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公開番号
2025083486
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2025039951,2023074281
出願日
2025-03-13,2014-10-09
発明の名称
圧縮可能なモータ、埋め込み式構成体、および血液ポンプ
出願人
エーツェーペー エントヴィッケルングゲゼルシャフト エムベーハー
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
H02K
3/04 20060101AFI20250523BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】幅の狭い導管を通して輸送され得るモータを提供する。
【解決手段】モータは、ステータ2と軸線方向4の周りに駆動され得るロータ1とを有し、ステータ2およびロータ1のうちの少なくとも1つ、とりわけステータ2は、電流を供給され得る巻線構成体を有しており、半径方向に圧縮可能および拡張可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電流が供給され得る中空円筒形状の巻線構成体を有し、軸線方向を取り囲んで配置されたステータであって、前記巻線構成体が複数のサブ巻線で構成され、前記複数のサブ巻線は、それぞれがリードの複数の巻線で構成され、それぞれが電圧供給および電流供給のための2つの電気端子を有している、ステータと、
ロータであって、半径方向において前記ステータの前記中空円筒形状の内側に配置されて、前記巻線構成体に電流を供給することにより生じる回転磁界により前記軸線方向の周りに駆動され得るロータと、を有し、
前記ステータは、半径方向に圧縮可能および拡張可能であり、
前記サブ巻線は、板葺き屋根の板のような様式で互いに滑動可能である、
ことを特徴とするモータ。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のモータであって、少なくとも1つのサブ巻線は可逆的に変形可能であることを特徴とするモータ。
【請求項3】
請求項1または2に記載のモータであって、前記巻線構成体は、前記複数のサブ巻線がお互いに周方向に滑動して、隣接する前記サブ巻線同士の重なりの量が変ることにより、半径方向に圧縮可能および拡張可能であることを特徴とするモータ。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載のモータであって、前記ロータは半径方向に圧縮可能および拡張可能であることを特徴とするモータ。
【請求項5】
電流が供給され得る中空円筒形状の巻線構成体を有し、軸線方向を取り囲んで配置されたステータであって、前記巻線構成体が複数のサブ巻線で構成され、前記複数のサブ巻線は、それぞれがリードの複数の巻線で構成され、それぞれが電圧供給および電流供給のための2つの電気端子を有している、ステータと、
ロータであって、半径方向において前記ステータの前記中空円筒形状の内側に配置されて、前記巻線構成体に電流を供給することにより生じる回転磁界により前記軸線方向の周りに駆動され得るロータと、を有し、
前記ロータは、半径方向に圧縮可能および拡張可能であり、
前記ロータは、少なくとも2つの磁石部品を有し、前記少なくとも2つの磁石部品は前記軸線方向に対して傾斜した表面でお互いに接合しており、前記少なくとも2つの磁石部品は、前記ロータを圧縮するために、可逆的に相対的に前記傾斜した表面に沿って前記軸線方向において移動可能であることを特徴とするモータ。
【請求項6】
請求項5に記載のモータであって、前記ステータは半径方向に圧縮可能および拡張可能であることを特徴とするモータ。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか1項に記載のモータであって、前記ロータはポンプロータに、前記ロータと前記ポンプロータが同じ前記軸線方向の周りを一緒に回転するように接続されることを特徴とするモータ。
【請求項8】
請求項7に記載のモータであって、前記ポンプロータは、前記ポンプロータが圧縮されると、前記ロータの前記軸線周りに折り畳まれるブレードを含むことを特徴とするモータ。
【請求項9】
請求項7または8に記載のモータであって、前記ポンプロータは、弾性を有する超弾性プラスチック材料から形成されることを特徴とするモータ。
【請求項10】
請求項7から9のいずれか1項に記載のモータであって、前記ポンプロータは、前記ステータが圧縮されるとつぶれるように構成されることを特徴とするモータ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、機械学および電気工学の分野に関し、とりわけ有利には、マイクロメカニクスの分野で使用され得る。なかでも、医用工学における用途が、とりわけ有利である。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
導管システムの中へ、または、アクセスするのがとりわけ困難な場所に、アッセンブリを導入するときには、患者の身体の中へアッセンブリを埋め込むときと同様に、問題が起こることが多い。これは、このタイプのアッセンブリが、可能な限り幅の狭い貫通開口部または導管を通してそれらの目標位置まで持っていかれなければならないが、目標位置に到着すると、とりわけ最大寸法によって最大限の効果を提供するべきであるということに起因するものである。
【0003】
医用工学において、この目的のために、対応するアッセンブリが、患者の身体の中へ目標場所まで導入される前に圧縮され、圧縮された状態で挿入され、次いで拡張させられるという手法を採用することが知られている。これは、拡張可能な心臓支援カテーテルポンプの場合で以前からすでに適用されており、また、埋め込み可能なステントの場合でも適用されている。非医療分野では、例として、検査クレードルが、チューブを通して送られ得、それらがより大きい空洞部に到達すると、同様に拡張させられ得、または、適切なツールもしくはセンサーを配備するために使用され得る。
【0004】
医療分野では、これまで、駆動可能な拡張可能なアッセンブリは、埋め込まれるときに、可撓性のシャフトを用いて、身体の外側のモータによって駆動された。心臓支援血液ポンプの場合では、たとえば、ポンプロータは、可撓性のシャフトを用いて、ポートによって身体の外側のモータに接続されており、可撓性のシャフトは、血管の中の中空のカテーテルを通って延在する。たとえば可撓性のシャフトの形態のこのタイプの移送システムに対して非常に高度な要求が出されることがある。その理由は、これらの高い回転速度が、比較的に長い期間にわたって、著しい摩耗なく、通常は最適ではない潤滑条件の下で伝達されなければならないからである。したがって、このタイプの移送システムなしで済ますことができると有利であろう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国特許出願公開第2013/138205号明細書
米国特許第6018208号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
したがって、先行技術の背景に対して、本発明の目的は、モータが幅の狭い導管を通して輸送され得るように、モータを設計することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
その目的は、請求項1による本発明の特徴によって実現される。請求項1は、本発明によるモータに関し、請求項1に従属する請求項2から18は、本発明の有利な実施形態を指定している。請求項19は、埋め込み式構成体に関し、請求項20から24は、本発明によるポンプに関する。
【0008】
本発明によるモータは、ステータと軸線方向の周りに駆動され得るロータとを有しており、目的を実現するために、これらのうちの少なくとも1つ、とりわけステータは、電流を供給され得る巻線構成体を有しており、半径方向に圧縮可能および拡張可能である。
【0009】
本発明の範囲内で「半径方向の圧縮性」の用語は、問題の部品の直径がモータの回転の軸線に関して少なくとも部分的に縮小され得るということを意味するように理解されるべきである。これは、均一な直径縮小のすべての可能性を含むことが可能であり、その場合において、その他の点では形状において変化することなく、単に、円筒形状の本体部の直径が変化する。しかし、また、半径方向の圧縮性は、単に1つの軸線におけるステータおよび/またはロータの直径縮小を意味するように理解され得、それは、たとえば、部品を平坦に押圧することによって、または、部品(ステータおよび/またはロータ)が異なる円形ディスクから構成されている場合には、回転の軸線に対して円形ディスクを傾けることによって、発生させられる。特定の場合では、直径は、回転の軸線に対して垂直な第1の方向に縮小されるが、直径は、第1の方向に対して垂直な方向に一定のままである。
【0010】
電流を供給され得る巻線構成体を有するこのタイプの圧縮可能なステータは、先行技術では知られていない。本発明によれば、とりわけ、巻線構成体自体が、半径方向に圧縮可能であり得る。このタイプの巻線構成体は、導管の中へ導入される前に圧縮され得、それによって、とりわけ、ステータがモータの外径を決定するときには、モータの全体的な直径が縮小される。例として、ステータは、動作状態において、ロータを同軸に取り囲むことが可能である。この場合では、ステータの半径方向の圧縮は、モータの半径方向の圧縮と同等である。また、ステータは、ハウジングによって取り囲まれることも可能であり、たとえば、ハウジングは、弾性であることが可能であり、次いで、ステータとともに圧縮可能および拡張可能である。例として、ハウジングは、弾性フィルムから実質的に構成され得、弾性フィルムは、ステータの上に引き伸ばされる。しかし、モータがハウジングを有していないということも可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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