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公開番号2025083348
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2025020062,2022578925
出願日2025-02-10,2020-09-02
発明の名称エクスタッキングアーキテクチャ用の電極出力構造
出願人長江存儲科技有限責任公司,Yangtze Memory Technologies Co.,Ltd.
代理人個人,個人,個人
主分類H10B 43/50 20230101AFI20250523BHJP()
要約【課題】半導体デバイスを製作する方法を提供する。
【解決手段】本方法は、第1のダイと第2のダイとを向かい合わせに接合するステップを含むことができ、第1のダイが、基板、基板と半導体層との間に絶縁層を備える半導体層にわたって、第1のダイの表面側に形成されるトランジスタ、および絶縁層を通して延在する第1のダイの表面側の第1のコンタクト構造を含む。本方法はまた、第1のダイの裏面側から第1のコンタクト構造を露出させるステップと、第1のダイの裏面側から半導体層を露出させるように、絶縁層においてコンタクトホールを形成するステップと、第1のダイの裏面側にて第1のコンタクト構造に接続される第1の電極出力構造およびコンタクトホール上で導電的に半導体層に接続される第2の電極出力構造を形成するステップとを含むことができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
半導体デバイスを製作する方法であって、
第1のダイと第2のダイとを向かい合わせに接合するステップであって、前記第1のダイが、第1の基板と、前記第1の基板の表面側の絶縁層と、前記絶縁層の第1の部分を通して延在する前記第1のダイの表面側の第1のコンタクト構造と、前記絶縁層の第2の部分の表面側の半導体層とを含む、ステップと、
前記第1のダイの裏面側から前記第1の基板を取り除くことによって、前記第1のダイの前記裏面側から前記第1のコンタクト構造を露出させるステップと、
前記第1のダイの前記裏面側から、前記絶縁層の前記第2の部分においてコンタクトホールを形成するステップであって、前記コンタクトホールが前記半導体層を露出させる、ステップと、
前記第1のダイの前記裏面側に、導電的に前記第1のコンタクト構造に接続される第1の電極出力構造と、前記コンタクトホールで導電的に前記半導体層に接続される第2の電極出力構造とを形成するステップと
を含む、半導体デバイスを製作する方法。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1の電極出力構造と前記第2の電極出力構造とを形成するステップが、
前記第1のダイの前記裏面側から、前記第1のコンタクト構造および前記半導体層にわたって第1の導電層を形成するステップであって、前記第1の導電層が前記コンタクトホールを充填する、ステップと、
前記第1のダイの前記裏面側から、前記導電層をパターン形成して、導電的に前記第1のコンタクト構造に接続される前記第1の電極出力構造と、導電的に前記半導体層に接続される前記第2の電極出力構造とを形成するステップと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1の電極出力構造と前記第2の電極出力構造とを形成するステップが、
前記絶縁層の裏面側に第2の導電層を形成するステップであって、前記第2の導電層が、前記第1の導電層と前記第1のコンタクト構造とをつなぎ合わせ、前記第1の導電層と前記半導体層とをつなぎ合わせる、ステップと、
前記第1の導電層と同じフォトマスクを使用して前記第2の導電層をパターン形成するステップと
をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1の導電層が、第1の金属材料で作られ、
前記第2の導電層が、第2の金属材料で作られる、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第1の導電層が少なくともアルミニウムを含み、
前記第2の導電層が少なくともチタンを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記第1のダイの前記裏面側から、前記第1のコンタクト構造を露出させるステップが、
前記第1の基板を取り除いた後、エッチング停止層を取り除くステップであって、前記エッチング停止層が前記第1の基板と前記絶縁層との間に挟まれた、ステップと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記第1のダイが、前記半導体層の表面側に形成されたメモリセルをさらに含み、
前記第2のダイが、第2の基板の表面側に前記メモリセルのための周辺回路を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記第1のダイと前記第2のダイとを向かい合わせに接合するステップが、
前記第1のダイにおける前記第1のコンタクト構造に接続された第1の接合構造を、前記第2のダイにおける前記周辺回路内の入力回路/出力回路に接続された第2の接合構造に接合するステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記第2の電極出力構造が、アレイコモンソースを前記メモリセルに与えるように構成される、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記第2のダイが、前記第2のダイの表面側に配置されたメモリセルを含み、
前記第1のダイが、前記メモリセルのための周辺回路をさらに含む、請求項1に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本出願によって、一般に半導体メモリデバイスに関する実施形態が説明される。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
より小さいメモリセルを必要とすることなく、より高いデータ記録密度を達成するために、3次元(3D)NANDフラッシュメモリ技術が開発されてきた。3D NANDメモリは通常、垂直メモリセル列を形成するアレイトランジスタ(array transistors)および周辺回路を形成する周辺トランジスタを含む。従来の3D NANDデバイスにおいて、アレイトランジスタおよび周辺トランジスタは、同じ基板上で加工される。しかし、エクスタッキング(Xtacking)アーキテクチャにおいては、アレイトランジスタを含むアレイ基板と周辺トランジスタを含む周辺基板が、トランジスタが2つの基板間に挟まれた状態で、接合界面を介して向かい合わせに積み重ねられる。したがって、エクスタッキングアーキテクチャによって、より高い記録密度、より簡単な工程フロー、およびより短いサイクル時間が達成され得る。
【0003】
エクスタッキングアーキテクチャはまた、アレイ基板または周辺基板のどちらかの裏面側に電極出力(パッドアウト)構造を含むことができる。したがって、外部回路は、電極出力構造を介して2つの基板の間に挟まれたトランジスタに制御信号を与えることができる。電極出力構造は、シリコン貫通コンタクト(TSC)構成において製造することができる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示の態様によって、エクスタッキングアーキテクチャによる半導体デバイス向けの電極出力構造およびその電極出力構造を形成する方法が提供される。
【0005】
第1の態様によって、電極出力構造を備える、エクスタッキングアーキテクチャによる半導体デバイスが開示される。半導体デバイスは、向かい合わせに接合された第1のダイと第2のダイとを含むことができる。第1のダイは、第1のダイの裏面側の絶縁層と、第1のダイの表面側から絶縁層の第1の部分を通して延在する第1のコンタクト構造と、絶縁層の第2の部分の表面側の半導体層と、半導体層の表面側に形成された第1のトランジスタとを含むことができる。
【0006】
実施形態によっては、第1のトランジスタは、第1のダイの表面側の半導体層にわたって形成されたメモリセルを含むことができる。メモリセルは、ワード線層と絶縁層との交互積層体、および、その積層体を通して延在する複数のチャネル構造を含むことができる。実施形態によっては、第1のダイはさらに、積層体の階段領域において形成された複数のコンタクト構造を含むことができ、その複数のコンタクト構造はワード線層に結合されている。階段領域は、積層体の境界上または中間にあってもよい。さらに、チャネル構造は、1つまたは複数の絶縁層によって囲まれたチャネル層を含むことができる。
【0007】
実施形態によっては、第2のダイは、基板、およびその基板の表面側に形成されたメモリセル用の周辺回路を含むことができる。
【0008】
半導体デバイスはまた、第1のダイの裏面側に配置された第1の電極出力構造を含むことができ、その第1の電極出力構造は、第1のコンタクト構造に電気的に結合される。半導体デバイスはさらに、第1のダイの裏面側に配置された第2の電極出力構造を含むことができ、この第2の電極出力構造は、コンタクトホールを介して半導体層に電気的に結合され、第2の電極出力構造は、コンタクトホールを充填する。
【0009】
第1の電極出力構造は、第1の導電層の第1の部分を含むことができ、第2の電極出力構造は、第1の導電層の第2の部分を含むことができる。第1の導電層の第1の部分は、第1の導電層の第2の部分から間隔をおいて配置することができる。第1の導電層は、第1の金属材料で作ることができる。実施形態によっては、第1の電極出力構造はさらに、第1のコンタクト構造と第1のパッド層との間に配置された第2の導電層の第1の部分を含むことができる。第2の電極出力構造はさらに、半導体層と第2のパッド層との間に配置された第2の導電層の第2の部分を含むことができる。第2の導電層の第1の部分は、第2の導電層の第2部分から間隔をおいて配置することができる。第2の導電層は、第2の金属材料で作ることができる。例においては、第1の金属材料はアルミニウムで作られ、第2の金属材料はチタンで作られる。
【0010】
実施形態によっては、第1の電極出力構造は、第1のコンタクト構造、第1のダイと第2のダイとの間の接合界面、および第2のダイにおける対応する第2のコンタクト構造を介して、周辺回路の入力回路/出力回路に結合することができる。周辺回路は、第1のダイにおける対応する第3のコンタクト構造、接合界面、および第2のダイにおける対応する第4のコンタクト構造を介して、メモリセルに結合することができる。第2の電極出力構造は、メモリセルにアレイコモンソースを与えるように構成することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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