係合部と、前記本体部と前記係合部にわたって形成されて前記照明部に給電するための保持部導通部と、を有し、
前記天井材は、乗物室外側面に、前記貫通孔の孔縁から延び出して前記照明部に給電するための天井側導通部を有し、
前記保持部が前記貫通孔に係合した状態において、前記天井側導通部と前記保持部導通部とが接する、請求項1に記載のバニティミラーの取付構造。
【請求項3】
前記第1ミラーパネルは、前記照明部に給電するためのパネル側導通部を有し、
前記パネル側導通部は、前記収納状態にある場合に、前記保持部導通部に接しておらず、前記使用状態に向けて前記第1ミラーパネルを回転させる際に、前記保持部導通部に接する、請求項2に記載のバニティミラーの取付構造。
【請求項4】
前記ミラー本体は、当該バニティミラーの使用者に向かって光を照射する照明部を有し、
前記ミラー本体は、前記第1ミラーパネルと前記第2ミラーパネルとが折り畳まれている場合に、前記照明部への通電を遮断し、前記第1ミラーパネルと前記第2ミラーパネルとが開かれた際に、前記照明部への通電を許容するスイッチ機構を備えている、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のバニティミラーの取付構造。
【請求項5】
前記天井材には、サンバイザーが設けられるとともに、前記サンバイザーが前記天井材に沿った姿勢である格納状態にある場合において、その格納状態にある前記サンバイザーが覆っている箇所に、凹所が形成されており、
前記凹所に、前記収納状態にある前記バニティミラーが収容される、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のバニティミラーの取付構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗物の天井に配されるバニティミラーの取付構造に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、車室内における天井に配されたバニティミラーが開示されている。このバニティミラーは、車室内ランプと一体化させられた構成のものである。詳しく言えば、天井に固定された本体に対して回動可能に保持されて、本体に形成された凹部に格納された格納状態と、本体から垂下させた使用状態とを実現可能とされ、格納状態においては、本体に設けられた光源を、車室内ランプとして機能させ、使用状態においては、バニティランプとして機能させるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-51253号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載のバニティミラーは、本体の凹部内に格納可能な構成とされており、その本体はバニティミラーのベゼル(外枠)として機能する。そして、その本体には、天井に対して取り付ける部分等も必要であるため、この構成のバニティミラーは、ベゼルを含む全体の外形サイズが比較的大きくなり、配置の自由度が制限されるという問題がある。
【0005】
本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、配置自由度を向上させることが可能なバニティミラーの取付構造を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本願に開示されるバニティミラーの取付構造は、下記の構成とされている。
(1)乗物の天井材に取り付けられるバニティミラーの取付構造であって、
前記バニティミラーは、
それぞれがミラーを有する矩形状の第1ミラーパネルおよび第2ミラーパネルを含み、前記第1ミラーパネルおよび前記第2ミラーパネルの縁部同士がその縁部に沿った第1軸線まわりに回動可能に連結されたミラー本体と、
前記ミラー本体を、前記第1ミラーパネルの前記第1軸線と反対側の縁部において保持し、その縁部に沿った第2軸線まわりに揺動可能とする保持部と、
を備え、
前記保持部において前記天井材に取り付けられ、前記第1ミラーパネルと前記第2ミラーパネルとが折り畳まれた前記ミラー本体を前記天井材に沿う姿勢とした収納状態と、前記第1ミラーパネルと前記第2ミラーパネルとが広げられた前記ミラー本体を前記天井材から垂下する姿勢とした使用状態との間で変更可能とされた、バニティミラーの取付構造。
【0007】
本願に開示のバニティミラーの取付構造は、ミラー本体が折り畳み可能なものとし、その折り畳む際の軸線である第1軸線に平行な第1ミラーパネルのもう一方側の縁部において、ミラー本体が揺動可能な状態で、天井材に取り付けられている。本願に開示のバニティミラーの取付構造によれば、収納状態とした場合には、第2軸線に直交する方向の寸法が、展開した状態の寸法の約半分となるため、同じ大きさのミラーを1枚で構成する場合に比較してコンパクトなものとなり、配置の自由度を高めることができる。
【0008】
また、上記構成のバニティミラーの取付構造において、以下に示す種々の態様とすることが可能である。
【0009】
(2)前記ミラー本体は、当該バニティミラーの使用者に向かって光を照射する照明部を有し、
前記保持部は、本体部と、前記本体部から突出形成されて前記天井材に形成された貫通孔に係合する係合部と、前記本体部と前記係合部にわたって形成されて前記照明部に給電するための保持部導通部と、を有し、
前記天井材は、乗物室外側面に、前記貫通孔の孔縁から延び出して前記照明部に給電するための天井側導通部を有し、
前記保持部が前記貫通孔に係合した状態において、前記天井側導通部と前記保持部導通部とが接する、(1)項に記載のバニティミラーの取付構造。
【0010】
この構成のバニティミラーの取付構造は、バニティミラーを天井材に取り付けるために、係合部を天井材の貫通孔に係合させるだけで、バニティミラーの照明部の乗物本体側との電気的接続を行うことができる。なお、この構成においては、天井側導通部と保持部導通部との接続が確保されたにすぎず、照明部が点灯状態とされたことを意味するものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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