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公開番号2025085274
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-05
出願番号2023199040
出願日2023-11-24
発明の名称動的画像解析装置
出願人株式会社島津製作所
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類G01N 15/149 20240101AFI20250529BHJP(測定;試験)
要約【課題】本開示は、動的画像解析に供した試料に含まれる粒子の回収に関するユーザの作業時間を短縮させるための技術を提供することを目的とする。
【解決手段】本開示にかかる動的画像解析装置100は、液体試料S1に含まれる粒子を解析する。本開示にかかる動的画像解析装置100は、液体試料S1が通過するセル2と、セル2を通過する粒子の画像を撮影する撮影部7と、セル2の後段に配置され、粒子を液体と分離して捕集する捕集部3と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
液体試料に含まれる粒子を解析する動的画像解析装置であって、
前記液体試料が通過するセルと、
前記セルを通過する前記粒子の画像を撮影する撮影部と、
前記セルの後段に配置され、前記粒子を液体と分離して捕集する捕集部と、を備えた動的画像解析装置。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記セル内の前記液体試料を吸引するポンプをさらに備え、
前記捕集部は、前記セルと前記ポンプの間に配置される、請求項1に記載の動的画像解析装置。
【請求項3】
前記セルを通過した前記液体試料が流入し、前記液体試料が、前記捕集部を介して前記ポンプに流出する第1の状態と、前記捕集部を介さずに前記ポンプに流出する第2の状態との間で切り替え可能な切替弁をさらに備える、請求項2に記載の動的画像解析装置。
【請求項4】
前記撮影部が撮影した画像を解析する制御部と、
前記切替弁を駆動させる駆動部と、をさらに備え、
前記制御部は、前記画像を解析した結果に基づいて、前記第1の状態または前記第2の状態になるように前記駆動部を介して前記切替弁を制御する、請求項3に記載の動的画像解析装置。
【請求項5】
前記セルを通過した前記液体試料が導入されるサンプルループをさらに備え、
前記サンプルループは、前記セルと前記捕集部の間に配置される、請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の動的画像解析装置。
【請求項6】
前記捕集部は、第1のフィルタおよび前記第1のフィルタとは孔径が異なる第2のフィルタを有する、請求項1または請求項2に記載の動的画像解析装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、動的画像解析装置に関し、より特定的には、画像撮影後の粒子を捕集するための技術に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
液体の試料中の粒子の画像を解析する動的画像解析装置が利用される。動的画像解析装置は、たとえば、特開2019-100988号公報(特許文献1)に示されるように、試料を流路に流した状態で流路内の所定領域の画像を撮影し、当該画像を解析する。動的画像解析装置は、当該画像に粒子が含まれる場合、取得した画像情報から粒子の形状を分析する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-100988号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
動的画像解析装置を用いた解析においては、取得した画像から粒子の形状の情報が取得される。しかしながら、たとえば、形状が似た複数種類の粒子が試料に含まれる場合には、検出された粒子の種類を識別することが難しい場合がある。
【0005】
ユーザは、粒子を動的画像解析とは異なる分析に供することにより、粒子の種類を推定することができる。粒子を他の分析に供するためには、ユーザは、動的画像解析後の試料に含まれる粒子を回収する必要がある。したがって、ユーザは動的画像解析の処理とは別に粒子を捕集する作業が生じ、ユーザの作業時間が長くなる場合がある。
【0006】
本開示は、係る実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、動的画像解析に供した試料に含まれる粒子の回収に関するユーザの作業時間を短縮することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の態様に従う動的画像解析装置は、液体試料に含まれる粒子を解析する動的画像解析装置であって、液体試料が通過するセルと、セルを通過する粒子の画像を撮影する撮影部と、セルの後段に配置され粒子を液体と分離して捕集する捕集部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、動的画像解析に供した試料に含まれる粒子の回収に関するユーザの作業時間を短縮させるための技術が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
動的画像解析装置の概略構成図である。
従来の動的画像解析装置の概略構成を示すブロック図である。
動的画像解析装置の変形例を示すブロック図である。
動的画像解析装置の別の変形例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)

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