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公開番号
2025085127
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023198788
出願日
2023-11-24
発明の名称
吸収式冷凍システム
出願人
矢崎エナジーシステム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F25B
15/00 20060101AFI20250529BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】消費電力の増大、及び、ポンプの短寿命化を抑制することが可能な吸収式冷凍システムを提供する。
【解決手段】吸収式冷凍システムは、下部水槽23に冷却水を送出するための給水配管24と、給水配管24を開閉するフロート弁25と、下部水槽23の水位を検出するための水位センサ26と、水位センサ26により検出される水位が第1レベル未満であるときに冷却水ポンプPを停止し、水位センサ26を通じて検出される水位が第1レベルを超える第2レベル以上であるときに冷却水ポンプPの作動を開始させる制御装置と、給水配管24とは別に設けられ、下部水槽23に冷却水を送出するための第2給水配管27とを備え、制御装置は、冷却水ポンプPの停止回数又は作動開始回数が所定回数以上となった場合に、冷却水ポンプPによって単位時間あたりに圧送される冷却水の圧送量を減少させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
吸収式冷凍機と、前記吸収式冷凍機の通水部に冷却水を供給する冷却塔と、前記冷却塔に設けられる水槽内の冷却水を前記吸収式冷凍機に送り込む動力源となるポンプとを有し、前記通水部に冷却水が満たされていない状態から前記通水部を冷却水で満たす水張を行う吸収式冷凍システムであって、
前記水槽に冷却水を取り込むための給水配管と、
前記水槽の水位が所定レベル以下であるときに前記給水配管を通じて冷却水を前記水槽内に取り込むフロート弁と、
前記水槽の水位を検出するための水位センサと、
前記水位センサにより検出される水位が第1レベル未満であるときに前記ポンプを停止し、前記水位センサにより検出される水位が前記第1レベルを超える第2レベル以上であるときに前記ポンプを作動させる制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記ポンプの停止回数又は作動開始回数が所定回数以上となった場合に、前記ポンプによって単位時間あたりに圧送される冷却水の圧送量を減少させる
ことを特徴とする吸収式冷凍システム。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
前記給水配管とは別に設けられ、前記水槽に冷却水を取り込むための第2給水配管をさらに備え、
前記制御手段は、前記ポンプの停止回数又は作動開始回数が前記所定回数以上となった場合に、前記給水配管に加えて、さらに前記第2給水配管を通じて前記水槽内に冷却水を取り込む
ことを特徴とする請求項1に記載の吸収式冷凍システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸収式冷凍システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、吸収式冷凍機(暖房機能を有する吸収式冷温水機を含む)と、吸収式冷凍機に冷却水の供給を行う冷却塔とを有した吸収式冷凍システムが知られている(例えば特許文献1参照)。この吸収式冷凍システムは、吸収式冷凍機の設置時や暖房運転から冷房運転への切替時に、吸収式冷凍機内の通水部を冷却水で満たす水張が行われる。吸収式冷凍システムは、冷却塔から吸収式冷凍機に冷却水を圧送するポンプを備え、水張時にはポンプにより冷却塔から冷却水を吸収式冷凍機に送出して、通水部を冷却水で満たす。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-2296号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の吸収式冷凍システムは、水張時においてポンプの発停を何度も繰り返してしまうものであり、ポンプの発停が繰り返されてしまうことで、消費電力が多大となると共に、ポンプ寿命を縮めてしまうものであった。
【0005】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、消費電力の増大、及び、ポンプの短寿命化を抑制することが可能な吸収式冷凍システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の吸収式冷凍システムは、吸収式冷凍機と、前記吸収式冷凍機の通水部に冷却水を供給する冷却塔と、前記冷却塔に設けられる水槽内の冷却水を前記吸収式冷凍機に送り込む動力源となるポンプとを有し、前記通水部に冷却水が満たされていない状態から前記通水部を冷却水で満たす水張を行う吸収式冷凍システムであって、前記水槽に冷却水を取り込むための給水配管と、前記水槽の水位が所定レベル以下であるときに前記給水配管を通じて冷却水を前記水槽内に取り込むフロート弁と、前記水槽の水位を検出するための水位センサと、前記水位センサにより検出される水位が第1レベル未満であるときに前記ポンプを停止し、前記水位センサにより検出される水位が前記第1レベルを超える第2レベル以上であるときに前記ポンプを作動させる制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記ポンプの停止回数又は作動開始回数が所定回数以上となった場合に、前記ポンプによって単位時間あたりに圧送される冷却水の圧送量を減少させる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、消費電力の増大、及び、ポンプの短寿命化を抑制することが可能な吸収式冷凍システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る吸収式冷凍システムを示す構成図である。
図1に示した冷却塔の下部水槽付近を示す構成図である。
本実施形態に係る制御装置の制御を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾点が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
【0010】
図1は、本実施形態に係る吸収式冷凍システムを示す構成図である。図1に示すように、吸収式冷凍システム1は、吸収式冷凍機10と、冷却塔20と、冷却水ポンプ(ポンプ)Pと、制御装置(制御手段)30と、第1及び第2循環配管L1,L2とを備えている。第1循環配管L1は、冷却塔20の冷却水を吸収式冷凍機10に送出するための配管である。第2循環配管L2は、吸収式冷凍機10から冷却塔20に冷却水を戻すための配管である。冷却水ポンプPは、第1循環配管L1に設けられ、冷却塔20の冷却水を吸収式冷凍機10に送出するための動力源となるものである。
(【0011】以降は省略されています)
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