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公開番号2025084336
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2023198170
出願日2023-11-22
発明の名称開発支援システム及び開発支援方法
出願人株式会社日立製作所
代理人青稜弁理士法人
主分類G06F 8/20 20180101AFI20250527BHJP(計算;計数)
要約【課題】開発支援システムにおいて、開発フェーズに応じてリソース設定項目のパラメータの重要度を判断して最適な設定値を生成する。
【解決手段】開発フェーズに対してパラメータの重要度を判断する重要度判断部と、重要度に基づいて開発フェーズにおけるパラメータの変更要否を判断する機能変更要否判断部と、パラメータの変更が必要と判断した場合に変更参照情報を参照してパラメータを変更する変更部を有する
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の開発フェーズに分かれる開発工程を有するシステムの開発を支援する開発支援システムであって、
指定された前記開発フェーズに対して、前記システムを構築する開発環境におけるリソースを生成するためのパラメータの重要度を判断する重要度判断部と、
前記重要度に基づいて前記開発フェーズにおける前記パラメータの変更要否を判断する機能変更要否判断部と、
前記機能変更要否判断部にて前記パラメータの変更が必要と判断した場合、設計情報又は実機実行結果履歴を含む変更参照情報を参照して前記パラメータを変更する変更部と、
を有することを特徴とする開発支援システム。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記パラメータの重要度は、
前記開発フェーズでの設計の必要性を考慮して予め定め設定されることを特徴とする請求項1に記載の開発支援システム。
【請求項3】
前記パラメータの重要度は、前記開発フェーズに従って変化し、
前記重要度判断部は、
前記開発フェーズ毎に、前記パラメータの前記重要度を判断し、
前記機能変更要否判断部は、
前記開発フェーズ毎に、前記重要度に基づいて前記パラメータの変更要否を判断し、
前記変更部は、
前記開発フェーズ毎に、前記変更参照情報を参照して前記パラメータを変更することを特徴とする請求項1に記載の開発支援システム。
【請求項4】
前記システムを構成するシステム部品と、前記システム部品に適用される複数の前記パラメータと、複数の前記開発フェーズにおける前記パラメータの前記重要度とを関連付けて保存するフェーズ別パラメータ重要度保管テーブルを有し、
前記重要度判断部は、
前記フェーズ別パラメータ重要度保管テーブルを参照して、前記開発フェーズ毎に、前記開発フェーズに対する前記パラメータの重要度を判断することを特徴とする請求項1に記載の開発支援システム。
【請求項5】
前記システムを構成する前記システム部品と、前記システム部品に適用される複数の前記パラメータと、前記開発フェーズにおける前記パラメータの前記重要度と、前記開発フェーズにおける前記パラメータの変更パターンとを関連付けて保存するフェーズ別変更パターン対応テーブルを有し、
前記変更部は、
前記フェーズ別変更パターン対応テーブルを参照して、前記開発フェーズ毎に、前記変更パターンに従って前記パラメータを変更することを特徴とする請求項4に記載の開発支援システム。
【請求項6】
生成部及びユーザインタフェース部を有し、
前記生成部は、
変更された前記パラメータに基づいて、前記開発フェーズにおける前記リソースを構築するためのシステム構築情報を生成し、
前記ユーザインタフェース部は、
前記システム構築情報を可視化して表示することを特徴とする請求項5に記載の開発支援システム。
【請求項7】
前記ユーザインタフェース部は、
前記システム構築情報を生成するためのシステム構築情報生成画面を表示し、
前記システム構築情報生成画面は、
情報入力部、変更要素一覧表、変更開始ボタン及び実行ボタンを有し、
前記情報入力部を介して前記開発環境と前記開発フェーズを選択し、
前記変更開始ボタンの押下に応答して、前記開発環境、前記開発フェーズ及び前記設計情報に基づいて前記変更要素一覧表を作成し、
前記変更要素一覧表に、前記システム部品毎に、変更が必要と判断される前記パラメータ、前記変更パターン及び変更後の前記パラメータを表示し、
前記実行ボタンの押下に応答して、前記変更要素一覧表の内容に基づいて、選択された前記開発フェーズ及び前記開発環境に適用される前記システム構築情報を生成することを特徴とする請求項6に記載の開発支援システム。
【請求項8】
前記機能変更要否判断部は、
前記パラメータの前記変更要否を判断する際に、前記開発フェーズにおける前記パラメータの不足を判断し、
前記変更部は、
前記機能変更要否判断部にて前記パラメータの不足があると判断した場合、前記変更参照情報を参照して前記パラメータの不足を補完して前記パラメータを変更することを特徴とする請求項1に記載の開発支援システム。
【請求項9】
前記変更部は、
前記パラメータの変更に必要な情報を前記変更参照情報から抽出できるかどうかを判断し、
前記変更参照情報に前記パラメータを変更するための情報が不足している場合、ユーザに追加情報を提供するよう要求して前記パラメータを変更することを特徴とする請求項1に記載の開発支援システム。
【請求項10】
複数の開発フェーズに分かれる開発工程を有するシステムの開発を支援する開発支援方法であって、
重要度判断部により、指定された前記開発フェーズに対して、前記システムを構築する開発環境におけるリソースを生成するためのパラメータの重要度を判断する重要度判断ステップと、
機能変更要否判断部により、前記重要度に基づいて前記開発フェーズにおける前記パラメータの変更要否を判断する機能変更要否判断ステップと、
変更部により、前記機能変更要否判断部にて前記パラメータの変更が必要と判断した場合、設計情報又は実機実行結果履歴を含む変更参照情報を参照して前記パラメータを変更する変更ステップと、
を有することを特徴とする開発支援方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、開発支援システム及び開発支援方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、自前でのサーバの準備及び運用管理が必要なオンプレミスのアプリケーションシステム構築や、クラウド上でインフラを生成した上でのアプリケーションシステム構築に代わって、インフラリソースの管理が不要なクラウドコンピューティングのサービス(AWS Lambda、Azure Functionsなど)を用いてアプリケーションを構築して利用するケースが増加している。
【0003】
クラウドコンピューティングサービスの利用には、高いスケーラビリティの容易な実現、必要なリソースをオンデマンドで稼働させることによる運用コストの低減、高いセキュリティレベルの維持などのメリットがある。
【0004】
クラウドコンピューティングをはじめとするクラウドサービスのリソースを効率的に構築、変更及び削除するために、AWS CloudFormationのようなクラウドリソース管理及び作成サービスが用意されている。クラウドリソース管理及び作成サービスは、クラウドサービスリソース指定と指定したリソースに対応するコンフィグレーションなどのリソース設定情報を読み込み、クラウドリソースを自動構築する。
【0005】
一方で、システム設計及び開発が大規模化で複雑な場合は、クラウドリソースを構築するためのリソース設定情報の複雑さが増している。一つの要因としては、システム設計及び開発の際に、システムを構築するリソース設定情報の各パラメータを段階的に決定していくために、設計及び開発プロセスが進むにつれて適切なリソース設定情報を与えてリソースを再生成または設定更新する点が複雑である。
【0006】
このとき、開発工程において各フェーズ間の依存関係と各パラメータの違いを把握した上で、正確にリソース設定情報を与える必要がある。
【0007】
特許文献1では、過去のシステム構成情報とその構成情報の適用時期とを関連付けて記録し、それらの情報をもとに次の適用時期の構成情報を迅速に生成する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
WO2018-174163号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
特許文献1では、蓄積した過去設定値から設定項目の各パラメータの最適な設定値を生成している。しかしながら、設計および開発プロセスの各段階において、設定項目のパラメータ重要度は変化する可能性がある。
【0010】
特許文献1には、現在のフェーズでの設定項目のパラメータの重要度を判断した上で最適な設定値を生成する方法については言及されていない。
(【0011】以降は省略されています)

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