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公開番号
2025095213
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211072
出願日
2023-12-14
発明の名称
支援装置、支援方法、及び支援プログラム
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
G06Q
10/00 20230101AFI20250619BHJP(計算;計数)
要約
【課題】作業者が休憩を取得する必要があるか否かを適切に判定する。
【解決手段】支援装置は、作業者の生体データを取得し、取得した生体データに基づき前記作業者のプレッシャーを表す指標の値を取得する取得部と、指標の値の変化量に基づいて、作業者に休憩が必要か否かを判定する判定部と、判定の結果を出力する出力部と、を備える。判定部は、指標の値の変化量に基づいて、作業者のプレッシャーが増加傾向である場合に、作業者に休憩が必要であると判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
プロセッサ及びメモリを有し、
作業者の生体データを取得し、取得した前記生体データに基づき前記作業者のプレッシャーを表す指標の値を取得する取得部と、
前記指標の値の変化量に基づいて、前記作業者に休憩が必要か否かを判定する判定部と、
前記判定の結果を出力する出力部と、
を備える支援装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記判定部は、前記指標の値の変化量に基づいて、前記作業者のプレッシャーが増加傾向である場合に、前記作業者に休憩が必要であると判定する、
請求項1に記載の支援装置。
【請求項3】
前記判定部は、基準となる前記指標の値と現在の前記指標の値との差分、又は、前記指標の所定時間当たりの値の変化量を前記指標の値の変化量とし、前記指標の値の変化量に基づいて、前記作業者に休憩が必要か否かを判定する、
請求項1に記載の支援装置。
【請求項4】
前記判定部は、前記差分及び前記所定時間当たりの変化量を標準化し、標準化した前記差分又は標準化した前記所定時間当たりの変化量のうち値が大きい方を前記指標の値の変化量とし、前記指標の値の変化量に基づいて、前記作業者に休憩が必要か否かを判定する、
請求項3に記載の支援装置。
【請求項5】
前記判定部は、前記指標の値の変化量が所定の閾値よりも大きい場合に、前記作業者に休憩が必要と判定し、前記指標の値の変化量が前記閾値以下である場合に、前記作業者に休憩が不要と判定する、
請求項4に記載の支援装置。
【請求項6】
前記基準となる前記指標の値は、前記作業者が作業中の場合には、作業前又は作業開始時の前記指標の値であり、前記作業者が休憩中の場合には、休憩前又は休憩開始時の前記指標の値である、
請求項3に記載の支援装置。
【請求項7】
前記判定部は、所定の頻度又は時間以上、所定の装置が所定の信号を取得している場合に、作業者が作業中であると判定する、
請求項6に記載の支援装置。
【請求項8】
前記出力部は、前記作業者が作業中のときに、前記作業者に休憩が必要と判定した場合には、前記作業者に係る情報処理装置に休憩を促す情報を出力し、前記作業者が休憩中のときに、前記作業者に休憩が不要と判定した場合には、前記作業者に係る情報処理装置に休憩の終了を促す情報を出力する、
請求項1に記載の支援装置。
【請求項9】
前記取得部は、前記作業者から計測した心拍に関する心拍情報に基づいて、前記指標の値を算出する、
請求項1に記載の支援装置。
【請求項10】
情報処理装置が、
作業者の生体データを取得し、取得した前記生体データに基づき前記作業者のプレッシャーを表す指標の値を取得する取得処理と、
前記指標の値の変化量に基づいて、前記作業者に休憩が必要か否かを判定する判定処理と、
前記判定の結果を出力する出力処理とを実行する
支援方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、支援装置、支援方法、及び支援プログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、作業者がタスクを開始する前に、その作業者のタスクを処理する能力をパフォーマンスとして推定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-197097号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、作業者がタスクを開始する前に取得した心拍情報に基づいて、その作業者のパフォーマンスを推定しているため、作業中の作業者が休憩を取得する必要があるか否かを判定することはできない、という課題があった。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、作業者の適切な休憩取得を支援可能な支援装置、支援方法、及び支援プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための本発明の一つは、プロセッサ及びメモリを有し、作業者の生体データを取得し、取得した前記生体データに基づき前記作業者のプレッシャーを表す指標の値を取得する取得部と、前記指標の値の変化量に基づいて、前記作業者に休憩が必要か否かを判定する判定部と、前記判定の結果を出力する出力部と、を備える支援装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、作業者の適切な休憩取得を支援することができる。
上記した以外の構成及び効果等は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態における休憩取得支援装置の構成例を示す図である。
休憩取得支援装置が備えるハードウェアの一例を示す図である。
休憩取得支援装置で行われる処理の概要を説明する図である。
休憩取得支援装置で行われる休憩取得支援処理の詳細を説明する処理フロー図である。
心拍指標履歴テーブルの一例を示す図である。
休憩指示表示画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。以下の記載および図面は、本発明を説明するための例示であって、説明の明確化のため、適宜、省略および簡略化がなされている。本発明は、他の種々の形態でも実施する事が可能である。特に限定しない限り、各構成要素は単数でも複数でも構わない。
図面において示す各構成要素の位置、大きさ、形状、範囲などは、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、形状、範囲などを表していない場合がある。このため、本発明は、必ずしも、図面に開示された位置、大きさ、形状、範囲などに限定されない。
以下の説明では、「テーブル」、「リスト」、「キュー」等の表現にて各種情報を説明することがあるが、各種情報は、これら以外のデータ構造で表現されていてもよい。データ構造に依存しないことを示すために「XXテーブル」、「XXリスト」等を「XX情報」と呼ぶことがある。識別情報について説明する際に、「識別情報」、「識別子」、「名」、「ID」、「番号」等の表現を用いるが、これらについてはお互いに置換が可能である。
同一あるいは同様な機能を有する構成要素が複数ある場合には、同一の符号に異なる添字を付して説明する場合がある。ただし、これらの複数の構成要素を区別する必要がない場合には、添字を省略して説明する場合がある。
また、以下の説明では、プログラムを実行して行う処理を説明する場合があるが、プログラムは、プロセッサ(例えばCPU、GPU)によって実行されることで、定められた処理を、適宜に記憶資源(例えばメモリ)および/またはインターフェースデバイス(例えば通信ポート)等を用いながら行うため、処理の主体がプロセッサとされてもよい。同様に、プログラムを実行して行う処理の主体が、プロセッサを有するコントローラ、装置、システム、計算機、ノードであってもよい。プログラムを実行して行う処理の主体は、演算部であれば良く、特定の処理を行う専用回路(例えばFPGAやASIC)を含んでいてもよい。
プログラムは、プログラムソースから計算機のような装置にインストールされてもよい。プログラムソースは、例えば、プログラム配布サーバまたは計算機が読み取り可能な記憶メディアであってもよい。プログラムソースがプログラム配布サーバの場合、プログラム配布サーバはプロセッサと配布対象のプログラムを記憶する記憶資源を含み、プログラム配布サーバのプロセッサが配布対象のプログラムを他の計算機に配布してもよい。また、以下の説明において、2以上のプログラムが1つのプログラムとして実現されてもよいし、1つのプログラムが2以上のプログラムとして実現されてもよい。
【0010】
<装置構成>
図1は、本実施形態における休憩取得支援装置10の構成例を示す図である。休憩取得支援装置10(支援装置)は、所定の作業を行っている作業者に対し、適切なタイミングで休憩を促すことにより、作業者の休憩取得を支援する情報処理装置である。所定の作業は、例えば、パーソナルコンピュータ(以下、「作業者PC」と称する)を使用したデスクワーク等である。作業者PCは、作業者に係る情報処理装置に相当する。なお、本実施形態では、所定の作業がデスクワークである場合を例に説明するが、これに限らず、他の仕事(例えば、工場又は工事現場等の作業等)、又は学習等、人の活動に関するものであればよい。
(【0011】以降は省略されています)
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