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公開番号2025085837
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-05
出願番号2025048980,2025037556
出願日2025-03-24,2022-12-15
発明の名称光学装置
出願人パイオニア株式会社,パイオニアスマートセンシングイノベーションズ株式会社
代理人個人,個人
主分類G02B 26/10 20060101AFI20250529BHJP(光学)
要約【課題】所望の位置におけるスポットの密度を所望の密度に制御する。
【解決手段】発光素子から照射されたビームを反射する可動反射部を所定方向に駆動する第1駆動信号を発生させる信号発生部を備え、第1駆動信号が第1駆動信号の最大値及び最小値の一方から他方へ遷移する所定の第1期間において、第1駆動信号は、第1の傾きと、第1の傾きと異なる第2の傾きを有する期間を含み、第1期間における傾きは、正の傾きを含まない、及び負の傾きを含まない、のいずれか一方である光学装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
発光素子から照射されたビームを反射する可動反射部を所定方向に駆動する第1駆動信号を発生させる信号発生部を備え、
前記第1駆動信号が前記第1駆動信号の最大値及び最小値の一方から他方へ遷移する所定の第1期間において、
前記第1駆動信号は、第1の傾きと、
前記第1の傾きと異なる第2の傾きを有する期間を含み、
前記第1期間における傾きは、正の傾きを含まない、及び負の傾きを含まない、のいずれか一方である光学装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記第1期間は、前記発光素子からビームを照射する期間である、
請求項1に記載の光学装置。
【請求項3】
前記第1駆動信号が前記第1駆動信号の最大値及び最小値の前記他方から前記一方へ遷移する所定の第2期間における傾きは、前記正の傾きを含まない、及び負の傾きを含まない、の他方である、
請求項2に記載の光学装置。
【請求項4】
発光素子から照射されたビームを反射する可動反射部を所定方向に駆動する第1駆動信号を発生させる信号発生部を備え、
前記第1駆動信号の1つの周期のうちの、前記第1駆動信号の最大値及び最小値の一方から他方へ遷移する所定の第1期間の間に少なくとも3つの照射期間があり、少なくともそのうち1つの期間の傾きは、他の期間の傾きと異なる傾きである光学装置。
【請求項5】
前記少なくとも3つの照射期間の2番目の前記照射期間の傾きの絶対値は、1番目の前記照射期間の傾きの絶対値よりも小さい、
請求項4に記載の光学装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、LiDAR(Light Detection And Ranging)等の様々な光学装置が開発されている。例えば特許文献1に記載されているように、光学装置は、レーザダイオード(LD)等の発光素子から照射されたビームを反射する可動反射部を備えている。可動反射部によって反射されたビームが光学装置の測距対象の物体に照射されることでスポットが生成される。所定の第1回転軸の周りに可動反射部を揺動させることで、ビームの照射位置を水平方向に変位させることができる。また、第1回転軸に直交する第2回転軸の周りに可動反射部を揺動させることで、ビームの照射位置を垂直方向に変位させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/004514号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
LiDAR等の光学装置では、所望の位置におけるスポットの密度を所望の密度に制御することが要請されることがある。例えば、光学装置の視野の一部分のスポットの密度を当該一部分の周囲のスポットの密度よりも高くすることが要請されることがある。
【0005】
本発明が解決しようとする課題としては、所望の位置におけるスポットの密度を所望の密度に制御することが一例として挙げられる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、
発光素子から照射されたビームを反射する可動反射部を所定方向に駆動する第1駆動信号を発生させる信号発生部を備え、
前記第1駆動信号が前記第1駆動信号の最大値及び最小値の一方から他方へ遷移する所定の第1期間において、
前記第1駆動信号は、第1の傾きと、
前記第1の傾きと異なる第2の傾きを有する期間を含み、
前記第1期間における傾きは、正の傾きを含まない、及び負の傾きを含まない、のいずれか一方である光学装置、である。
請求項4に記載の発明は、
発光素子から照射されたビームを反射する可動反射部を所定方向に駆動する第1駆動信号を発生させる信号発生部を備え、
前記第1駆動信号の1つの周期のうちの、前記第1駆動信号の最大値及び最小値の一方から他方へ遷移する所定の第1期間の間に少なくとも3つの照射期間があり、少なくともそのうち1つの期間の傾きは、他の期間の傾きと異なる傾きである光学装置、である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態1に係る光学装置を示す図である。
実施形態1に係る垂直駆動信号を示すグラフである。
実施形態2に係る垂直駆動信号を示すグラフである。
実施形態3に係る垂直駆動信号を示すグラフである。
実施形態4に係る垂直駆動信号を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
【0009】
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る光学装置10を示す図である。
【0010】
図1において、第1方向X、第2方向Y又は第3方向Zを示す矢印は、当該矢印の基端から先端に向かう方向が当該矢印によって示される方向の正方向であり、当該矢印の先端から基端に向かう方向が当該矢印によって示される方向の負方向であることを示している。
(【0011】以降は省略されています)

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