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公開番号
2025083047
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2023196710
出願日
2023-11-20
発明の名称
二酸化炭素回収装置、及び二酸化炭素回収システム
出願人
株式会社レブセル
,
AC Biode株式会社
代理人
弁理士法人イノベンティア
主分類
B01D
53/18 20060101AFI20250523BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】薬剤をユーザが視認することにより、二酸化炭素の回収量をユーザに認識させることが可能な二酸化炭素回収装置、及び二酸化炭素回収システムを提供する。
【解決手段】二酸化炭素回収システム100は、二酸化炭素と化学反応することにより、当該二酸化炭素を吸収して色彩が変化する薬剤11と、薬剤11を収容するケース部12と、を備える。ケース部12は、薬剤11に空気を供給する給気口12aと、薬剤11を通過した空気を排出する排気口12bと、ケース部12のうちの給気口12a側の部分からケース部12の排気口12b側の部分にわたって形成された透明窓部12cと、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
二酸化炭素と化学反応することにより、当該二酸化炭素を吸収して色彩が変化する薬剤と、
前記薬剤を収容するケース部と、を備え、
前記ケース部は、
前記薬剤に空気を供給する給気口と、
前記薬剤を通過した空気を排出する排気口と、
前記ケース部のうちの前記給気口側の部分から前記ケース部の前記排気口側の部分にわたって形成された透明窓部と、を含む、二酸化炭素回収装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記ケース部は、移動する物に固定されており、
前記給気口は、前記排気口よりも前記移動する物の進行方向の位置に配置されている、請求項1に記載の二酸化炭素回収装置。
【請求項3】
前記移動する物は、移動する人に装着されるヘルメットであり、
前記ケース部は、前記ヘルメットの頂上又は頂上近傍に配置されている、請求項2に記載の二酸化炭素回収装置。
【請求項4】
前記給気口に空気を導入させるか、又は、前記排気口から前記ケース部内の空気を吸引するファンを、さらに備える、請求項1に記載の二酸化炭素回収装置。
【請求項5】
前記ケース部は、前記薬剤による二酸化炭素の反応量を示す表示部を含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の二酸化炭素回収装置。
【請求項6】
前記給気口は、前記ケース部の正面側の面である第1面の一部に配置されており、
前記ケース部は、前記薬剤を収容する薬剤収容室と、前記給気口から前記薬剤収容室に通気させる通気路と、を含み、
前記薬剤収容室は、前記通気路から空気を取り込む収容室給気口であって、前記薬剤収容室のうちの背面側の面に設けられた収容室給気口を含み、
前記排気口は、前記ケース部の側面で、かつ、前記薬剤収容室の側面である第2面の一部に配置されており、
前記透明窓部の一部は、前記第1面で、かつ、前記薬剤収容室の正面側の面に配置されている、請求項1~4のいずれか1項に記載の二酸化炭素回収装置。
【請求項7】
前記ケース部は、前記排気口から排出された空気を前記ケース部の背面の方向に導風するガイド部を含む、請求項6に記載の二酸化炭素回収装置。
【請求項8】
前記薬剤収容室は、円筒状を有し、
前記通気路は、前記薬剤収容室の内側面に沿って形成されている、請求項6に記載の二酸化炭素回収装置。
【請求項9】
請求項1に記載の二酸化炭素回収装置と、
情報端末と、
前記情報端末と通信を行うサーバ装置と、を備える二酸化炭素回収システムであって、
前記情報端末は、
前記二酸化炭素回収装置の識別情報と二酸化炭素の回収量とを取得し、
前記二酸化炭素の回収量に前記識別情報を対応付けて、前記二酸化炭素の回収量を前記サーバ装置に送信し、
前記サーバ装置は、前記二酸化炭素の回収量をデータベースに記憶する、二酸化炭素回収システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、二酸化炭素回収装置、及び二酸化炭素回収システムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、環境保護活動への取り組みが社会的に行われている。特に、地球温暖化の原因と考えられている二酸化炭素を回収する取り組みが、企業及び公的機関において行われている。
【0003】
例えば、特許文献1には、空気中の二酸化炭素を吸収する吸収部材と、情報端末と、サーバ装置とを含む、二酸化炭素回収量管理システムが開示されている。このシステムでは、情報端末により、吸収部材に設けられた情報格納部から読み取られた情報が、情報端末からサーバ装置に送信される。サーバ装置は、受信した情報に基づいて、データベースに二酸化炭素の回収量を記憶する。また、吸収部材は、二酸化炭素を吸収することにより、色彩が変化するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7189644号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1の吸収部材は、二酸化炭素を吸収することにより、色彩が変化するので、吸収部材を観察したユーザは、吸収部材が二酸化炭素を吸収したか否かを判断することができる。しかしながら、吸収部材の全体の色彩の変化の度合いを人が把握するのは難しく、吸収部材(薬剤)にどのぐらいの量の二酸化炭素が吸収されたかを人が推定するのは難しい。
【0006】
この開示は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、薬剤をユーザが視認することにより、二酸化炭素の回収量をユーザに認識させることが可能な二酸化炭素回収装置、及び二酸化炭素回収システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、以下に開示する、本開示の第1の態様に係る二酸化炭素回収装置は、二酸化炭素と化学反応することにより、当該二酸化炭素を吸収して色彩が変化する薬剤と、前記薬剤を収容するケース部と、を備え、前記ケース部は、前記薬剤に空気を供給する給気口と、前記薬剤を通過した空気を排出する排気口と、前記ケース部のうちの前記給気口と前記排気口との間の部分に形成された透明窓部と、を含み、前記透明窓部は、前記薬剤のうちの前記給気口側の部分から前記排気口側の部分にわたって設けられている。
【0008】
第2の態様に係る二酸化炭素回収システムは、第1の態様に係る二酸化炭素回収装置と、情報端末と、前記情報端末と通信を行うサーバ装置と、を備える二酸化炭素回収システムであって、前記情報端末は、前記二酸化炭素回収装置の識別情報と二酸化炭素の回収量とを取得し、前記二酸化炭素の回収量に前記識別情報を対応付けて、前記二酸化炭素の回収量を前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置は、前記二酸化炭素の回収量をデータベースに記憶する。
【発明の効果】
【0009】
上記の構成によれば、薬剤をユーザが視認することにより、二酸化炭素の回収量をユーザに認識させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、第1実施形態による二酸化炭素回収装置10がヘルメット20に取り付けられた状態を説明する図である。
図2は、二酸化炭素回収装置10の構成を示す側面図である。
図3は、二酸化炭素回収システム100の構成を示すブロック図である。
図4は、情報端末50の構成を示すブロック図である。
図5は、データベース42bに記憶されたデータの例を示す図(1)である。
図6は、データベース42bに記憶されたデータの例を示す図(2)である。
図7は、情報端末50のタッチパネル52に表示される画面例(1)を示す図である。
図8は、情報端末50のタッチパネル52に表示される画面例(2)を示す図である。
図9は、情報端末50のタッチパネル52に表示される画面例(3)を示す図である。
図10は、情報端末50のタッチパネル52に表示される画面例(4)を示す図である。
図11は、第2実施形態による二酸化炭素回収システム200の構成を説明するための図である。
図12は、第2実施形態による二酸化炭素回収装置210の構成を説明するための正面図である。
図13は、第2実施形態による二酸化炭素回収装置210の構成を説明するための背面図である。
図14は、第2実施形態の変形例による二酸化炭素回収システム300の構成を説明するための図である。
図15は、第2実施形態の変形例による二酸化炭素回収装置310の構成を説明するための背面図である。
図16は、第3実施形態による二酸化炭素回収システム300の構成を説明するための断面図である。
図17は、第3実施形態による二酸化炭素回収装置410の正面図である。
図18は、第3実施形態による二酸化炭素回収装置410の側面図である。
図19は、第3実施形態による二酸化炭素回収装置410の薬剤11の色彩の変化の例を説明するための図(1)である。
図20は、第3実施形態による二酸化炭素回収装置410の薬剤11の色彩の変化の例を説明するための図(2)である。
図21は、第3実施形態による二酸化炭素回収装置410の薬剤11の色彩の変化の例を説明するための図(3)である。
図22は、第3実施形態による二酸化炭素回収装置410の薬剤11の色彩の変化の例を説明するための図(4)である。
図23は、第3実施形態による二酸化炭素回収装置410の薬剤11の色彩の変化の例を説明するための図(5)である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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