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公開番号2025095506
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211548
出願日2023-12-14
発明の名称店舗販売促進装置、店舗販売システムおよび店舗販売促進方法
出願人株式会社日立製作所
代理人青稜弁理士法人
主分類G06Q 30/0251 20230101AFI20250619BHJP(計算;計数)
要約【課題】顧客の嗜好を考慮することを前提に店舗が選定する商品で販売を完結する動線を実現する店舗販売促進装置、店舗販売システム及び店舗販売促進方法を提供する。
【解決手段】方法は、在庫処分や新商品のプッシュなどの販売目的に応じて商品毎に優先度を設定して、顧客のユーザ端末と接続したら商品や顧客の購買履歴を管理しておき、来店中の顧客に対して嗜好のマッチする商品で構成される商品群を値引き価格で提示し、顧客の購入意思についてユーザ端末を通じて確認すると、あらかじめ用意した商品選定ルールに基づいて商品群からひとつの商品を販売商品として選定する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
操作及び表示機能を有する端末に接続され、店舗内に陳列される1または複数の商品を値引き販売する店舗販売促進装置であって、
前記各商品に対応付けて価格、販売目的に応じたフラグおよび販売の優先順位をデータとして記憶するとともに顧客を識別する顧客情報に対応付けて購買に関する行動履歴のデータを記憶する記憶部と、
前記端末を通して前記店舗内に来店した顧客を識別して前記記憶部に記憶されるデータから前記識別された顧客情報を取得する認証部と、
前記認証部で取得した顧客情報に対応付けて前記記憶部に記憶されたデータに基づいて1または複数の商品からなる商品群を構成する商品群構成部と、
前記商品群構成部により構成された商品群に対してあらかじめ決めた値引きルールで均一の値引き販売価格を設定する価格設定部と、
前記商品群構成部により構成された商品群と前記価格設定部で設定された値引き販売価格とに基づいて表示データを形成して前記認証部で認証された顧客の前記端末に出力する表示処理部と、
前記表示処理部による前記端末への出力後に前記端末の操作を受け付けてあらかじめ用意した商品選定ルールに基づいて前記商品群構成部で構成された商品群からひとつの商品を販売商品として選定する選定部と、
を備えたことを特徴とする店舗販売促進装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の店舗販売促進装置において、さらに前記選定部で選定された販売商品に対して決済を実行する決済処理部を有することを特徴とする店舗販売促進装置。
【請求項3】
請求項1に記載の店舗販売促進装置において、前記記憶部はさらに前記顧客情報に対応付けて過去の購買履歴をデータとして記憶することを特徴とする店舗販売促進装置。
【請求項4】
請求項1に記載の店舗販売促進装置において、さらに、前記店舗内に顧客の位置を検知するための光学センサおよび商品の重量変化を検知するための重量センサが設置され、前記光学センサおよび前記重量センサの検知に基づいて前記記憶部に記憶される顧客情報に対応付けて商品取り出しおよび戻しを購買行動として判断する行動判定部を有することを特徴とする店舗販売促進装置。
【請求項5】
請求項4に記載の店舗販売促進装置において、前記行動判定部は前記光学センサの検知に基づいて前記記憶部に記憶される顧客情報に対応する顧客の入店および退店の状態を判定し、前記記憶部は前記記憶部に記憶される顧客情報に対応させて前記行動判定部で判定された状態をデータとして記憶することを特徴とする店舗販売促進装置。
【請求項6】
請求項5に記載の店舗販売促進装置において、さらに、前記行動判定部は前記記憶部に記憶する顧客情報に対応する顧客が入店した状態で前記購買行動を判断することを特徴とする店舗販売促進装置。
【請求項7】
請求項5に記載の店舗販売促進装置において、前記商品群構成部は前記行動判定部で判定された来店中の他の顧客の購買行動を加味して商品群を構成することを特徴とする店舗販売促進装置。
【請求項8】
請求項1に記載の店舗販売促進装置において、前記記憶部に記憶されるデータには前記各商品の仕入れ日が含まれることを特徴とする店舗販売促進装置。
【請求項9】
請求項1に記載の店舗販売促進装置において、前記記憶部に記憶されるデータには前記各商品の賞味期間が含まれることを特徴とする店舗販売促進装置。
【請求項10】
請求項1に記載の店舗販売促進装置において、前記商品選定ルールは乱数によってひとつの商品を選定するルールであることを特徴とする店舗販売促進装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は店舗販売促進装置、店舗販売システムおよび店舗販売促進方法に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
店舗やネット販売においては、一般的に、期間限定の値引きキャンペーンを実施して商品の販売を促進する手法が採用されている。このような販売手法は、限定期間中に店舗やネット販売サイトに訪問した顧客に対して購買意欲を高めることができる。
【0003】
商品の値引きを採用した販売手法については、顧客が過去に購入した商品やサービスを値引きで再購入できるようにした購買支援が提案されている(特許文献1)。また、購入履歴のほかに店舗が優先して販売したい商品の優先順位を考慮して顧客に商品をレコメンドする提案もなされている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
2001-256396号公報
2022-168230号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した特許文献1および2の場合には、最終的に購入する商品を選定する操作は顧客自身により行われることから、商品を推奨するだけでは店舗側が望む商品で販売が完結しない場合がある。すなわち、店舗が推奨する値引き商品であっても顧客が必ずしも最終的に選択するとは限らず、商品の推奨から販売を完結するまでの動線が途中で途切れてしまうことが往々にして起こる。その結果、特定の商品が在庫として長期にわたって残る場合や消費期限が差し迫っている商品が残る場合がある。
【0006】
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、顧客の嗜好を考慮することを前提に店舗が選定する商品で販売を完結する導線を実現することが可能な店舗販売促進装置、店舗販売システムおよび店舗販売促進方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、上記目的を達成するため、本発明の一実施態様は、操作及び表示機能を有する端末に接続され、店舗内に陳列される1または複数の商品を値引き販売する店舗販売促進装置であって、前記各商品に対応付けて価格、販売目的に応じたフラグおよび販売の優先順位をデータとして記憶するとともに顧客を識別する顧客情報に対応付けて購買に関する行動履歴のデータを記憶する記憶部と、前記端末を通して前記店舗内に来店した顧客を識別して前記記憶部に記憶されるデータから前記識別された顧客情報を取得する認証部と、前記認証部で取得した顧客情報に対応付けて前記記憶部に記憶されたデータに基づいて1または複数の商品からなる商品群を構成する商品群構成部と、前記商品群構成部により構成された商品群に対してあらかじめ決めた値引きルールで均一の値引き販売価格を設定する価格設定部と、前記商品群構成部により構成された商品群と前記価格設定部で設定された値引き販売価格とに基づいて表示データを形成して前記認証部で認証された顧客の前記端末に出力する表示処理部と、前記表示処理部による前記端末への出力後に前記端末の操作を受け付けてあらかじめ用意した商品選定ルールに基づいて前記商品群構成部で構成された商品群からひとつの商品を販売商品として選定する選定部と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
また、本発明の他の実施態様は、店舗に陳列される商品を販売する店舗販売システムであって、前記店舗に設置され、表示および入力操作を受け付ける入出力装置と、前記店舗に陳列される商品を値引き販売する店舗販売促進装置と、を備え、前記店舗販売促進装置は、前記店舗に陳列される商品に対応付けて価格、販売目的に応じたフラグおよび販売の優先順位をデータとして記憶するとともに顧客を識別する顧客情報に対応付けて購買に関する行動履歴のデータを記憶する記憶部と、前記入出力装置を通して前記店舗内に来店した顧客を識別して前記記憶部に記憶されるデータから前記識別された顧客情報を取得する認証部と、前記認証部で取得した顧客情報に対応付けて前記記憶部に記憶されたデータに基づいて1または複数の商品からなる商品群を構成する商品群構成部と、前記商品群構成部により構成された商品群に対してあらかじめ決めた値引きルールで均一の値引き販売価格を設定する価格設定部と、前記商品群構成部により構成された商品群と前記価格設定部で設定された値引き販売価格とに基づいて表示データを形成して前記入出力装置に出力する表示処理部と、前記表示処理部による前記入出力装置への出力後に前記入出力装置の操作を受け付けてあらかじめ用意した商品選定ルールに基づいて前記商品群構成部で構成された商品群からひとつの商品を販売商品として選定する選定部と、前記認証部で取得された顧客情報に対応付けて前記選定部で選定した販売商品の決済手続きを実行する決済処理部と、を有することを特徴とする。
【0009】
また、本発明の他の実施態様は、操作及び表示機能を有する端末に接続され、店舗内に陳列される1または複数の商品を値引き販売する装置の店舗販売促進方法であって、前記装置は、前記各商品に対応付けて価格、販売目的に応じたフラグおよび販売の優先順位をデータとして記憶するとともに顧客を識別する顧客情報に対応付けて購買に関する行動履歴のデータを記憶するメモリを有し、前記端末を通して前記店舗内に来店した顧客を識別して前記メモリに記憶されるデータから前記識別された顧客情報を取得する第1ステップと、前記第1ステップで取得した顧客情報に対応付けて前記メモリに記憶されたデータに基づいて1または複数の商品からなる商品群を構成する第2ステップと、前記第2ステップにより構成された商品群に対してあらかじめ決めた値引きルールで均一の値引き販売価格を設定する第3ステップと、前記第2ステップにより構成された商品群と前記第3ステップで設定された値引き販売価格とに基づいて表示データを形成して前記第1ステップで認証された顧客の前記端末に出力する第4ステップと、前記第4ステップによる前記端末への出力後に前記端末の操作を受け付けてあらかじめ用意した商品選定ルールに基づいて前記第2ステップで構成された商品群からひとつの商品を販売商品として選定する第5ステップと、を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、顧客の嗜好を考慮することを前提に店舗が選定する商品で販売を完結する導線を実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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