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公開番号
2025112199
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-31
出願番号
2024006358
出願日
2024-01-18
発明の名称
現新比較テスト支援システム
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人信友国際特許事務所
主分類
G06F
11/36 20060101AFI20250724BHJP(計算;計数)
要約
【課題】現新比較テスト支援システムとして、ログが出力されないシステムであっても、容易に現新比較テストが行えるようにする。
【解決手段】現行データが格納された現行データベースを備える現行システムと、新規データが格納された新規データベースを備える新規システムとに対して、現新比較テスト支援部がユーザにより入力した打鍵テストの情報の現新一致を確認する。ここで、現行データベース及び新規データベースは、動的パフォーマンス情報を格納するものであり、打鍵テストの実行により、現行データベース及び新規データベースをSQL文で更新されたテーブルを、動的パフォーマンス情報から特定するデータ分析部を備える、そして、現新比較テスト支援部は、データ分析部で特定された更新テーブルを、現行システムと新規システムとで比較する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
現行データが格納された現行データベースを備える現行システムと、新規データが格納された新規データベースを備える新規システムとに対して、通信可能に接続され、現新での一致を確認する現新比較テスト支援システムであり、
前記現行データベース及び前記新規データベースは、動的パフォーマンス情報を格納し、
前記現行システムと前記新規システムに対してユーザが入力した打鍵テストの情報の現新一致を確認する現新比較テスト支援部と、
前記打鍵テストの実行時に、前記現行データベース及び前記新規データベースを管理するソフトウェアを操作又は制御する言語であるSQL文で更新されたテーブルを、前記動的パフォーマンス情報から特定するデータ分析部と、を備え、
前記現新比較テスト支援部は、前記データ分析部で特定された更新テーブルを、前記現行システムと前記新規システムとで比較する
現新比較テスト支援システム。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記現新比較テスト支援部は、前記現行システムと前記新規システムとで比較して一致していない場合は、その不一致箇所において前記現行システムが前記新規システムで改修されていると判定する
請求項1に記載の現新比較テスト支援システム。
【請求項3】
前記動的パフォーマンス情報は、前記SQL文が含まれるメタデータであり、
前記データ分析部は、前記SQL文のテスト打鍵の開始時刻及び終了時刻で情報を絞り込み、テスト打鍵中に更新されたテーブルの情報を取得する
請求項1に記載の現新比較テスト支援システム。
【請求項4】
さらに、前記現新比較テスト支援部は、前記データ分析部で取得した更新されたテーブルのみに絞ってデータを受信して判定を実行する
請求項3に記載の現新比較テスト支援システム。
【請求項5】
前記SQL文から更新テーブル名を抽出し、前記SQL文の中に更新操作が含まれているものを抽出対象として、更新操作の後続に記述されている更新テーブル名を抽出する
請求項4に記載の現新比較テスト支援システム。
【請求項6】
前記データ分析部は、1つのトランザクションで実行されるテーブルのまとまりを判定するセッションID判定部を有する
請求項1に記載の現新比較テスト支援システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、現新比較テスト支援システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
既存の情報システム(既存システム)から新規の情報システム(新規システム)へのアプリケーションプログラムを移行する際には、既存システムから新規システムへの移行が正しくできているかを確認する必要がある。このため、既存システムと新規システムの双方でテストを打鍵し、結果のデータ比較を行って不一致箇所を特定するようにしている。このテストは、現新比較テストと称される。
【0003】
現新比較テストの際には、テスト対象のデータ量が大きいことや、ネットワーク回線が遅いなどの課題から、すべてのデータの不一致を確認するのではなく、既存システムのうち、運用上で更新が生じたテーブルを特定して、それらを現新比較用の端末に移送させ、不一致箇所を調査することが望ましい。
【0004】
特許文献1には、新旧システムの入出力ログを用いてアプリケーションが改修されている部分を解析対象から除外し、現行情報システムの入出力データを記録した現行入出力ログと、新情報システムの入出力データを記録した新入出力ログとを比較して不一致箇所を特定する技術が記載されている。特許文献1に記載された技術によると、新旧システム間の相違原因が分析し易くなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-20299号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、現行のシステムにおいては、現行ログが出力される仕組みがないシステムも多くある。現行ログが出力されないシステムの場合には、特許文献1に記載されたようなログの解析に基づいて現新比較テストを行うことは困難である。
【0007】
現行ログが出力されないシステムの場合には、どの部分が更新された箇所であるかを特定するための新たな仕掛けが必要である。また、更新テーブルを特定する際には、詳細設計書やCRUD図などから特定することも考えられる。CRUD図は、データを操作する際の操作種別である、Create(作成)、Read(参照)、Update(更新)、およびDelete(削除)を示す図である。
しかしながら、詳細設計書やCRUD図などから特定するためには、システムに実装されたプログラムの調査が必要となるため現実的ではない。したがって、入出力ログがない状態で、更新テーブルを特定するための方法の開発が望まれていた。
【0008】
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、ログが出力されないシステムであっても、容易に現新比較テストを行うことが可能な比較テスト支援システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、例えば請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、現新比較テスト支援システムとして、現行データが格納された現行データベースを備える現行システムと、新規データが格納された新規データベースを備える新規システムとに対して、通信可能に接続され、現新での一致を確認するものであり、現行データベース及び新規データベースは、動的パフォーマンス情報を格納するものであり、現行システムと新規システムに対してユーザが入力した打鍵テストの情報の現新一致を確認する現新比較テスト支援部と、打鍵テストの実行により、現行データベース及び新規データベースを管理するソフトウェアを操作又は制御する言語であるSQL文で更新されたテーブルを、動的パフォーマンス情報から特定するデータ分析部と、を備え、現新比較テスト支援部は、データ分析部で特定された更新テーブルを、現行システムと新規システムとで比較する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、現行情報システムの動的パフォーマンス状況を解析することで更新テーブルを特定することができ、比較するデータ量を最小限にすることができる。これにより、現行ログが出力される仕組みがないシステムについても現新比較テストによる比較を支援できるようになる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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