TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025103530
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023220976
出願日2023-12-27
発明の名称コントローラー
出願人株式会社日立製作所
代理人弁理士法人信友国際特許事務所
主分類G06F 8/60 20180101AFI20250702BHJP(計算;計数)
要約【課題】ソフトウェアPLCでは、記述した制御ロジックをソフトウェアで実行するためのプログラム変換が必要であり、そのためにソフトウェアPLCごとに専用の開発環境が必要となる。開発環境はソフトウェアPLC製品ごとに異なるため環境構築の手間が発生してしまう。
【解決手段】本発明のコントローラーは、ソフトウェアPLC101を有するコントローラー100であって、ソフトウェアPLC101の制御対象に対して制御指令を送信する制御ソフトウェアを開発するための開発用ソフトウェア301と、この開発用ソフトウェア301を外部の開発用コンピュータ200へ配信するためのソフトウェア配信基盤302と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ソフトウェアPLCを有するコントローラーであって、
前記ソフトウェアPLCの制御対象に対して制御指令を送信する制御ソフトウェアを開発するための開発用ソフトウェアと、
前記開発用ソフトウェアを外部の開発用コンピュータへ配信するためのソフトウェア配信基盤と、
を備えることを特徴とするコントローラー。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記開発用コンピュータで開発された制御ソフトウェアを前記ソフトウェアPLCにダウンロードする際に所定の制御情報を保存し、その制御情報を用いたシミュレーションを行うことが可能なシミュレーション用ソフトウェアをさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載のコントローラー。
【請求項3】
前記開発用コンピュータで開発された制御ソフトウェアを前記ソフトウェアPLCにダウンロードするか否かを決定するポリシーを制定し、
前記ダウンロードの際に保存した所定の識別情報と前記ポリシーとに基づいてダウンロードの可否を判断する
ことを特徴とする請求項1に記載のコントローラー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コントローラーに関し、特に、システム開発を行うための開発環境を構築するコントローラーに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
システム開発を行うための開発環境に関する技術として、例えば、特許文献1に開示の技術がある。特許文献1には、「プロダクション・コンテナは、デバッグ・コンテナとして複製される。コンピュータ・ソフトウェアは、プロダクション・コンテナ内およびデバッグ・コンテナ内で実行される。コンピュータ・ソフトウェアを実行することは、プロダクション・コンテナ内で実行されているコンピュータ・ソフトウェアに送信された要求を、デバッグ・コンテナ内で実行されているコンピュータ・ソフトウェアに複製することを含む。プロダクション・コンテナ内で実行されているコンピュータ・ソフトウェアからの要求が、この要求に対する応答と一緒に格納される。デバッグ・コンテナ内で実行されているコンピュータ・ソフトウェアによって生成されたデバッグ情報が、格納される」と記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2019-519852号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、PLC(Programmable Logic Controller)の制御ロジックを記述する際には専用の言語を使用する。特に、ソフトウェアでPLCの機能を実現するソフトウェアPLCでは、記述した制御ロジックをソフトウェアで実行するためのプログラム変換が必要であり、そのためにソフトウェアPLCごとに専用の開発環境が必要となる。開発環境はソフトウェアPLC製品ごとに異なるため環境構築の手間が発生してしまう。
【0005】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、開発環境を構築(環境構築)の手間をかけることなく、ソフトウェアPLCの制御ロジックの記述を行うことを可能とするコントローラーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、「ソフトウェアPLCを有するコントローラーであって、ソフトウェアPLCの制御対象に対して制御指令を送信する制御ソフトウェアを開発するための開発用ソフトウェアと、開発用ソフトウェアを外部の開発用コンピュータへ配信するためのソフトウェア配信基盤と、を備えるコントローラー」を特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、開発環境を構築(環境構築)する手間をかけることなく、ソフトウェアPLCの制御対象に対して制御指令を送信する制御ソフトウェアの作成を行うことが可能となる。
【0008】
上記した以外の課題、構成、および、効果は、以下の発明を実施するための形態(以下、実施形態と記述する)の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ソフトウェアPLCを有するコントローラーの基本構成の一例を模式的に示すブロック図である。
現在のソフトウェアPLCの開発環境の一例を模式的に示すブロック図である。
本発明の実施形態に係るコントローラーにおけるソフトウェアPLCの開発環境を模式的に示すブロック図である。
本発明の実施例1に係るコントローラーにおけるソフトウェアPLCの開発環境を模式的に示すブロック図である。
本発明の実施例2に係るコントローラーにおけるソフトウェアPLCの開発環境を模式的に示すブロック図である。
本発明の実施例3に係るコントローラーにおけるソフトウェアPLCの開発環境を模式的に示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態(実施形態)について、添付図面を参照して説明する。本明細書および図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。また、同一あるいは同様な機能を有する要素が複数ある場合には、同一の符号に異なる添字を付して説明する場合がある。ただし、複数の要素を区別する必要がない場合には、添字を省略して説明する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
対話装置
28日前
個人
情報処理装置
28日前
個人
情報処理システム
今日
個人
情報処理装置
24日前
個人
記入設定プラグイン
16日前
個人
検査システム
2日前
個人
プラグインホームページ
1か月前
株式会社サタケ
籾摺・調製設備
1日前
個人
不動産売買システム
8日前
キヤノン電子株式会社
携帯装置
1日前
個人
情報入力装置
28日前
個人
物価スライド機能付生命保険
28日前
個人
備蓄品の管理方法
今日
個人
マイホーム非電子入札システム
28日前
株式会社BONNOU
管理装置
21日前
サクサ株式会社
中継装置
1日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1日前
個人
決済手数料0%のクレジットカード
1か月前
サクサ株式会社
カードの制動構造
1か月前
ホシデン株式会社
タッチ入力装置
8日前
株式会社東芝
電子機器
9日前
株式会社ワコム
電子消去具
8日前
東洋電装株式会社
操作装置
1日前
東洋電装株式会社
操作装置
1日前
キヤノン電子株式会社
名刺管理システム
2日前
アスエネ株式会社
排水量管理方法
1日前
株式会社JVCケンウッド
管理装置
2日前
パテントフレア株式会社
交差型バーコード
1か月前
村田機械株式会社
割当補助システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1か月前
個人
パターン抽出方法及び通信多重化方法
7日前
株式会社ライト
情報処理装置
21日前
株式会社CBE-A
情報処理システム
7日前
大王製紙株式会社
RFIDタグ
7日前
Sansan株式会社
組織図生成装置
1か月前
続きを見る