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公開番号2025085447
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-05
出願番号2023199335
出願日2023-11-24
発明の名称移動体および無線通信装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G01C 21/34 20060101AFI20250529BHJP(測定;試験)
要約【課題】本開示は周囲の通信品質を取得し、周囲の通信品質に基づく制御が可能な技術を提供する。
【解決手段】無線通信部と制御部とを備える移動体であって、前記制御部は、前記無線通信部により、複数の他の移動体から、位置情報および前記位置情報が示す位置における通信品質情報を含む通信品質メッセージを受信することと、前記通信品質メッセージに基づいて、目的地を決定することと、前記目的地に関する情報をユーザに提示することと、を実行する、ことを特徴とする移動体。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
無線通信部と制御部とを備える移動体であって、
前記制御部は、
前記無線通信部により、複数の他の移動体から、位置情報および前記位置情報が示す位置における通信品質情報を含む通信品質メッセージを受信することと、
前記通信品質メッセージに基づいて、目的地を決定することと、
前記目的地に関する情報をユーザに提示することと、
を実行する、ことを特徴とする移動体。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記通信品質が所定の基準以上の位置を前記目的地として決定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の移動体。
【請求項3】
前記目的地に関する情報は、前記目的地までの経路である、
ことを特徴とする請求項1に記載の移動体。
【請求項4】
前記通信品質は、受信電波強度、受信品質、信号対干渉雑音比、または通信スループットである、
ことを特徴とする請求項1に記載の移動体。
【請求項5】
無線通信部と制御部とを備える移動体であって、
前記制御部は、
前記無線通信部により、複数の他の移動体から、位置情報および前記位置情報が示す位置における通信品質情報を含む通信品質メッセージを受信することと、
前記通信品質メッセージに基づいて、位置ごとの通信品質マップを生成することと、
前記通信品質マップに基づいて、目的地までの経路を探索し、ユーザに提示するまたは当該経路にしたがって移動すること、
を実行する、ことを特徴とする移動体。
【請求項6】
前記制御部は、
前記ユーザから、目的地を含む経路探索要求を受け付け、
前記経路探索要求に応答して、前記他の装置に対して前記通信品質メッセージを要求する要求メッセージを送信し、
前記要求メッセージにより得られた前記通信品質メッセージに基づいて生成された通信品質マップを用いて、前記目的地までの経路を探索し、前記ユーザに提示する、
ことを特徴とする請求項5に記載の移動体。
【請求項7】
前記制御部は、前記通信品質マップに基づいて、通信品質が所定の基準以上の経路を優先的に探索する、
ことを特徴とする請求項5に記載の移動体。
【請求項8】
前記制御部は、通信品質が高い位置を前記目的地として決定する、ことをさらに実行する、
ことを特徴とする請求項5に記載の移動体。
【請求項9】
前記通信品質は、受信電波強度、受信品質、信号対干渉雑音比、または通信スループットである、
ことを特徴とする請求項5に記載の移動体。
【請求項10】
複数の他の無線通信装置から、通信品質情報を受信することと、
前記通信品質情報に基づいて、前記複数の他の無線通信装置のうちから少なくとも1つの無線通信装置を選択することと、
前記選択された他の無線通信装置に対して、基地局を介した通信の中継を依頼することと、
を実行する制御部を備える、無線通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、移動体および無線通信装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、自律移動装置が移動しながら通信品質マップを作成し、経路探索に利用することを開示する。しかしながら、この手法では、自律移動装置が自ら走行した位置の通信品質しか把握できず、周囲の通信品質を考慮した制御はできない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-167625号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の態様の一つは、周囲の通信品質をより好適に取得して制御に用いることが可能な移動体および無線通信装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の態様の一つは、
無線通信部と制御部とを備える移動体であって、
前記制御部は、
前記無線通信部により、複数の他の移動体から、位置情報および前記位置情報が示す位置における通信品質情報を含む通信品質メッセージを受信することと、
前記通信品質メッセージに基づいて、目的地を決定することと、
前記目的地に関する情報をユーザに提示することと、
を実行する、ことを特徴とする移動体である。
【0006】
本開示の態様の他の一つは、
無線通信部と制御部とを備える移動体であって、
前記制御部は、
前記無線通信部により、複数の他の移動体から、位置情報および前記位置情報が示す位置における通信品質情報を含む通信品質メッセージを受信することと、
前記通信品質メッセージに基づいて、位置ごとの通信品質マップを生成することと、
前記通信品質マップに基づいて、目的地までの経路を探索し、ユーザに提示するまたは当該経路にしたがって移動すること、
を実行する、ことを特徴とする移動体である。
【0007】
本開示の態様の更に他の一つは、
複数の他の無線通信装置から、通信品質情報を受信することと、
前記通信品質情報に基づいて、前記複数の他の無線通信装置のうちから少なくとも1つの無線通信装置を選択することと、
前記選択された他の無線通信装置に対して、基地局を介した通信の中継を依頼することと、
を実行する制御部を備える、無線通信装置である。
【発明の効果】
【0008】
移動体または無線通信装置が周囲の通信品質を取得して制御に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態にシステムの概要を説明する図。
実施形態における車両(移動体)の構成を示す図。
実施形態において車両が実施する通信品質取得処理のフローチャート。
第1実施形態における目的地決定処理の流れを示すフローチャート。
第2実施形態における経路探索処理の流れを示すフローチャート。
第3実施形態における通信中継処理の流れを示すフローチャート。
第3実施形態における通信中継処理の流れの変形例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(概要)
近年の無線通信は大容量のデータ送受信が可能となっている。例えば、5G通信規格では10Gbps以上の高速大容量通信が可能とされている。しかしながら、無線通信の通信品質は位置ごとにばらつきがあり、高速大容量の無線通信を行うためには通信品質の良い位置にいることが望ましい。ここで、統計的な通信品質を表すマップに基づいて通信品質の良い位置を求めることが考えられるが、通信品質は時間的にも変動するのでその時点での通信品質の良い位置が必ずしも求められない。また、装置が通信品質を計測しながら移動して通信品質マップを作成することが考えられるが、この手法では装置が経験していない位置の通信品質は把握できず、さらに、過去の通信品質も現時点の通信品質と一致するとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)

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