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公開番号2025084468
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2023198391
出願日2023-11-22
発明の名称農作業機
出願人小橋工業株式会社
代理人弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類A01D 34/44 20060101AFI20250527BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】作業部のオフセット移動時に、作業部の前後方向における移動の変化量がない、又は少ない農作業機、すなわち、走行車体と作業部との前後方向における距離の変化量がない、又は少ない農作業機を提供することを課題とする。
【解決手段】走行車体に連結可能な装着部と、前記走行車体から動力を受けて所定の作業を行う作業部と、前記装着部と前記作業部とを連結し、前記作業部を左右方向に移動させるオフセット機構部と、を備え、前記オフセット機構部は、下端側が前記装着部に回動可能に連結される第1回動フレーム部と、上端側が前記第1回動フレーム部の上端側に回動可能に連結され、下端側が前記作業部に連結された第2回動フレーム部と、前記第1回動フレーム部の上端側と前記装着部を連結する第1伸縮部材と、を有することを特徴とする農作業機。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
走行車体に連結可能な装着部と、
前記走行車体から動力を受けて所定の作業を行う作業部と、
前記装着部と前記作業部とを連結し、前記作業部を左右方向に移動させるオフセット機構部と、を備え、
前記オフセット機構部は、
下端側が前記装着部に回動可能に連結される第1回動フレーム部と、
上端側が前記第1回動フレーム部の上端側に回動可能に連結され、下端側が前記作業部に回動可能に連結された第2回動フレーム部と、
前記第1回動フレーム部の上端側と前記装着部を連結する第1伸縮部材と、
を有することを特徴とする農作業機。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第1回動フレーム部は、
下端側が前記装着部に回動可能に連結された第1回動フレームと、
下端側が前記装着部に回動可能に連結された第1支持アームとを有し、
前記第2回動フレーム部は、
上端側が前記第1回動フレームの上端側に回動可能に連結され、下端側が前記作業部に回動可能に連結された第2回動フレームと、
下端側が前記作業部に回動可能に連結された回動支持部材と、上端側が前記第1回動フレームの上端側に回動可能に連結され、下端側が前記回動支持部材に回動可能に連結された第2支持アームと、を有し、
前記第1伸縮部材は、前記第1回動フレームの上端側と前記装着部を連結することを特徴とする請求項1に記載された農作業機。
【請求項3】
前記第1支持アームは、上端側が前記第2回動フレームの上端側に連結されていることを特徴とする請求項2に記載された農作業機。
【請求項4】
前記第2回動フレームは、前記第1回動フレームの後方に連結されており、
前記作業部は、前記第2回動フレームの前方に連結されていることを特徴とする請求項2に記載の農作業機。
【請求項5】
前記回動支持部材と前記作業部とを連結する第2伸縮部材を有することを特徴とする請求項2記載された農作業機。
【請求項6】
前記第2支持アームと前記回動支持部材との連結箇所及び前記作業部に、それぞれ、回動可能に取り付けられ、互いに回動可能に連結された2つのリンクアームからなるリンク機構を有し、
前記2つのリンクアームの連結箇所と前記作業部とを連結する第2伸縮部材を有することを特徴とする請求項2に記載された農作業機。
【請求項7】
前記第1回動フレーム及び前記第2回動フレームは、内部に動力伝達手段を収納することを特徴とする請求項2~6の何れか1項に記載された農作業機。
【請求項8】
前記第1回動フレーム部は、
下端側が前記装着部に回動可能に連結された第1回動フレームと、
下端側が前記装着部に回動可能に連結された第1支持アームとを有し、
前記第2回動フレーム部は、
上端側が前記第1回動フレームの上端側に回動可能に連結され、下端側が前記作業部に連結された第2回動フレームを有し、
上端側が前記第1回動フレームの上端側に回動可能に連結され、下端側が前記作業部に回動可能に連結された第2支持アームとを有し、
前記第1伸縮部材は、前記第1回動フレームの上端側と前記装着部を連結することを特徴とする請求項1に記載された農作業機。
【請求項9】
前記第2回動フレームは、前記第1回動フレームの後方に連結されており、
前記作業部は、前記第2回動フレームの前方に連結されていることを特徴とする請求項8に記載の農作業機。
【請求項10】
前記第2支持アームは伸縮部材であることを特徴とする請求項8に記載の農作業機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、農作業機、特に、作業部をトラクタのような走行車体の外側方にオフセットすることができる農作業機に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、作業部をトラクタの後方から外側方に移動(オフセット移動)することが可能で、トラクタの外側方で作業を行うことができる農作業機、例えば、オフセットモア(草刈機)が知られている。(特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-102223号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に示されるようなオフセットモアでは、トラクタのような走行車体の三点リンクのような連結部に装着された装着部と作業部を前後方向に配置した平行リンクで連結して、この平行リンクにより、作業部を左右方向に水平に移動させて、作業部を走行車体の外側方にオフセット移動させる。
この平行リンクによるオフセット移動においては、作業部は(平面視)前後方向に回動移動しながら、左右方向に移動する。すなわち、作業部をオフセット移動させると、前後方向における作業部と走行車体との距離が変化し、作業機と走行車体との重量バランスも変化する。特に、後方に移動した際、作業部の走行車体からの距離が離れ、走行車体が前後方向に傾く(前方が持ち上がり、後方が沈む)ような力が加わり、走行車体及びオフセットモア全体の重量バランスが悪くなるという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題を解決し、作業部のオフセット移動時に、作業部の前後方向における移動の変化量がない、又は少ない農作業機、すなわち、走行車体と作業部との前後方向における距離の変化量がない、又は少ない農作業機を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このような課題を解決するために、本発明は、以下の構成を具備するものである。
走行車体に連結可能な装着部と、
前記走行車体から動力を受けて所定の作業を行う作業部と、
前記装着部と前記作業部とを連結し、前記作業部を左右方向に移動させるオフセット機構部と、を備え、
前記オフセット機構部は、
下端側が前記装着部に回動可能に連結される第1回動フレーム部と、
上端側が前記第1回動フレーム部の上端側に回動可能に連結され、下端側が前記作業部に連結された第2回動フレーム部と、
前記第1回動フレーム部の上端側と前記装着部を連結する第1伸縮部材と、
を有することを特徴とする農作業機。
【発明の効果】
【0007】
本発明の農作業機では、装着部と作業部を、下端側が装着部に回動可能に連結された第1回動フレーム部と、上端側が第1回動フレームの上端側に回動可能に連結され、下端側が作業部に連結された第2回動フレーム部と、第1回動フレーム部の上端側と装着部を連結する第1伸縮部材とを有するオフセット機構部で連結する構成にしたことにより、作業部の左右方向にオフセット移動において、作業部の前後方向の移動の変化量をなくす、又は少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態の草刈機Aの格納状態を示す図である。
本発明の第1実施形態の草刈機Aのオフセット移動中の状態を示す図である。
本発明の第1実施形態の草刈機Aの最大オフセット状態を示す図である。
本発明の第1実施形態の草刈機Aのオフセット移動を示す図である。
本発明の第1実施形態の草刈機Aのチルト移動を示す図である。
本発明の変形例1の草刈機Aの一部を示す図である。
本発明の変形例2の草刈機Aの一部を示す図である。
本発明の変形例3の草刈機Aの一部を示す図である。
本発明の変形例4の草刈機Aの一部を示す図である。
本発明の第2実施形態の草刈機Bの格納状態を示す図である。
本発明の第2実施形態の草刈機Bのオフセット移動中の状態を示す図である。
本発明の第2実施形態の草刈機Bの最大オフセット状態を示す図である。
本発明の第2実施形態の草刈機Bのオフセット移動及びチルト移動を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[第1実施形態]
以下、図面を参照して本発明に係る第1実施形態の草刈機Aを説明する。なお、農作業機としては、草刈機に限らず、オフセット移動させるものであれば、どのようなものであってもよく、例えば、畦塗機などが挙げられる。
以下の説明で、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
また、説明の便宜上、上方、下方、前方、後方、右方、左方といった方向を示す語句を用いるが、重力の働く方向が下方であり、その逆が上方である。また、走行車体の進行する方向が前方であり、その逆が後方である。さらに、前方に向かって、右側が右方であり、左側が左方である。
【0010】
図1、2、3は、それぞれ、第1実施形態の作業部3の、格納状態、オフセット移動中の状態、最大オフセット状態の構成を示す図であり、いずれの図も、上段は、左から、草刈機Aを斜め左上後方から見た斜視図、前方(正面)から見た図、草刈機Aを斜め右上後方から見た斜視図、中段は、平面図、下段は、左から、左側面図、後方(背面)から見た図、右側面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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