TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025084560
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2023198547
出願日2023-11-22
発明の名称車両下部構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B62D 25/20 20060101AFI20250527BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】耐衝突性能を確保できる車両下部構造を得る。
【解決手段】車両下部構造10は、左右一対設けられて車両前後方向に延在した第1フレーム14と、前後一対設けられて車両幅方向に延在した第2フレームとを含んで枠状に形成され、内側にバッテリBTが収容可能な枠状部材と、枠状部材の上面に設けられ、車両前後方向及び車両幅方向に延在したバッテリカバー22と、車両幅方向に延在されて左右一対の第1フレーム14を連結すると共に、バッテリカバー22よりも上方に車室内まで突出されたクロスメンバ20と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
左右一対設けられて車両前後方向に延在した第1フレームと、前後一対設けられて車両幅方向に延在した第2フレームとを含んで枠状に形成され、内側にバッテリが収容可能な枠状部材と、
前記枠状部材の上面に設けられ、車両前後方向及び車両幅方向に延在したバッテリカバーと、
車両幅方向に延在して左右一対の前記第1フレームを連結すると共に、前記バッテリカバーよりも上方に車室内まで突出されたクロスメンバと、
を有する車両下部構造。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記クロスメンバの両端部は、前記第1フレームの上面に重ね合わされている、請求項1に記載の車両下部構造。
【請求項3】
前記クロスメンバには、車両用シートを取付けるための取付部が設けられている、請求項1に記載の車両下部構造。
【請求項4】
前記枠状部材よりも車両幅方向外側には車両前後方向に延在したロッカが設けられており、
前記第1フレームは、前記ロッカに取付けられている、請求項1に記載の車両下部構造。
【請求項5】
前記バッテリカバーは、車室の床面を構成するフロアパネルである、請求項1~4の何れか1項に記載の車両下部構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両下部構造に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車体フレームの内側にバッテリ収容空間が形成された構造が開示されている。この特許文献1の構造では、車体フレームの上面にバッテリカバーが配設されており、車体フレームの下面には冷却プレートが配設されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
中国特許出願公開第114940214号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載の構造では、フロアクロスメンバなどの車室を補強するための骨格部材をバッテリカバーに固定する必要があり、側面衝突などの衝突に対する耐衝突性能を確保する点で改善の余地がある。
【0005】
本発明は、耐衝突性能を確保できる車両下部構造を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る車両下部構造は、左右一対設けられて車両前後方向に延在した第1フレームと、前後一対設けられて車両幅方向に延在した第2フレームとを含んで枠状に形成され、内側にバッテリが収容可能な枠状部材と、前記枠状部材の上面に設けられ、車両前後方向及び車両幅方向に延在したバッテリカバーと、車両幅方向に延在されて左右一対の前記第1フレームを連結すると共に、前記バッテリカバーよりも上方に車室内まで突出されたクロスメンバと、を有する。
【0007】
請求項1に係る車両下部構造では、車両前後方向に延在した左右一対の第1フレームと、車両幅方向に延在した前後一対の第2フレームとを含んで枠状部材が形成されており、この枠状部材の内側にはバッテリが収容可能とされている。また、枠状部材の上面にはバッテリカバーが設けられており、バッテリカバーは車両前後方向及び車両幅方向に延在されている。これにより、枠状部材の内側に収容されたバッテリをバッテリカバーによって上方から覆うことができる。
【0008】
また、車両幅方向に延在されて左右一対の前記第1フレームを連結するクロスメンバを備えており、このクロスメンバは、バッテリカバーよりも上方に車室内まで突出されている。これにより、クロスメンバを車室補強用のフロアクロスメンバとして機能させることができる。
【0009】
請求項2に係る車両下部構造は、請求項1において、前記クロスメンバの両端部は、前記第1フレームの上面に重ね合わされている。
【0010】
請求項2に係る車両下部構造では、クロスメンバに作用する下向きの荷重を第1フレームで受けることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

トヨタ自動車株式会社
電池
8日前
トヨタ自動車株式会社
車両
10日前
トヨタ自動車株式会社
車両
9日前
トヨタ自動車株式会社
車両
6日前
トヨタ自動車株式会社
電池
13日前
トヨタ自動車株式会社
電池
9日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
2日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
3日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
3日前
トヨタ自動車株式会社
パネル
2日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
10日前
トヨタ自動車株式会社
回転電機
3日前
トヨタ自動車株式会社
関節機構
8日前
トヨタ自動車株式会社
情報機器
2日前
トヨタ自動車株式会社
ステータ
10日前
トヨタ自動車株式会社
予測方法
8日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関
3日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
8日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
6日前
トヨタ自動車株式会社
表示装置
13日前
トヨタ自動車株式会社
電源装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電セル
3日前
トヨタ自動車株式会社
管理装置
13日前
トヨタ自動車株式会社
エンジン
7日前
トヨタ自動車株式会社
ドローン
7日前
トヨタ自動車株式会社
製造装置
7日前
トヨタ自動車株式会社
剥離装置
7日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
6日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関
6日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
7日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
10日前
トヨタ自動車株式会社
電気自動車
10日前
トヨタ自動車株式会社
電気自動車
10日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
6日前
トヨタ自動車株式会社
電気自動車
9日前
続きを見る